養蜂場のはちみつ通販|国産を養蜂家から直接買える全国11軒

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養蜂家から直接買うはちみつは、どこの山で、いつ、誰が採ったかまで分かる一瓶です。
岩手の栃の花、岐阜の田んぼのれんげ、広島の山に咲く山桜。同じ「国産はちみつ」でも、採った人と場所が違えば、色も香りもまるで違います。

国内に出回るはちみつのうち、国産は7%ほど。そのひと瓶ひと瓶の向こうに、春先から巣箱を見回り、花の咲く時期を待って蜜を採る養蜂家がいます。このページは、自分で巣箱を管理し、採蜜地と花を明らかにしている養蜂家を、東北から九州まで11軒集めた名鑑です。順位はつけず、北から順に並べています。

【一覧】この名鑑の養蜂家11軒

地域 養蜂家 この名鑑で紹介する蜜 買える場所
青森・南部町 西塚農園 日本みつばちの百花蜜(たれ蜜) ふるさと納税
岩手・盛岡 藤原養蜂場 栃 楽天(公式店)・公式サイト
秋田・由利本荘 小松養蜂場 アカシア 楽天・公式サイト
秋田・仙北 田沢湖養蜂場 アカシア ふるさと納税
長野・長野市 北信濃養蜂場 あかしあ 楽天(生産者の店)
石川・金沢 金澤やまぎし養蜂場 百花(金沢産) 楽天(直営店)・公式サイト
岐阜・垂井 春日養蜂場 春の里山蜜(れんげ・フジ・エゴノキ) 楽天(生産者の店)
静岡・浜松 養紡屋 はぜのき 楽天(生産者の店)
広島・三次 升田養蜂場 森の蜂蜜4種(春一番・百花・ハゼ・ふくらし) 楽天(生産者の店)
愛媛・松山 渡辺養蜂場 れんげ 楽天(生産者の店)
福岡・八女 かの蜂(鹿野養蜂園) 百花 楽天(直営店)・公式サイト

1. この名鑑に載る養蜂家|3つの基準

山あいの林のそばに木の巣箱が並ぶ養蜂場

この名鑑には、次の3つを満たす養蜂家だけを載せています。

  • 自分で巣箱を管理し、蜜を採っていること。ほかから仕入れたはちみつを詰めて売るのではなく、蜂を育て、蜜を採るところから自分たちで行っている
  • 国産であることを、原材料名などで確かめられること。「はちみつ(国産)」「(秋田県産)」のように、販売ページで確かめた
  • 採蜜地と花を明らかにしていること。どこの、どんな花の蜜なのかを、作り手自身が書いている

掲載料はいただいていません。順位もつけていません。どの養蜂家も、同じ項目、同じ分量で紹介しています。紹介文は、各養蜂家の公式サイトや販売ページ、自治体の資料で公開されている情報をもとに書きました。

ラベルの向こうの「誰が、どこで、いつ」

スーパーのはちみつでも、原材料名を見れば採れた国は分かります。けれど、養蜂家から直接買うと、その先まで分かります。岐阜の春日養蜂場は、管理している7か所の蜂場から1日1か所ずつ蜜を搾っていきます。広島の升田養蜂場は、糖度計で確かめて79.5度を超えてから蜜を採ります。愛媛の渡辺養蜂場のはちみつには「令和8年度産」と、採れた年が書かれています。

国内で流通するはちみつのうち、国産は7%ほど。昭和45年ごろと比べて、れんげの花は1割ほどに減ったと日本養蜂協会はまとめています。花を追い、蜂を守り、その年の蜜を瓶に詰める。直接買うことは、その仕事をそのまま受け取ることです。

2. 東北の養蜂家|栃とアカシアの北国

東北の初夏は、栃やアカシアの白い花が山に咲く季節です。日本みつばちを家族で育てる青森の農園から、明治から続く盛岡の養蜂場まで、4軒を紹介します。

西塚農園|青森県南部町

巣に切れ目を入れて、自然に落ちてくる蜜だけを集める。
青森県南部町で、日本みつばちのはちみつを家族で手作りしている農園です。「百花舞蜜」は、巣に切れ目を入れて、重みで自然に落ちてきた蜜だけをろ過した「たれ蜜」。日本みつばちは、日本に昔からいる在来のミツバチです。加熱も加工もしていません。

