日本製マスキングテープおすすめ5選|mtの歴史とおしゃれ活用術

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手帳に貼ったり、プレゼントをラッピングしたり、壁をデコレーションしたり…
今や文房具として当たり前のように使われている「マスキングテープ」。実は、このカラフルで可愛いテープの世界的ブームは、日本のいち老舗企業から始まりました。

海外では「Washi Tape(和紙テープ)」という名前で大流行しているように、日本のマスキングテープは「和紙」で作られています。
和紙特有の美しい「透け感」、手でちぎれる「温もり」、そして貼ってはがせる「機能性」。これらが組み合わさることで、マスキングテープはただの文房具を超え、人々の創造力を刺激する魔法のアイテムとなりました。

この記事では、工業用テープだったマステを文房具へと進化させたカモ井加工紙「mt」の歴史から、すぐに真似できる「おしゃれな活用術10選」、そして最新の「めくれるマステ」など、日本を代表するおすすめブランド5選をご紹介します。

【早見表】日本製マスキングテープ おすすめブランド5選

ブランド名 最大の特徴 価格帯目安(1個) こんな人に最適
カモ井加工紙 / mt 世界基準のパイオニア。圧倒的種類 160円〜 まずは基本の無地やドット柄など、品質の高い定番を揃えたい方
bande(バンデ) シールのように「1枚ずつめくれる」 440円〜 花びらや葉っぱの形に切り抜かれたシール感覚でデコレーションしたい方
BGM(ビージーエム) 美しい水彩タッチとキラキラの箔押し 200円〜 手帳や手紙を、上品で華やかに(キラキラに)飾りたい方
古川紙工 美濃和紙を使った「ゆるかわ」レトロ 350円〜 純和風の素材感と、ほっこり癒やされるレトロなイラストが好きな方
マークス / maste 水性ペンで書けるなど、高い機能性 400円〜 日付や予定をマステの上に直接書き込みたい、手帳・ノート派の方

工業用から文房具へ。「マスキングテープ」の歴史を変えた日本ブランド

マスキングテープは元々、自動車の塗装や建築現場で「塗料がはみ出さないように保護(マスキング)するための工業用テープ」でした。茶色や白の無地が当たり前だったこのテープの運命を変えたのが、岡山県倉敷市にある老舗企業「カモ井加工紙」です。

3人の女性の提案から生まれた「mt」

2006年、カモ井加工紙のもとに3人の女性から「工場を見学させてほしい」と連絡が入りました。彼女たちは、工業用の地味なテープを自分たちで可愛くコラージュして使っていたのです。
彼女たちの「もっと色々な色のテープを作ってほしい」という情熱に突き動かされ、カモ井加工紙は2008年に文具用マスキングテープ「mt」を発売します。この和紙で作られたカラフルなテープは瞬く間に大ヒットし、世界中に「マステブーム」を巻き起こしました。

無骨な茶色い工業用テープから、カラフルで可愛らしいマスキングテープへと変化していく様子を示す水彩画風イラスト

なぜ日本の「和紙」が使われるの?透け感と剥がしやすさの秘密

和紙マスキングテープをノートに貼った際、下の文字や他のテープの色が美しく透けて重なり合っている様子を描いた水彩画風イラスト
和紙特有の「透け感」が、水彩画のような美しい重なりを生み出します

海外ではセロハンやプラスチック製のテープが主流ですが、日本のマスキングテープは文字通り「Washi(和紙)」で作られています。これには明確な理由があります。

  • 美しい透け感:和紙は薄くて光を通すため、別の色のテープを重ねて貼ることで、新しい色や模様を生み出すことができます。
  • 手でまっすぐちぎれる:和紙の繊維はハサミを使わなくても手で簡単にちぎることができ、ちぎった断面の「ふんわりとした温かみ」がデザインの一部になります。
  • 貼ってはがせる:日本の高度な粘着技術により、「しっかり貼れるのに、ノートを破かずに綺麗にはがせる」という奇跡的なバランスを実現しています。

