事業者・ブランド紹介

TCB JEANS

“ジーンズのある生活”をつくる。

岡山・児島のファクトリーから生まれる「TCB JEANS」。古き良きアメリカのデニムをサンプリングしながら、いまの日常服として気持ちよく着られる“デニムスタイル”を提案しています。 工場では、生地の裁断から縫製、仕上げまでの流れがひとつながり。2018年のリノベーションで、1階は縫製工場、2階はショールーム兼ショップという、ブランドの空気をそのまま感じられる場所になりました。児島で“どこで、誰が作っているか”まで見えるのも、うれしいポイントです。

〒711-0906 岡山県倉敷市児島下の町10-4-1 ティーシービージーンズ
TCB JEANS

ここが推し!

TCB JEANSを選ぶなら、まずは“どの時代の空気感を着たいか”から入るのが楽しいところ。1880〜1960年代のアメリカのワークウェアを手がかりにしたディテールが多いので、同じデニムでも表情が変わります。

オンライン購入で裾上げを入れる場合は、最初は裾直しなしでサイズを確かめてから…という流れも安心。裾上げ後は返品・交換対象外になるので、じっくり決めるのが気持ちいいです。

そして時間が合えば、児島のファクトリーストアへ。1階の現場で生地が“ジーンズになっていく”リズムを想像しながら、2階のショールームで一本を選ぶ。そんな寄り道が似合うブランドです。

PROFILE 企業・工房について

TCB JEANSの軸にあるのは、「ただジーンズを作るのではなく、“ジーンズのある生活”を作る」という言葉。古いアメリカのデニムに宿るムードや、ワークウェアとしての思想を、いまの毎日に似合う形へ置き換えていく。そんな方向性が、ブランド全体をやわらかく貫いています。 ルーツは、代表・井上さんのアメリカへの憧れと、一本のジーンズとの出合い。20歳のときに国産ジーンズの聖地・児島へ移住し、縫製工場で基礎を学び、企画の現場も経験したうえで、27歳で縫製工場「TCB」を立ち上げます。仕事を大切にするという意味の「Taking Care of Business」と、当時飼っていた2匹の猫に由来する「Two Cats Brand」。2つの由来が、今もブランドのアイコンになっています。 2018年秋には工場をリノベーションし、無料のファクトリーツアーも用意。3階で裁断、1階で縫製と仕上げ、2階でショップ/ショールームへ——工程の流れに沿って空間がつくられているので、作り手と着る人が自然につながる設計です。 さらに、ミシンや工程の考え方も“ものづくりの読み物”として公開。綿糸とビンテージミシンで縫うからこそ出る縫い目の表情、チェーンステッチ、パッカリングの理屈まで、丁寧に語られます。裾上げは購入時の同時依頼、または郵送での後日依頼に対応(裾上げ後は返品・交換不可)。なお、リペアは2025年7月31日をもって受付を一旦休止し、再開時期は未定と案内されています。

1880〜1960年代のアメリカデニムを手がかりに

TCB JEANSは、古き良きアメリカのデニムをサンプリングし、当時のライフスタイルや空気感をほどきながら、細かなディテールへ落とし込んでいくスタイル。作業着としての扱いやすさと、着ると気分が上がる感覚的な良さ。その両方を“日常服”として成立させることにこだわっています。

“作って、売る”までをつなぐファクトリーブランド

代表・井上 一(Inoue Hajime)さんが、27歳のときに縫製工場を「TCB」の社名で設立。社名には「Taking Care of Business」と「Two Cats Brand」という2つの意味があり、2匹の猫はラベルなどにも登場します。作り手の顔が見える距離感を大切にしながら、“自分たちが本当に作りたいものだけを作る”というコンセプトを掲げています。

2018年のリノベで、見学しやすい工場へ

2018年秋、見学しやすいオープンな制作現場を目指して工場をリノベーション。1階は縫製工場、2階はショップ機能を持つショールームに。無料のファクトリーツアーも用意され、児島でしかできない「made by TCB」のものづくりを、ぐっと身近に感じられます。

ビンテージミシンと綿糸で、“当時の表情”まで

TCBでは、1950〜60年代のビンテージミシンを使い、綿糸で縫製することにもこだわりがあります。たとえば巻き縫いにはUnion Special 35800G(1950年代)を使用し、縫い幅(1/4・9/32・5/16inch)まで使い分け。帯付け(Union Special 51800G/1940年代)や裾縫い(Union Special 43200G/1940年代)ではチェーンステッチの表情や、裾のウネリ(パッカリング)が生まれる理由まで解説されています。ボタンホールはREECE104を使い、“後メス”という手法で仕上げるスタイルです。