こたつ日本製おすすめ|香川の家具工場が作る天板と選び方

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こたつを買うとき、天板の木目や大きさは念入りに見ると思います。
けれど、10年後に効いてくるのは、ヒーターのサイズのほうです。

ヒーターは消耗品で、いつか切れます。そのとき替えが手に入るかどうかは、寸法が汎用サイズかどうかで決まる。

この記事で紹介する日美は、公式にこう書いています。「こたつヒーターは、汎用サイズ29cm角の正方形型を採用しております」、だから「市販の同サイズのヒーターと交換が可能です」と。

本体が丈夫で、ヒーターが汎用サイズ。この2つがそろっていれば、こたつは長く使えます。香川県高松市で、木工から縫製まで自社のひとつの工場で作っている会社です。

【早見表】天板の大きさから、布団まで一度に決める

使う人数 天板の目安 こたつ布団
1〜2人 ▾ 幅80〜105cm 天板+100〜120cm
2〜4人 ▾ 幅120cm(いちばん選択肢が多い) 同上
4人以上 ▾ 幅150〜180cm 同上
椅子で使う(ハイタイプ) 脚が長いぶん高さを確認 天板+130〜150cm
覚えておくこと ヒーターが汎用サイズ(29cm角など)かどうかを、買う前に見てください

人数を押すと、その解説へ飛べます。

1. こたつは、3つが重なってできています

上から、天板・布団・本体

こたつは、ひとつの家具に見えて、3つが重なった状態です。下から順に見ていきます。

いちばん下が本体。脚が付いた骨組みで、ヒーターはここに組み込まれています。
その上にこたつ布団を敷く。
いちばん上に天板を載せます。

日美の説明では、「お布団は、天板の下に敷くだけでかまいません。天板の重みで安定しますので、特別な処置は必要ありません」天板は、布団を押さえる重しも兼ねているわけです。

こたつ本体をひっくり返してヒーターユニットが見えている様子を描いた水彩イラスト

だから、天板は毎年外します

天板はネジ1本で本体に留まっているだけです。日美の場合、中天板タイプなら「天板固定ボルト」、やぐらタイプなら幕板の「蝶ネジ」。どちらも工具なしか、あっても簡単に外れます。

布団を出すときは、これを外して天板と本体のあいだに挟む。春に布団をしまうときは、また外す。つまり天板は、シーズンごとに着け外しする部品です。

本体の形は2種類あります。
中天板タイプは、天板の下がボード状。幕板がないぶん、見た目がすっきりします。
やぐらタイプは、格子に組んだ骨組みに幕板が付きます。日美の言葉では「外からはヒーターの存在を全く感じさせません」。

ヒーターのサイズを、買う前に見てください

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。ヒーターは消耗品で、いつか切れます。そのとき替えが手に入るかどうかは、サイズ次第。

日美の公式より。
「こたつヒーターは、汎用サイズ29cm角の正方形型を採用しております。そのため寿命や故障等が発生した場合でも、お客様ご自身にて簡単に市販の同サイズのヒーターと交換が可能です」

汎用サイズなら、市販品で直せる。メーカーが独自の寸法を使っていると、そのメーカーに頼るしかない。10年後も直せるかどうかは、ここで分かれる。

豆知識:高級なこたつの産地は、香川県です

家具の産地というと、福岡の大川や広島の府中が知られています。けれど、こたつに限ると香川県の名前が挙がります。
理由は塗りです。香川は漆で知られた土地で、その職人たちがこたつの塗装を担ってきました。天板は、人が毎日肌を触れさせる面です。塗りの良し悪しが、そのまま手ざわりに出ます。
この記事で紹介する日美も、香川県高松市の会社です。

2. ヒーターは3種類。あとから変えられます

こたつのヒーターは、大きく3つに分かれます。どれが正解ということはなく、性格が違います。

石英管|いちばん多い標準型

市販のこたつに、いちばん多く付いているタイプです。遠赤外線でじんわり温まります。
ただし、スイッチを入れてから暖かくなるまでに少し時間がかかる。それと衝撃に弱く、割れることがあります。

ハロゲン|すぐ暖まる

スイッチを入れてすぐ暖かくなるのが、このタイプです。寿命も石英管より長いとされています。
そのぶん電気代はやや高めです。帰宅してすぐ入りたい人、短時間だけ使う人に向きます。

