出産を終えて病院からお家へ帰る「退院の日」や、健やかな成長を願う「お宮参り」。
赤ちゃんにとってはじめての晴れ舞台には、写真にも思い出にも残る、とびきり素敵な一着を選んであげたいものです。
このページでは、見た目の華やかさだけでなく、赤ちゃんの着心地まで計算された「日本製のセレモニードレス(ベビードレス)」の選び方を解説します。レースや刺繍が美しく、式のあとも普段着として長く着回せる、賢い国産ブランドのアイテムを厳選しました。
なぜ晴れ着に「日本製」が選ばれるのか?
レースや刺繍が「チクチクしない」気配り
セレモニードレスの主役であるレースや刺繍は、見た目は美しいですが、赤ちゃんの柔らかな肌にとっては刺激になりがちです。
日本製の高品質なドレスは、レースが直接肌に触れないよう裏地を当てたり、肌に当たる部分には綿100%のガーゼやスムース素材を使ったりと、「ドレスに見えて、着心地は肌着」のような優しい設計になっています。赤ちゃんがグズらず、ご機嫌で過ごせることは、良い写真を撮るためにもとても大切なポイントです。
写真映えする「白」の美しさ
安価な化学繊維の白は、光の加減で青白く見えたり、安っぽく写ってしまうことがあります。
国産ブランドの多くは、生地から国内で生産された上質なコットンや、上品な光沢のあるサテンなどを使用しています。太陽の光を柔らかく反射する「自然な白」や「生成り(きなり)」の色合いは、赤ちゃんの肌色を明るく健康的に見せてくれます。
「コート」か「2way」か?ドレスの種類の選び方
1. 豪華な「ロングコート」タイプ
足元まで長く垂れるレースのオーバードレス(コート)と、内側に着るカバーオールがセットになったタイプです。
ボリューム感があり、抱っこした時にレースが美しく広がるため、お宮参りや記念写真撮影を重視する方におすすめです。中のカバーオールだけなら普段着として使えるものも多くあります。
2. 実用的な「2wayオール」タイプ
一見するとドレスですが、股下のスナップを留め変えることで、ズボン型のカバーオールにもなるタイプです。過度な装飾を抑えた上品なデザインが多く、退院着としてはもちろん、生後数ヶ月間のお出かけ着として何度も着せたい方にぴったりです。
3. シンプルな「純白のウェア」
「フリフリのレースはちょっと苦手」「普段通りの姿で退院したい」という方には、上質な白の無地ウェアが人気です。素材の良いパイルやキルト生地を選べば、飾り気がなくても十分に神聖で清潔感のある「晴れ着」になります。
写真に残したい!日本製のセレモニードレスおすすめ4選
Made in JAPAN.JP で紹介しているブランドの中から、特にセレモニーシーンにふさわしい品質とデザインを持つ4つの国産ブランドをご紹介します。
mon-ange-robe(モナンジュローブ)
「天使のドレス」のような愛らしさ。国内縫製の上品な一着。
mon-ange-robeは、国内の熟練職人が手がける丁寧な縫製が魅力のブランドです。繊細なレースやリボンをあしらいつつも、派手すぎない上品なデザインが得意で、退院着やお宮参りに最適です。
特に「2wayオール」タイプのドレスが充実しており、オーガニックコットンを使用した肌に優しいモデルも人気。帽子やスタイがセットになった商品を選べば、トータルコーディネートも完璧です。
こんな人におすすめ:上品で可愛らしいデザインが好きな人、帽子までセットで揃えたい人。
赤ちゃんの城
王道のクラシックスタイル。親子二代で愛される信頼のブランド。
全国の百貨店に並ぶ「赤ちゃんの城」のセレモニードレスは、流行に左右されないクラシカルで正統派なデザインが特徴です。ロングコートタイプの豪華なドレスから、プチフォーマルまでラインナップも豊富。
縫製から検品まで自社工場で徹底管理されており、品質への信頼感は抜群。「きちんとしたものを着せたい」という親心に、確かなクオリティで応えてくれます。
こんな人におすすめ:正統派のロングドレスを探している人、祖父母にも喜ばれる王道ブランドを選びたい人。
COFUCU(コフク)
レースが苦手な方にも。編み柄が美しいオーガニックコットンドレス。
「フリフリのレースは少し苦手」という方におすすめなのが、COFUCUのニットドレスです。GOTS認証のオーガニックコットンを使い、美しい透かし編みやケーブル編みで「晴れ着」らしさを表現しています。
生成り(きなり)のナチュラルな色合いは、退院後の普段着としても違和感なく溶け込みます。男女問わず着せやすく、ナチュラルな雰囲気が好きなご家族にぴったりの一着です。
こんな人におすすめ:ナチュラルな雰囲気が好きな人、レース以外のデザインを探している人。
PUPO(プーポ)
真っ白なシンプルウェア。自分たちらしい退院スタイルに。
PUPOが提案するのは、ドレスというよりも「上質な白の2wayオール」です。過度な装飾を省き、透かし編みやふんわりとしたパイル地などの素材感で、赤ちゃんらしい清潔感を表現しています。
「家まで車で帰るだけだから、大げさなドレスは必要ないけれど、きれいな服は着せたい」というニーズにぴったり。価格も手頃で、その後はパジャマや普段着としてガシガシ使える実用性が魅力です。
こんな人におすすめ:シンプル派の人、一度きりではなく普段着として使い倒したい人。
コラム:男の子にレースのドレスは変?
「男の子にフリフリのレースを着せてもいいの?」と悩む方もいますが、まったく問題ありません。
ヨーロッパの王室などでも、伝統的に男の子が洗礼式でレースのベビードレスを着用するように、赤ちゃん時代のセレモニードレスに性別は関係ありません。 むしろ、可愛いレースやドレスを着られるのは「赤ちゃんの時期だけの特権」とも言えます。
もし気になる場合は、COFUCUのようなニット素材のものや、タキシード風のデザイン、あるいはシンプルな白の2wayオールなどを選んであげるのも素敵ですよ。
退院もお宮参りも、赤ちゃんにとっては人生で一度きりの大切なイベントです。
日本の職人が心を込めて仕立てたセレモニードレスは、きっとその瞬間をより温かく、美しく彩ってくれるはずです。素敵な一着と出会えますように。