採蜜地:青森県南部町 蜂:日本みつばち 買える場所:南部町のふるさと納税

西塚農園 日本みつばちのハチミツ 百花舞蜜(たれ蜜)150g(ふるさと納税・南部町)

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藤原養蜂場|岩手県盛岡市

6歳で一群の蜂をもらった少年が、東北の蜂をつくった。
明治32年(1899年)、満6歳の藤原誠祐が、父から日本種のミツバチを一群もらい受けて飼い始めたのが始まりです。明治34年に藤原養蜂場と名乗り、18歳で東北初の専業養蜂家に。大正時代からは早池峰山のふもとを本拠地に、盛岡周辺のいくつもの蜂場で、それぞれの土地に合う花の蜜を採ってきました。誠祐は6歳から90年にわたって、現役で蜂を飼い続けたといいます。「藤原黄金蜂蜜」は、花の最盛期に採った蜜を、独自の基準でさらに選んだ国産のはちみつです。

採蜜地:岩手県(早池峰山のふもとと盛岡周辺) 主な花:栃・あかしあなど 買える場所:楽天の公式店・公式サイト

藤原養蜂場の公式サイト

藤原養蜂場 藤原黄金蜂蜜 栃 150g(岩手・盛岡・公式)

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小松養蜂場|秋田県由利本荘市

「蜂蜜を母に食べさせてあげたい」。17歳で始めた養蜂場。
昭和30年、初代の小松政明が17歳のとき、「蜂蜜を母に食べさせてあげたい」という思いから始めた養蜂場です。それから秋田にこだわり、約300群のミツバチを育てて、蜜を採るところから売るところまでを自分たちで行っています。売っているのは、秋田県産100%、自家採蜜100%のはちみつだけ。このアカシアは、秋田県小坂町で採った蜜です。

採蜜地:秋田県(小坂町・由利本荘市ほか) 主な花:アカシア・栃・玄圃梨 買える場所:楽天(販売店)・公式サイト・由利本荘市のふるさと納税

小松養蜂場の公式サイト

小松養蜂場 国産 完熟はちみつ アカシア 180g(秋田・自家採蜜100%)

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田沢湖養蜂場|秋田県仙北市

蜂の様子と天気を見ながら、田沢湖のほとりで。
日本一深い湖、田沢湖のまわりで蜜を採る養蜂場です。ミツバチの飼育から採蜜、出荷までを自分たちで一括して行い、蜂たちの様子や天候に細かく気を配りながら養蜂をしていると書いています。採った蜜は、純度100%のまま瓶に詰めて届けます。

採蜜地:秋田県仙北市(田沢湖周辺) 主な花:アカシアほか 買える場所:仙北市のふるさと納税

田沢湖養蜂場 秋田県産はちみつ アカシア 250g(ふるさと納税・仙北市)

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豆知識:東北のミツバチを、盛岡の養蜂家が変えた

藤原養蜂場の初代・藤原誠祐は、寒さに強く、病気にも強く、蜜をよく集めるミツバチをつくろうと、カーニオラン種とイタリアン種をかけ合わせました。大正時代、こうして東北の気候に合う蜂を育て、2万群以上を各地に譲ったところ、その後、東北のほぼすべてのミツバチがこの蜂の系統になったと、藤原養蜂場は沿革に記しています。

3. 中部・北陸の養蜂家|田んぼと山の花

千曲川の河原のあかしあ、金沢の山の百花、濃尾平野の田んぼのれんげ、浜松の山のはぜのき。中部と北陸の4軒です。

北信濃養蜂場|長野県長野市

すべての蜜を、代表が自分の手で採る。
長野市の養蜂場です。売っているはちみつは、すべて代表の小泉さんが責任を持って採蜜しています。このあかしあは、長野市内の千曲川の屋島と、犀川沿いの篠ノ井で採れた蜜です。原材料名は「はちみつ(長野市産・純粋)」。採れた川の名前まで分かるはちみつです。