フラットカーボン|足が当たらない

薄く平たい形をしていて、本体にぴたりと収まります。出っ張りが少ないぶん、中で足を伸ばしたときにぶつかりません。

暖まり方のムラが少なく、電気代も抑えられるとされています。長い時間こたつにいる人には、これがいちばん合うかもしれません。

こたつ用ヒーターユニットとドライバーを並べた水彩イラスト

ここで大事なのは、どれを選んでも後戻りできるということです。寸法が合えば、あとから別のタイプに替えられます。日美のように29cm角の汎用サイズを使っていれば、市販品から選び直せます。

だからヒーターの種類で天板を諦めないでください。気に入った天板があるなら、まずそれを選ぶ。ヒーターは、使ってみて不満が出たときに考えれば足ります。

3. 日美|香川県高松市。木工から縫製まで、ひとつの工場で

大正12年から、讃岐で

日美株式会社は、香川県高松市の家具メーカーです。大正12年創業、昭和37年設立。

会社は自分たちのことを、こう書いています。
「香川県高松市にある家具工場・国産家具メーカーです」
「讃岐の地で讃岐の木を使い讃岐の職人達がものづくり」

そして、いちばん効いてくるのがこの一文です。
「木工、鉄工、縫製まで全てを自社の1つの工場で行っており」

天板を挽くのも、脚の金具を作るのも、こたつ布団を縫うのも、同じ工場だということ。だから天板と布団が最初から揃います。

こたつの天板の角と木口を寄りで見た水彩イラスト

1. Rasmo(ラスモ)|角のない、豆の形

四角ではなく、豆のような形をした天板。角がないので、小さな子どもがいる家でも角に当たりません。
クルミの突板。105cmと120cmがあります。丸みのある形は、部屋の中で角ばって見えないのも利点です。

この記事で紹介するなかでは、いちばん手が届く価格です。最初の一台に。

日美 Rasmo クルミ こたつテーブル(ビーンズ型)

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2. Lucius(ルシウス)|こぼしても、拭けばいい

天板がメラミン化粧板。熱・傷・汚れに強い面です。
こたつは、食卓になります。鍋を置き、みかんを剥き、飲み物をこぼす。無垢材だと気を遣う場面で、この天板は気楽です。

幅120cm。角は丸みを帯びた形。毎日使う道具として割り切るなら、ここが実用の入口です。

日美 Lucius こたつテーブル 幅120cm(メラミン化粧板)

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3. NOMBE(ノンベ)|無垢の天板

無垢材のこたつテーブル。突板や化粧板と違い、削れば表面を作り直せるのが無垢の強みです。
使っているうちに色が深くなります。10年20年と付き合う前提の一台。

価格はこの記事のなかでいちばん上です。ただ、こたつは冬のあいだ家族が集まる場所になります。そこに何を置くかという話でもあります。

日美 NOMBE 無垢こたつテーブル

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4. 天板で選ぶ|素材・形・大きさ

素材は、どこまで気を遣えるかで決める

天板の表面は、大きく3つです。優劣ではなく、どう使うかで変わります。

無垢材は、木そのもの。傷がついても削り直せますが、水滴や熱には気を遣います。
突板は、薄く削いだ天然木を貼ったもの。木目の見え方は無垢に近く、価格は抑えられます。
メラミン化粧板は、樹脂の面。熱にも傷にも汚れにも強い。気を遣わずに使えます。

鍋をする、子どもが宿題をする、来客がある。そういう使い方なら、気を遣わない面を選んだほうが、結局は長く気持ちよく使えます。

無垢材・突板・メラミン化粧板の3種類の天板を並べた水彩イラスト
同じ木の色に見えても、表面の作りが違います。

大きさは、幅120cmが基準になります

いちばん選択肢が多いのが幅120cmです。2〜4人ならここ。1〜2人なら80〜105cm、4人以上なら150〜180cmが目安になります。

迷ったら、置く場所の寸法を先に測ってください。こたつは布団をかけると、天板より一回り以上大きくなります。天板の寸法だけで決めると、部屋に入れたときに通路がなくなります。

