受験生の家族として、何か合格祈願になるものを贈りたい。でも、お守りは神社で授かるものです。
家族が贈れる合格祈願は、手元に置いて毎日目に入る縁起物です。
その代表が、群馬の高崎だるま。だるまのお腹や脇に受験生の名前や志望校を入れて、願いを込めて片目を描く。合格したら、もう片方の目を描き入れる。机の上で、受験の日まで一緒に過ごしてくれます。
この記事では、名入れできる高崎だるまのほか、筆箱に入る小さな張子だるま、九谷焼の招き猫、試験の日に持っていける必勝手ぬぐいと鉛筆キャップまで、日本製の縁起物を5つ紹介します。
【早見表】日本製の合格祈願グッズ5選
| 縁起物 | 産地 | 大きさ | 置く場所 |
|---|---|---|---|
| 高崎だるま 合格だるま ▾ | 群馬県高崎市 | 3号で高さ約23cm | 勉強机。名前と志望校を入れる |
| 福入り張子だるま 0号 ▾ | 日本 | 高さ約4.5cm | 筆箱・かばん |
| 九谷焼 招きだるま猫 ▾ | 石川県(九谷焼) | 高さ約7cm | 机や棚の隅 |
| 必勝手ぬぐい ▾ | 日本 | 34×90cm | 試験の日のかばん |
| 合格祈願鉛筆キャップ ▾ | 日本 | 鉛筆1本分 | 試験会場の机の上 |
名前を押すと、その解説へ飛べます。
1. お守りは授かるもの。では、家族が贈れる合格祈願は?
答えは、毎日目に入る場所に置く縁起物です
合格祈願のお守りは、神社やお寺でいただくものです。家族が代わりにお参りして授かってくることはできても、店で選んで買うものではありません。
その代わりに家族が贈れるのが、だるまや招き猫のような縁起物です。勉強机に置けば、毎日目に入ります。「応援しているよ」と言葉にしにくい年頃の受験生にも、置いておくだけで気持ちが伝わります。
そして縁起物は、作り手の手仕事が見えるものでもあります。張り子のだるまは紙を貼り重ねて形を作り、九谷焼の招き猫はひとつひとつ手作業で絵付けされています。合格を願って作られたものを、合格を願って贈る。それがこの記事で紹介する5つです。
2. 高崎だるま|名前と志望校を入れて、片目を描く
群馬の高崎は、だるまの町です
高崎市の少林山達磨寺は、1697年に開かれた寺で、縁起物「高崎だるま」発祥の地として知られています(ANAの群馬の観光案内より)。同じ案内には、群馬県はだるまの生産量が日本一とあります。
「高崎だるま」という名前は、特許庁の地域団体商標として登録されていて、権利者は群馬県達磨製造協同組合です。名前そのものが、産地の証明になっています。
お腹と脇に、受験生の名前を入れられます
今回紹介する合格だるまは、色とお腹の文字、脇の文字を指定して注文できます。色は赤・白・青・黄・金など12色。お腹に「合格」、脇に受験生の名前や志望校の名前を入れれば、ほかのどこにもないその子のためのだるまになります。
作り手は「厳しい受験、狭き門をめざして頑張る受験生の皆様に、合格を祈願して心をこめて作り上げました」と書いています。
豆知識:高崎だるまの眉は鶴、ひげは亀
高崎だるまの顔をよく見ると、眉とひげが鳥と亀の形になっています。ANAの観光案内によれば、高崎だるまには長寿の象徴である鶴(眉)と亀(ひげ)が描かれています。
赤い顔の中に、鶴と亀がいる。受験生の机の上で、ずっと向き合っている顔です。
高崎だるま 合格だるま 3号|名前と志望校を入れる
受験生の名前を背負った、世界にひとつの合格だるま。
生産地は群馬県高崎市。紙と粘土でできた張り子で、3号は高さ約23cm・重さ約500g。勉強机に置くのにちょうどいい大きさです。1.5号から5号まで大きさを選べます。
色・お腹の文字・脇の文字を指定できます。注文から届くまで2週間ほどかかるので、贈りたい日から逆算して早めに頼みましょう。
高崎だるま 合格だるま 3号(名入れ)