アイデア次第で無限大!マスキングテープのおしゃれな活用術10選

「可愛いから買ったけれど、引き出しの奥で眠っている…」という方のために、日常生活を彩る10個の実用的なアイデアをご紹介します。

【アイデア一覧】

  • ① 手帳・ノートのデコレーション:無地のノートの表紙や、手帳の余白を彩る定番アレンジ。
  • ② ラッピング・ギフト:シンプルな茶封筒や紙袋を、テープで留めるだけでおしゃれなギフトに。
  • ③ インデックス(見出し):テープを半分に折ってノートの端から少し出すだけで、可愛いインデックスに。
  • ④ 写真のアルバム作り:四隅をテープで留めれば、後から写真を傷つけずにはがせます。
  • ⑤ 封筒の封緘(ふうかん):手紙を出す時のシール代わりに。
  • ⑥ 充電ケーブルの目印:家族のスマホの充電ケーブルに巻いておけば、自分のものが一目で分かります。
  • ⑦ パーティーのピック作り:爪楊枝の上部にテープを巻いて旗の形に切れば、可愛いランチピックに。
  • ⑧ クリアファイルの整理:マステの上に油性ペンで文字を書き、ラベルシールとして活用。
  • ⑨ 壁掛けポスターの固定:壁紙に画鋲の穴を開けずに、ポスターやポストカードを飾れます。
  • ⑩ ハンドメイド作品(ロゼット等):テープをギャザーのように寄せて、手作りのリボン飾りに。

進化するマステ!「1枚ずつめくれる」タイプや箔押し加工の魅力

マスキングテープは、もはや「ロール状のテープ」という概念すら覆しつつあります。

  • 1枚ずつめくれるマステ:テープ状に巻かれていますが、実は花びらや葉っぱの形に切り抜かれており、シールのように1枚ずつめくって使うことができます。
  • 箔押し(はくおし)マステ:テープの一部にゴールドやシルバーの金属箔がキラキラとプリントされており、手帳のデコレーションに一気に高級感が出ます。
  • 水性ペンで書けるマステ:通常のマステは表面がツルツルしていて水性ペン(ボールペンなど)を弾いてしまいますが、表面に特殊加工を施すことで、普段使っているペンで書き込める実用特化型も人気です。

【デザイン&機能別】日本製マスキングテープのおすすめブランド5選

品質の高さと圧倒的なデザイン性で世界中から愛される、日本を代表する5つのブランドをご紹介します。

カモ井加工紙 / mt(エムティー)

圧倒的な色数と品質。すべての原点となる絶対的スタンダード
日本のマスキングテープブームを生み出したパイオニアブランドです。
和紙の透け感を最大限に活かした無地カラー(パステルカラーや渋い色合い)や、ドット、ストライプなどのベーシックな柄が驚くほど豊富に揃っています。「何度貼って剥がしても粘着力が絶妙で使いやすい」という品質の高さは、他社の追随を許しません。マステ選びに迷ったら、まずはmtの無地セットを買うのが鉄則です。

bande(バンデ) / 1枚ずつめくれるマスキングテープ

シールのように「1枚ずつめくれる」画期的なデコレーション
ロール状に巻かれているのに、絵柄の形に合わせてダイカット(切り抜き)されており、シール感覚で1枚ずつ剥がして使える大ヒットブランドです。
例えば「桜の花びら」のデザインなら、1枚ずつ剥がして円形に貼ることで、手帳の上に本物のような立体的なお花を作ることができます。手紙の封緘や、メッセージカードのワンポイントにも最適です。

BGM(ビージーエム) / 箔押しマスキングテープ

水彩画タッチとキラキラ輝く箔押しが、手帳を上品に彩る
「暮らしを飾る」をコンセプトにした、繊細で美しいデザインが特徴のブランドです。
特に人気なのが、水彩画のような淡いタッチのイラストに、キラキラと光を反射する「ゴールドやシルバーの箔押し加工」が施されたシリーズです。手帳のウィークリーページの境界線に貼ったり、スマホケースに貼るだけで、グッと華やかで上品な仕上がりになります。

古川紙工 / 美濃和紙マスキングテープ

伝統の美濃和紙を使用。ほっこり癒やされる「ゆるかわ」レトロ
岐阜県で1300年の歴史を持つ「美濃和紙」を使った紙製品メーカーが作るマスキングテープです。
素材の和紙そのものが上質であることに加え、喫茶店のクリームソーダや、ゆるい動物のイラストなど、レトロで「ゆるかわいい」デザインが大人気。純和風のほっこりとした温かみがあり、手紙の封筒に貼ると受け取った相手も思わず笑顔になる可愛さです。