SAI WalnutⅡ(サイ)|定番の120cm、ウォールナット

幅120cm。いちばん使い回しの効く大きさです。
ウォールナットの濃い色は、部屋を引き締めます。明るい床にも、暗い床にも合わせやすい。

150cm幅もあります。家族の人数が増える予定があるなら、そちらも見てください。

日美 SAI WalnutⅡ こたつテーブル 幅120cm

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5. こたつ布団の合わせ方

天板のサイズに、100〜120cm足す

こたつ布団は、天板の寸法に縦横それぞれ100〜120cmを足した大きさが目安です。

たとえば一辺80cmの正方形なら、180×180cmから200×200cmあたり。足りないと、裾が床に届かず熱が逃げます。大きすぎると、部屋の中で持て余します。

椅子で使うハイタイプは別です。脚が長いぶん、130〜150cmを足してください。

こたつ布団をかけたこたつを部屋に置いた様子を描いた水彩イラスト
布団をかけると、天板より一回り以上大きくなります。

豆知識:天板と布団を同じ作り手で揃えられる理由

こたつ布団は、ふつう寝具メーカーが作ります。天板は家具メーカー。別々の会社の製品を、買う側が組み合わせることになります。
日美が珍しいのは、「木工、鉄工、縫製まで全てを自社の1つの工場で行っており」と書いているところです。縫製まで同じ工場にあるから、天板に合う布団を同じ会社が出せます。
色や柄で悩む時間が減るのは、地味ですが効きます。

LISO(リソ)|天板と同じ作り手のこたつ布団

日美が自社で縫っているこたつ掛けぶとん。天板を同じ会社で選べば、色合わせで迷いません。
こたつ布団は、こたつの見た目の大半を占めます。天板は、実は端しか見えていません。

買うときは、天板の寸法を控えてから。足すのは縦横100〜120cmです。

日美 LISO こたつ掛けぶとん

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こたつに合わせる座椅子は、日本製の座椅子のほうに、高さの合わせ方まで詳しくまとめてあります。

6. よくある質問(FAQ)

ヒーターが壊れたら、こたつごと買い替えですか?

いいえ。ヒーターだけ替えられます。ヒーターは本体側に組み込まれた四角い箱で、ネジを外せば丸ごと交換できます。
大事なのは寸法です。日美は「汎用サイズ29cm角の正方形型を採用しております」と公式に書いていて、市販の同サイズと交換できます。メーカー独自の寸法だと、そのメーカーに頼るしかありません。

ヒーターは、どの種類を選べばいいですか?

使い方で変わります。帰ってすぐ入りたいならハロゲン、長い時間いるならフラットカーボン、標準でいいなら石英管
ただし、ここで悩みすぎないでください。汎用サイズなら後から替えられます。先に見るべきは、そのサイズが汎用かどうかです。

こたつ布団のサイズは、どう決めますか?

天板の寸法に、縦横それぞれ100〜120cmを足します。一辺80cmの正方形なら、180×180cmから200×200cmあたりです。
椅子で使うハイタイプは、脚が長いぶん130〜150cmを足してください。裾が床に届かないと、そこから熱が逃げます。

天板の素材は、何を選ぶのがいいですか?

気を遣える範囲で決めてください。鍋をする、子どもが使う、来客がある。そういう使い方ならメラミン化粧板が楽です。
無垢材は削り直せるのが強みで、長く付き合うほど利いてきます。突板は、木目の見え方と価格の折り合いがつくところです。

部屋が狭いのですが、置けますか?

天板の寸法ではなく、布団をかけた大きさで考えてください。天板120cmなら、布団は220〜240cmになります。
置く場所の寸法を先に測る。そのうえで通路が残るかを見てください。1〜2人なら80〜105cmの天板という選び方もあります。

こたつは一年中出しておけますか?

布団を外せば、そのままローテーブルとして使えます。この記事で紹介しているものは、布団を外した状態で見せる前提の作りです。
夏のあいだヒーターを使わないなら、電源を抜いておいてください。天板は、乾いた布で拭いて、直射日光を避けた場所に。

7. まとめ:替えられないほうに、お金をかける

こたつの天板と布団、ヒーターを縦に並べた、まとめのイラスト

こたつは、上から天板・こたつ布団・本体の3つが重なったものです。ヒーターは本体側に組み込まれていて、天板はネジ1本で載っているだけ。だから布団を出し入れするたびに、天板は着け外しします。

10年後に効いてくるのは、ヒーターのサイズです。消耗品なので、いつか切れる。そのとき汎用サイズなら市販品で直せます。日美は29cm角の汎用サイズを使っていると公式に書いています。

大きさは幅120cmが基準。1〜2人なら80〜105cm、4人以上なら150〜180cm。こたつ布団は、天板に縦横100〜120cmを足します。椅子で使うなら130〜150cm。

表面は、気を遣える範囲で選んでください。鍋をするなら化粧板、長く付き合うなら無垢材。正解はなく、暮らし方で変わります。

この記事で紹介したのは、香川県高松市の日美のこたつです。木工も、鉄工も、縫製も、自社のひとつの工場でやっている会社。だから天板と布団が揃います。今年の冬に、家族が集まる場所をひとつ選んでみてください。

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