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人形のモリシゲ 福入り張子だるま 0号|筆箱に入る、手のひらのだるま
高さ約4.5cm。いつも持ち歩ける小さなだるま。
生産国は日本。黄・ピンク・白・青の4色があります。筆箱やかばんのポケットに入る大きさなので、塾にも試験会場にも一緒に行けます。
文字入れはできませんが、そのぶん気軽に贈れます。机の上には名入れの大きなだるま、筆箱には小さなだるまという組み合わせもできます。
人形のモリシゲ 福入り張子だるま 0号
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3. 九谷焼の招き猫|手を挙げて、机の上で待っている
だるまの姿をした、九谷焼の招き猫
石川県の九谷焼は、色鮮やかな絵付けで知られる焼き物です。浅草の招き猫専門店が扱うこの招き猫は、だるまの姿をした猫。左手を挙げて、人を招いています。
販売店によれば、ひとつひとつ手作業で塗られています。同じ型から生まれても、表情が少しずつ違う。それも手仕事の楽しみです。
九谷焼 招きだるま猫 2号(左手)|だるまと招き猫をひとつに
だるまの縁起と招き猫の縁起を、ひとつの置物で。
陶器製で、高さ約7cmの小さめのサイズ。机の隅や本棚の一段に置いても場所を取りません。専用の箱に入って届くので、贈り物にもそのまま使えます。
受験が終わったあとも、九谷焼の置物として部屋に残せます。合格の記念に、ずっと飾っておけるものを贈りたい方に。
九谷焼 招きだるま猫 2号(左手)
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4. 試験の日に持っていく|必勝手ぬぐいと鉛筆キャップ
机の上の縁起物は、試験会場には行けません
だるまも招き猫も、家の机で待っている縁起物です。試験の日に一緒に行けるものもひとつあると、心強いものです。
綿100%の必勝手ぬぐいは、広げれば汗をふけて、折れば鉢巻にもなります。かばんに入れておけば、会場で取り出すたびに家族の応援を思い出せます。
染めものや松次郎 必勝手ぬぐい(日の丸入り)|汗をふいて、鉢巻にもなる
綿100%の日本製。手ぬぐいとしても鉢巻としても使えます。
大きさは巾34cm・長さ90cm。染めものの専門店が、届いてすぐ使えるように折った状態で送ってくれます。
まとめての注文にも対応しているので、塾の仲間やクラス全員で同じ手ぬぐいを持つこともできます。
染めものや松次郎 必勝手ぬぐい はちまき(日の丸入り)
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ペンクリップを半世紀作ってきた会社の、鉛筆キャップ
東京・葛飾の東京金属工業(TOHKIN)は、筆記具のクリップを半世紀作り続けてきたメーカーです。公式サイトには、創業時からクリップ作りの要である金型の設計・製作を社内で行ってきたとあります。
その会社が作る合格祈願の鉛筆キャップは、真鍮のキャップに招き猫のマスコットが付いたもの。鉛筆の芯を守り、机から転がり落ちるのも防ぎます。試験会場の机の上に置ける、数少ないお守り代わりです。
TOHKIN 合格祈願鉛筆キャップ 招き猫|試験会場の机にのせられる縁起物
鉛筆を落とさない、転がさない。そして招き猫が見守ってくれる。
キャップは真鍮、クリップはSK材。マスコットはクリップから取り外せるので、試験の規則でマスコットが気になるときは外して使えます。
ひとつ数百円なので、受験生の友だちに配るちょっとした贈り物にも向きます。
TOHKIN 合格祈願鉛筆キャップ 招き猫 GEC-SO82
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5. 選び方|置く場所と、贈る時期で決める
