「テレビで見る日本の職人技、すごいなぁ」
「でも、お値段もすごいんでしょう?」
日本の伝統工芸品や国産の製品に対して、そんなイメージを持っていませんか?
確かに、全てを日本製で揃えようとすれば、それなりの予算が必要です。
しかし、「高いから無理」と諦めてしまうのは、あまりにももったいないことです。
実は、毎日の暮らしの中で「数百円」プラスするだけで、劇的に幸福度が上がり、なおかつ日本の作り手を応援できるアイテムがたくさんあります。
この記事では、無理なく、少しずつ始める「Made in Japan生活」のヒントをお届けします。
実は「売っていない」だけ?私たちがこのサイトを作った本当の理由
「日本製の商品を選びたいのに、お店に置いていない」
「ネットで探しても、海外製の安価な商品ばかり出てくる」
皆さんも、そんな経験はありませんか?
スーパーやホームセンターの棚を見ると、並んでいるのはほとんどが海外製品。「もっと質の良い国産品を選びたい」と思っても、そもそも私たちには「選ぶための選択肢」すら与えられていないことが多々あります。
一方で、日本中には素晴らしい技術を持った工場や、真面目な職人さんがたくさんいます。
でも彼らの多くは、「良いものを作る技術」はあっても、「それをネットやSNSで届ける技術」を持っていなかったり、大手チェーン店に並べるような大量生産ができなかったりします。
「欲しいのに、見つからない」買い手。
「届けたいのに、繋がれない」売り手。
このもどかしい「すれ違い」をなんとかしたい。
埋もれている日本の名品を掘り起こして、探しているあなたの元へダイレクトに繋げたい。
そんな想いで、私たちはこの『Made in Japan.jp』を運営しています。
あなたが「見つけられない」のは、決してあなたのせいではありません。ここで紹介しているのは、私たちが自信を持っておすすめできる、日本の誇りたちです。
「高い」の正体。「使い捨て」と「一生モノ」のコスト論
日本製は値札だけ見れば確かに「高い」かもしれません。
しかし、「1回使うあたりのコスト(CPW:Cost Per Wear)」で考えると、実は安いことが多いのです。
「安物買いの銭失い」を卒業する
例えば、100円ショップのタオルを3ヶ月でゴワゴワにして捨てるのと、1,500円の今治タオルを2年間、毎日フワフワの状態で使うの。
計算上のコストはそこまで変わりませんが、「毎日顔を拭くたびに幸せな気持ちになる」という心の満足度は、お金には代えられません。
日本製は「修理して長く使える」ものが多いのも特徴です。
使い捨てる生活から、愛着を持って使い続ける生活へ。それは結果として、お財布にも環境にも優しい選択になります。
1. 数百円で食卓が変わる。「調味料・食品」から始める
一番ハードルが低く、家族みんなが変化を実感できるのが「食」です。
醤油や味噌を「本物」に変えてみる
いつも買っている特売の醤油を、数百円プラスして「国産丸大豆・木桶仕込み」の醤油に変えてみてください。
冷奴や卵かけご飯の味が、驚くほど変わります。
調味料は毎日使うものですが、一度に使う量はわずか。数百円の投資で、毎日の食卓が「料亭の味」に近づくなら安いものです。
【島根】井上醤油店「井上古式じょうゆ」
材料は「大豆・小麦・塩」だけ。ごまかしのない味。
一般的な醤油にはアルコールや調味料が添加されることが多いですが、これは島根県奥出雲で、伝統的な醸造だけで作られています。
大豆のコクと旨味が段違いで、煮物に使えば砂糖がいらないほど。
「これを使ったら、もう他の醤油には戻れない」というリピーターが続出する名品です。
2. 毎日触れるものこそ贅沢に。「タオル・靴下・お箸」
家具や家電をいきなり買い替えるのは大変です。
まずは、毎日肌に触れる「消耗品」を、ちょっといい日本製に変えてみませんか?
全部変えなくていい。「自分専用の1つ」から
家族全員分を揃えなくても大丈夫です。
「お父さんの靴下だけは、奈良県の丈夫な靴下にする」
「自分のお箸だけは、福井県の若狭塗にする」
使用頻度が高いものほど、品質の良さを肌で感じられます。
特に「お箸」は、日本人が毎日必ず口に運ぶ道具。
ここにお金をかけることは、自分自身の「食べる行為」を大切にすることにも繋がります。
3. 未来への投資。「ベビー・子ども用品」だけは譲らない
「自分のものは安物でいいけど、子どものものだけは」という考え方も、立派なMade in Japanライフです。
安心はお金で買える「必要経費」
肌が薄く敏感な赤ちゃんや、なんでも口に入れてしまう時期の子ども。
日本のベビー用品は、ホルムアルデヒドなどの化学物質に対する基準が世界的に見ても非常に厳しいです。
日本製のガーゼやおもちゃを選ぶことは、贅沢ではなく「安心への投資」です。
出産祝いに日本製が喜ばれるのも、そういった「守ってあげたい」という気持ちが伝わるからでしょう。
4. 買い物は「投票」だ。推しの企業を買い支えるという選択
最後に、少し視点を変えてみましょう。
私たちが日々お金を使う行為は、実は「選挙の投票」と同じです。
あなたの千円が、日本の技術を次世代に残す
安いからといって海外製品ばかり買っていると、国内の工場は仕事がなくなり、潰れてしまいます。
一度失われた伝統技術や職人は、二度と戻ってきません。
逆に、私たちが「応援したい」と思って国産品を買えば、その企業は潤い、技術を継承し、また良い商品を作ってくれます。
「推し(好きな企業・産地)にお金を使う」
そんな「推し活」のような感覚で買い物をするのも、今の時代に合った素敵な消費の形ではないでしょうか。
まとめ:無理なく、少しずつ。あなたの「選ぶ力」が日本を元気にする。
「全てを日本製にする」なんて気負う必要はありません。
スーパーで醤油を選ぶ時、タオルを買い換える時、友達へプレゼントを選ぶ時。
「こっちの方が安いけど、今回は日本の企業を応援してみようかな」
そんなふうに、ほんの少し選択基準を変えるだけでいいのです。
その小さな「応援」の積み重ねが、巡り巡って日本の元気に、そして私たちの豊かな暮らしに繋がっていきます。
さあ、まずは家の中の「何かひとつ」から、Made in Japanに変えてみませんか?