採蜜地:長野県長野市(千曲川・犀川沿い) 主な花:あかしあ・りんご 買える場所:楽天(生産者の店)

北信濃養蜂場 なごみつ あかしあ 200g(長野市産・生産者直売)

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金澤やまぎし養蜂場|石川県金沢市

金沢の山で採れた、金沢のはちみつ。
昭和5年(1930年)、金沢市湯涌の山の中で始まった養蜂場です。この「金澤はちみつ 百花」は、浅野川の上流にある自社の養蜂場で採った金沢産。巣箱の中で熟成させた蜜だけを採り、加熱して水分を減らすことも、糖分を加えることもしないのが、この養蜂場のやり方です。

採蜜地:石川県金沢市(浅野川上流) 主な花:百花 買える場所:楽天の直営店・公式サイト・金沢市のふるさと納税

金澤やまぎし養蜂場の公式サイト

金澤やまぎし養蜂場 金澤はちみつ 百花 300g(金沢自社養蜂場で採蜜)

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春日養蜂場(みつばち村)|岐阜県垂井町

7つの蜂場を、1日1か所ずつ搾っていく。
濃尾平野の西の端、稲作の盛んな垂井町で蜜を採る養蜂場です。はちみつは仕入れず、ミツバチの飼育から採蜜まで、すべてを自分たちで管理しています。管理している蜂場は7か所。1日に1か所ずつ搾っていくと、最初の蜂場にはもう蜜がいっぱいに貯まっていて、雨が降らないかぎり採蜜が続くそうです。養蜂家だけが取得できる「養蜂GAP」の第三者認証も受けています。「春の里山蜜」は、れんげ、フジ、エゴノキの花の季節の蜜です。

採蜜地:岐阜県不破郡垂井町 主な花:れんげ・フジ・エゴノキほか 買える場所:楽天(生産者の店)

春日養蜂場 春の里山蜜 600g(岐阜・垂井・養蜂GAP)

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養紡屋|静岡県浜松市

抗生物質を使わずに、蜂を育てる。
浜松市天竜区の養蜂場です。ミツバチを抗生物質を使わずに育て、はちみつは加熱せずに仕上げています。抗生物質を使わない飼育と非加熱の仕上げには手間がかかり、巣箱を一つの場所に置いたまま採る定置養蜂では、採れる量にも限りがある。そう店主は書いています。はぜのきの蜜は、コクのある味わいです。

採蜜地:静岡県(浜松) 主な花:はぜのき・みかんほか 買える場所:楽天(生産者の店)

養紡屋 はぜのき蜂蜜 ガラス瓶 450g(静岡・浜松・抗生物質不使用)

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4. 中国・四国・九州の養蜂家|山桜からみかんまで

冬のあいだ南の土地で蜂を育てる広島の家族、50年はちみつを採り続ける愛媛の養蜂家、半世紀以上はちみつ一筋の福岡の養蜂園。西の3軒です。

升田養蜂場(森の蜂蜜屋)|広島県三次市

糖度が79.5度を超えるまで、巣箱の中で待つ。
夫婦と息子夫婦の4人で営む、三次市の養蜂場です。1月から3月は高知県の土佐清水で蜂を育て、巣箱がいっぱいになるのを待って4月に広島へ戻り、山桜の咲くころに最初の蜜を採ります。これが「春一番はちみつ」。花が咲き始めてから採蜜までゆっくり待ち、糖度計で確かめて、糖度が79.5度以上になってから蜜を採っています。梅雨どきに咲くふくらし(ソヨゴ)の蜜は、採ったその場でトラックの荷台で搾るそうです。

採蜜地:広島県(三次市・中国やまなみ街道沿いの山) 主な花:山桜・フジ・ミズキ・ハゼ・ふくらし 買える場所:楽天(生産者の店)・三次市のふるさと納税

升田養蜂場 森の蜂蜜屋 森の蜂蜜セット 180g×4本(広島・三次)