① どこに置くかで選ぶ
- 勉強机に置く:名入れの高崎だるま、九谷焼の招き猫
- 持ち歩く:張子だるま0号(筆箱・かばん)
- 試験の日に持っていく:必勝手ぬぐい、鉛筆キャップ
家族で贈るなら、机に置く大きな縁起物をひとつと、持ち歩ける小さなものをひとつ。家にいるときも、外にいるときも、応援が届きます。
② いつ贈るかで選ぶ
名入れのだるまは、注文から届くまで2週間ほどかかります。年明けの受験に向けて贈るなら、年内に頼んでおくと安心です。
手ぬぐいや鉛筆キャップは、試験の直前でも間に合います。本番の前日に「これ持っていって」と手渡すのにちょうどいいものです。
6. 合格したら|もう片方の目を描き入れる
願いを込めて右の目、叶ったら左の目
ANAの観光案内には、だるまの目の入れ方がこう書かれています。願い事を祈りながら向かって右側の目を黒く塗り、願いが叶ったら左の目も黒く塗る。
だるまを贈ったら、受験生本人に片目を描いてもらいましょう。合格の知らせが届いた日に、家族みんなでもう片方の目を入れる。その日のことは、きっと長く覚えています。
豆知識:少林山達磨寺には、役目を終えただるまが集まります
高崎だるま発祥の地とされる少林山達磨寺の境内には、役目を終えて持ち込まれただるまが積み重ねられています(ANAの観光案内より)。境内では、だるまの眉とひげを筆で描き入れる絵付け体験もできるそうです。
合格したら、両目のそろっただるまを連れてお礼に行く。そんな受験の締めくくり方もあります。
7. よくある質問(FAQ)
合格祈願のお守りを、家族が代わりに授かってもいいですか?
家族が代わりにお参りして授かることはできます。そのうえで、家族からの気持ちとして縁起物を贈るなら、勉強机に置ける高崎だるまや招き猫が向いています。お守りと縁起物は、両方持っていて構いません。
だるまの目は、どちらから入れますか?
願いを込めて向かって右側の目を塗り、願いが叶ったら左の目を塗ります。ANAの群馬の観光案内に、高崎だるまの目の入れ方としてこう紹介されています。片目は受験生本人が描くのがおすすめです。
だるまに名前や志望校を入れられますか?
この記事の合格だるまは、お腹の文字と脇の文字を指定して注文できます。色も12色から選べます。届くまで2週間ほどかかるので、早めに注文しましょう。
合格祈願の贈り物は、いつ渡すのがいいですか?
机に置く縁起物は早めに、持っていくものは直前に。だるまや招き猫は、受験勉強が本格的になる時期に渡せば、そのぶん長く机の上で応援できます。手ぬぐいや鉛筆キャップは、試験の前日に手渡すのにちょうどいいものです。
「高崎だるま」は、どこで作られていても名乗れますか?
「高崎だるま」は地域団体商標として登録されています。権利者は群馬県達磨製造協同組合です。この記事の合格だるまは、販売ページに生産地「群馬県高崎市」と明記されています。
試験会場に縁起物を持ち込んでもいいですか?
机の上に置けるものは、試験の規則で決まります。受験票と一緒に届く注意事項を確認してください。鉛筆キャップのマスコットは取り外せるので、規則に合わせて使い分けられます。手ぬぐいや小さなだるまは、かばんの中に入れておけば安心です。
8. まとめ:合格の日に、もう片方の目を
お守りは神社で授かるもの。家族が贈れる合格祈願は、毎日目に入る場所に置く縁起物です。
主役は、名前と志望校を入れられる高崎だるま。眉は鶴、ひげは亀。願いを込めて片目を描き、合格したらもう片方の目を入れます。筆箱には小さな張子だるま、机の隅には九谷焼の招き猫。試験の日には、必勝手ぬぐいと鉛筆キャップを。
どれも、合格を願って日本の作り手が作ったものです。合格の知らせが届いた日に、家族みんなでだるまの目を描き入れられますように。