ホワイトローズ
透明だから、雨の日の視界がひらける。
東京・台東区寿に拠点を置くホワイトローズは、透明傘を軸に雨の日の安心を形にしてきたメーカーです。カバーにはポリオレフィン系多層フィルムなどを採用し、全面透明の視界の良さを大切にしています。内側の風を外へ逃がす特許「逆支弁」機構を備えたモデルもあり、強風時の扱いやすさにも目を向けた設計です。壊れにくさだけでなく、直して長く使える傘という考え方も、ものづくりの芯になっています。
ここが推し!
持ち運びやすい折りたたみ(アメマチ)、軽量な長傘(カテール・ピッコロ)、広さ重視なら16本骨の「かてーる16桜」、大判が欲しい日には「テラ・ボゼン」がおすすめ。木の手元や中棒の素材違いも見比べると楽しく、収納袋付きのモデルは雨上がりの移動にも便利です。長く使う前提なら、修理の相談ができる体制も心強いポイント。
PROFILE 企業・工房について
ホワイトローズ株式会社は、東京都台東区寿に事務所と店舗を置き、自社工場(ホワイトローズ旭工場)も構える傘メーカーです。創業は享保6年、設立は昭和28年2月9日。EVAやビニールなどを素材に、高周波・ウェルダー加工と縫製加工を用いて、雨具や家庭用品づくりを手がけています。
代表作のひとつ「かてーる16桜」は、16本骨で実行直径約108cm。中棒は白樺、手元は天然木の桜を使い、カバーはポリオレフィン系多層フィルムです。内側の風を外へ逃がす特許「逆支弁」機構も搭載。透明の視界と、強風時の扱いやすさを同時に狙ったモデルです。
ラインナップは、軽量でコンパクトな長傘「カテール・ピッコロ」(実行直径約84cm)から、折りたたみの「アメマチ」シリーズ、特大サイズの「テラ・ボゼン」(実行直径140cm)まで幅広く揃います。開閉方式(手開き/ジャンプ)やサイズ、手元の素材で選べるのも特徴です。
ものづくりの根底には「修理できる傘として長く愛用してもらいたい」という考え方があります。一般財団法人 日本文化用品安全試験所の協力を得た風速15mの耐久実験に取り組むなど、強さの検証にも触れています。台東区寿の店舗では来店もしやすく、相談の窓口としても機能しています。
視界を守る、全面透明という選択
ホワイトローズが大切にしているのは、雨の日でも周囲が見渡せる「全面透明」の傘。カバーにはポリオレフィン系多層フィルムを用いたモデルがあり、透明度と防水性を両立させています。暗い天候でも視界を遮りにくいのが魅力です。
風を逃がす特許「逆支弁」機構
強風で傘が裏返りそうな瞬間に、内側の風を外へ抜く通り道をつくるのが「逆支弁」。雨漏れをさせない“逆止”の考え方で、裏返りを軽減する設計です。カテールやアメマチなど、多くのモデルに採用されています。
温度変化や扱い心地まで、素材で整える
カバーは濡れてもベタつきにくく、70℃〜-20℃まで無変化とされる仕様が示されています。骨にはグラスファイバーを採用し、風を受け流す構造に。日常のストレスを減らす工夫が、細部まで続きます。
「直して使う」前提のものづくり
不燃物になりやすい複合素材の傘だからこそ、簡単に捨てず、直して長く使うという思想を掲げています。店舗(台東区寿)を構え、自社工場も持つ体制。修理できる傘としての設計が、ブランドの“エコ”の核になっています。