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渡辺養蜂場|愛媛県松山市

はちみつを採り続けて、50年。
松山市の養蜂場です。代表の渡辺敏正さんは、はちみつを採り続けて50年。試行錯誤を重ねながら、より質の高い蜜を採ることだけを考えてきたといいます。愛媛県産のれんげの蜜を「れんげ畑から届きました」、みかんの蜜を「みかん畑から届きました」と名付けて、採れた年を「令和8年度産」とラベルに書いて届けています。

採蜜地:愛媛県 主な花:れんげ・みかん 買える場所:楽天(生産者の店)

渡辺養蜂場 れんげ畑から届きました 300g(愛媛・松山・令和8年度産)

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かの蜂(鹿野養蜂園)|福岡県八女市

完熟するまで、じっくり待って採る。
八女市の鹿野養蜂園が営む、はちみつの専門店です。はちみつ一筋で半世紀以上。蜜源の花の種をまき、巣箱にもこだわって、完熟するまでじっくり待つ独自の採蜜で蜜を採っています。この百花はちみつは、九州各地と広島、山口で採れた国産。クセがなく、毎日使う人のための1kgのとんがり容器です。

採蜜地:九州各地・広島・山口 主な花:百花・れんげ・みかんほか 買える場所:楽天の直営店・公式サイト・八女市のふるさと納税

かの蜂の公式サイト

かの蜂 国産百花はちみつ 1000g(とんがり容器)

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5. 養蜂家の一年|早春の見回りから越冬まで

ひと瓶のはちみつの前には、一年がかりの仕事があります。藤原養蜂場が「藤原養蜂場のしごと」として公開している一年の流れを、季節ごとにたどります。

早春の見回り、春の採蜜、夏の暑さ対策、冬の越冬までの養蜂家の一年を描いたイラスト

早春:いちばん危ない季節

ミツバチが動き始める早春は、いきなり一年でいちばん危ない時期です。花はまだ十分に咲いておらず、貯めていた蜜が底をつくことがあります。4月に寒さがぶり返すと、家族のあいだで蜜の取り合いが起きることも。養蜂家は食べ物が足りるよう手を貸しながら、花が咲いたら思いきり働けるように支えます。

5月〜7月:花が一斉に咲き、蜜を採る

5月になると花が一斉に咲き、採蜜が本番を迎えます。蜂の家族はどんどん増え、やがて巣別れ(分封)をして家族が分かれます。これをうまく管理できるかどうかで、採れる蜜の量に大きな差が出ます。7月の終わり、暑さが強くなると、巣箱に日陰をつくるなどの工夫も必要になります。

8月〜9月:暑さをしのぎ、花を追う

真夏のミツバチは、朝と夕方だけ働き、日中は休みます。それでも蜜の採れる場所があれば、養蜂家は巣箱を移します。暑さが峠を越えると、また採蜜ができるようになります。

10月〜2月:越冬の支度と、見守り

10月、気温が下がるとともに巣を少しずつ減らし、蜂の群れを整えて越冬の支度に入ります。無事に冬を越せるかどうかは、養蜂の腕しだいだと藤原養蜂場は書いています。12月と1月は巣箱に触れず、2月下旬の暖かい日に様子を見て、蜜が足りなければ餌を足す。こうしてまた、一年が始まります。

豆知識:花の蜜は、もともと薄い

升田養蜂場によれば、ミツバチが花から持ち帰ったばかりの蜜は、糖度30〜50度ほどのとても薄いものです。それをミツバチが数日かけて巣の中で濃くしていきます。薄いうちに採ると発酵のもとになるので、升田養蜂場は糖度計で確かめながら採ります。77度のはちみつと80度のはちみつとでは、口に広がる甘みが違うそうです。

6. 直接買うときに見ること|採れた年と季節

淡い色から濃い琥珀色まで、花の違う国産はちみつの瓶が並ぶ様子

「新蜜」は、花の季節のあとに出る

はちみつは一年中売っていますが、その年に採れた蜜が並ぶのは、花の季節のあとです。春日養蜂場の「春の里山蜜」は、2026年は6月14日に発売されました。この名鑑の養蜂家の店にも、採れた年や発売日を書いているところがあり、その年の新しい蜜を選んで買うことができます。採れる量は天気と花しだい。人気の蜜は、売り切れることもあります。