マークス / maste(マステ)水性ペンで書けるマスキングテープ

水性ペンで書ける!手帳・ノート派のための機能性特化モデル
おしゃれな文房具を展開するマークスから発売されている、実用性を極めたシリーズです。
最大の弱点であった「マステの上には油性ペンでしか文字が書けない」という問題を、特殊な表面加工によって解決。普段使っている水性ボールペンや蛍光ペンでスラスラと文字を書き込むことができます。スケジュール帳の予定変更にも対応できる「貼ってはがせる付箋」として最強の使い勝手です。

壁紙を変える!?インテリア専用マステ「mt CASA」の衝撃

マスキングテープの進化は文房具にとどまりません。カモ井加工紙が展開する「mt CASA(エムティー・カーサ)」は、空間を彩るための「インテリア専用」の幅広マスキングテープです。

  • 賃貸でも壁紙を変えられる:50mm〜100mm幅の太いテープを壁にストライプ状に貼るだけで、部屋の雰囲気が激変。貼ってはがせるため、賃貸住宅でも原状回復が簡単です。
  • 家具や小物のリメイク:古くなった収納ボックスや、シンプルな無印良品のケースに貼るだけで、世界に一つだけのオリジナル家具に早変わりします。

マスキングテープが綺麗に剥がれない・ベタつく時の対処法

基本的には綺麗にはがせるマスキングテープですが、「直射日光が当たる場所」や「高温になる場所」に長期間(数ヶ月〜数年)貼りっぱなしにすると、粘着剤が劣化してベタついたり、剥がれにくくなることがあります。

のり残りしてしまった場合の剥がし方

  1. ドライヤーで温める:熱を加えることで粘着剤が柔らかくなり、剥がしやすくなります。
  2. シール剥がし剤を使う:市販のシール剥がしスプレーや、ハンドクリーム(油分)を塗ってしばらく放置してから擦ると、綺麗に落とせます。(※素材の変色に注意してください)

よくある質問(FAQ)

湿気でカビたりしませんか?

マスキングテープの素材は和紙(紙)であるため、お風呂場などの極端に湿気の多い場所や、水に直接濡れる場所での使用は避けてください。キッチン周りで使う場合は、定期的に貼り替えることをおすすめします。

マスキングテープの「幅」はどれくらいが標準ですか?

文房具として最も標準的で使いやすいのは「15mm幅(1.5cm)」です。手帳のデコレーションから封緘まで万能に使えます。スケジュール帳のインデックス等に使う場合は少し細い「7mm〜10mm」、小包の梱包やインテリアに使う場合は「24mm〜50mm以上」を選ぶと便利です。

紙(和紙)に直接貼っても、剥がす時に破れませんか?

mtのマスキングテープは粘着力が控えめに設計されており、一般的なノートや手帳のページ(上質紙)に貼っても、破れずにきれいに剥がせるのが最大の特徴です。ただし、インクジェット用の光沢紙や薄手の和紙には、テープの種類によって紙が破れる場合があります。目立たない端でテストしてから貼ることをおすすめします。

貼りっぱなしにすると「のり残り(ベタ残り)」しますか?

長期間貼りっぱなしにしたり、夏場の直射日光が当たる高温環境で放置すると、粘着剤が化学変化を起こして「のり残り(糊跡)」が生じることがあります。インテリアや壁に長期間貼る場合は、数週間に一度のペースで貼り替えるか、早めに剥がすことをおすすめします。

「mt」は海外でも人気がありますか?どのくらい知名度がありますか?

mtは2008年のデビュー以来、台湾・韓国・欧米のステーショナリーショップで大きな支持を得ており、「Washi Tape(和紙テープ)」というカテゴリ自体を世界に広めた立役者となっています。海外のDIY・スクラップブッキングコミュニティでは「mt」の名前がブランドとして定着しており、日本の「かわいい文具文化」を代表するアイコンとして世界中にファンがいます。

まとめ:日常を彩る、小さな魔法のテープ

色とりどりの日本製マスキングテープを使って、お気に入りの手帳や手紙を楽しくデコレーションしているまとめイメージ

たった数百円で買える小さなテープが、私たちの日常をこれほどまでにカラフルで楽しいものに変えてくれる。

工業用品だったテープに「和紙の透け感」と「デザイン」という魔法をかけ、世界的な「Washi Tape」ブームを創り出した日本のマスキングテープは、まさに世界に誇る小さな芸術品です。

まずは「mt」の美しい無地カラーや、花びらがめくれる「bande」など、お気に入りの柄を1つ見つけて、手元のノートや手帳にペタッと貼ってみてください。きっと、もっと色々な場所に貼りたくなるはずです。

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