事業者・ブランド紹介

HALムスイ(無水鍋®)

1953年から続く、日本の無水調理の原点

広島市のメーカーが1953年に開発した厚手アルミ鋳物鍋「無水鍋®」。本体とふたの密閉性が生む無水調理で、野菜の甘みと栄養を逃さず引き出します。炊く・蒸す・煮る・茹でるをこなす「1鍋8役」の万能性と、鋳物ホーローより軽い扱いやすさで、半世紀以上にわたり日本の台所で使われ続けているロングセラーです。

HALムスイ(無水鍋®)

STORY & PRODUCTS 企業について・代表的な製品

1953年。日本の無水調理は、この鍋から始まった

広島市に本社を置く「株式会社HALムスイ」が世に送り出した「無水鍋®。1953年(昭和28年)に開発された厚手のアルミ鋳物鍋で、半世紀以上にわたって全国の家庭で愛され続けているロングセラーです。

名前のとおり、水を加えずに調理できるのが最大の特徴。本体とふたが精密に合わさることで生まれる密閉性が、食材から出た水蒸気を鍋の中で循環させます。野菜は自らの水分だけで蒸し煮になり、栄養も甘みも逃げません。ゆでた野菜との味の違いは、一度食べれば説明が要らないほどです。

「無水鍋」という言葉自体がこの製品の登録商標であり、日本の無水調理文化そのものの原点と言える存在です。

ひとつで台所が完結する「1鍋8役」

無水鍋®は、公式に「1鍋8役」とうたわれる万能鍋です。炊く、蒸す、煮る、茹でる——この一台があれば、たいていの調理はまかなえてしまいます。

厚手のアルミ鋳物という素材選びも絶妙です。鉄の鋳物ホーロー鍋ほど重くならず、それでいて厚みによるしっかりとした蓄熱性を確保しています。弱火でもじっくり火が入り、火を止めたあとの余熱も長い。「重い鍋は扱えないけれど、ちゃんと煮込みたい」という台所に、ちょうどよく収まる一台です。

道具を増やしたくない、けれど一つひとつはいいものを持ちたい。そんな暮らしの理想に、70年以上前から応え続けてきた鍋です。

KINGシリーズとHALシリーズ

KING Series|受け継がれる無水鍋の原点

「料理も、人も水いらず」——時代を超えて受け継がれてきた、無水鍋®のオリジナルモデルです。飾りのない無骨な佇まいは、道具として必要なものだけで構成された結果。母から子へ譲られて使われている個体も少なくありません。

HAL Series|伝統を継ぐ、現代のキッチンへ

無水鍋®の伝統的な構造を継承しながら、現代のキッチンに調和するデザインへと再構築したシリーズ。機能はそのままに、置いておきたくなる佇まいを備えています。

どちらのシリーズも、ガスだけでなくIHに対応するモデルが用意されています。購入時は熱源への対応をご確認ください。

無水鍋®に関するよくある質問

Q. 「無水調理」とは、普通の鍋と何が違うのですか?

A. 水を加えず、食材自身の水分だけで加熱する調理法です。
本体とふたの高い密閉性によって、食材から出た水蒸気が鍋の中で循環し、再び食材に戻り続けることで成立します。水で薄まらないぶん、素材本来の甘みと栄養が濃く残るのが特徴です。とくに野菜の味の違いは顕著で、無水カレーやポトフでは市販のルウでも仕上がりが変わります。

Q. IHクッキングヒーターでも使えますか?

A. IH対応モデルが用意されています。
無水鍋®はガス火だけでなく、複数の熱源に対応する製品へと進化してきました。ただしモデルによって対応が異なるため、購入前に商品ページの熱源表記をご確認ください。

Q. 焦げ付いてしまった場合、どう手入れすればいいですか?

A. 水を張って弱火で煮立て、冷ましてから落とします。
鍋に水を張って弱火で数分煮立て、火を止めてそのまま冷ますと、焦げが浮き上がってスポンジで落とせるようになります。金属たわしで強くこすると表面を傷めるため避けてください。アルミ鍋は長時間の酸性食品の保存にも向かないので、調理後は別容器へ移すのがおすすめです。

Q. 一生使えますか?

A. 手入れ次第で、世代を越えて使われている鍋です。
厚手のアルミ鋳物は変形やサビに強く、コーティングが剥がれるという概念もありません。実際、母から子へと受け継がれている無水鍋®は珍しくありません。使い始めに米のとぎ汁を煮立てて皮膜をつくると、黒ずみを抑えて長く美しく使えます。

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