原材料名の「(○○県産)」と、花の名前

養蜂家のはちみつは、原材料名に「はちみつ(長野市産・純粋)」「はちみつ(静岡県産)」のように、採れた土地まで書いてあることがあります。花の名前と採蜜地がそろっていれば、その蜜がどんな景色の中で採れたかが分かります。同じアカシアでも、秋田の小坂町と長野の千曲川では、採れる土地が違います。

加熱のことは、作り手の言葉で読む

はちみつの「非加熱」には、決まった基準がありません。だからこそ、作り手がどう書いているかを読みます。金澤やまぎし養蜂場は、加熱して水分を減らすことも糖分を加えることもしないと書き、升田養蜂場は、瓶に詰めやすくするために少し温めるときも、できるだけ低い温度で温めると書いています。言葉の細かさに、その養蜂家の考え方が表れます。

ふるさと納税で受け取る

この名鑑の西塚農園と田沢湖養蜂場は、ふるさと納税の返礼品として受け取れます。小松養蜂場、金澤やまぎし養蜂場、升田養蜂場、かの蜂も、地元の自治体の返礼品にはちみつを出しています。養蜂家のいる町を応援しながら、その町の花の蜜を受け取る方法です。

7. よくある質問(FAQ)

養蜂家から直接買うと、何が違いますか?

採れた場所、花、年、採った人まで分かることです。原材料名で国までは分かりますが、養蜂家の店では「長野市の千曲川沿い」「令和8年度産」のように、その先まで書かれていることがあります。採り方や仕上げ方についても、作り手自身の言葉で読めます。

新しい蜜(新蜜)は、いつ買えますか?

花の季節と地域で変わります。たとえば春日養蜂場の「春の里山蜜」は、2026年は6月14日発売でした。気になる養蜂家の店で、発売日や「○年度産」の表示を確かめてください。

日本みつばちのはちみつは、何が違いますか?

日本みつばちは、日本に昔からいる在来のミツバチです。この名鑑では、青森の西塚農園が日本みつばちを家族で育てています。西塚農園の「たれ蜜」は、巣に切れ目を入れて自然に落ちてきた蜜だけを集めたもので、一般的なはちみつとは採り方から違います。

白く固まってしまいました。傷んだのですか?

傷んだわけではありません。はちみつは寒い場所で白く固まる(結晶する)ことがあり、花によって固まりやすさが違います。戻すときは、瓶ごとぬるめのお湯でゆっくり溶かします。温度は作り手ごとに案内が違うので、ラベルや店の案内に従ってください。結晶のしくみと戻し方は、国産はちみつの選び方と、白く固まったときの戻し方にまとめています。

赤ちゃんにあげてもいいですか?

1歳未満の赤ちゃんには、はちみつを与えないでください。乳児ボツリヌス症のおそれがあるとして、厚生労働省が注意を呼びかけています。国産でも、養蜂家から直接買ったはちみつでも同じです。

この名鑑に載る基準と、掲載料は?

自分で巣箱を管理して蜜を採っていること、国産であることを原材料名などで確かめられること、採蜜地と花を明らかにしていること。この3つを満たす養蜂家を載せています。掲載料はいただいていません。順位はつけず、北から順に並べています。

8. まとめ:誰が、どこで、いつ採ったかで選ぶ

朝の光の中、木の巣箱のそばに置かれたはちみつの瓶

早春に蜂を守り、花の季節を待ち、糖度を確かめて蜜を採る。養蜂家から直接買うはちみつには、その一年がそのまま詰まっています。

岩手の栃、秋田のアカシア、岐阜の田んぼのれんげ、広島の山桜。採れた土地と花と年で選べば、はちみつ選びはもっと楽しくなります。気になる養蜂家を見つけたら、その年の新しい蜜を、ぜひ作り手から受け取ってみてください。

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