事業者・ブランド紹介

一澤信三郎帆布

京都・東山で1905年から。丈夫で長持ち、シンプルで使いやすく、飽きのこない帆布かばん。

一澤信三郎帆布は、京都市東山区で1905年に創業した帆布かばん店です。京都にある店はひとつだけ。店頭とオンラインストアで、職人が手作業で仕上げる帆布かばんを届けています。生地は、一澤信三郎帆布のために特別に織ってもらった綿帆布と、上質な麻帆布。染めや防水加工、糸や金具まで、使い心地を左右するところを丁寧に選び抜いています。トート、ショルダー、リュック、ボストン、小物まで。日々の暮らしに、気負わず寄り添うラインナップが揃います。

【SHOP】〒605-0017 京都府京都市東山区高畑町602/【OFFICE】〒605-0016 京都府京都市東山区進之町590 いちざわしんざぶろうはんぷ
一澤信三郎帆布

ここが推し!

サイズ感と持ち手の長さで、毎日の動きが変わります。ショルダー系は、本体とバンドの色合わせを選べるモデルもあるので、落ち着いた定番色に差し色を足すのも楽しいところ。京都の店を訪れるなら、軽いリュックやボストンで両手を空けて、散策に寄り添う相棒に。長く使ってくたっとしてきたら、日々のお手入れや修繕の相談もできるので、「育てながら使う」気分で選べます。贈りものなら、有料のギフト袋や熨斗も用意されています。

PROFILE 企業・工房について

はじまりは1905年。創業者の一澤喜兵衛が、職人が使う道具入れや、配達用のかばん、登山用のリュック、テントなどの帆布製品を作ったことから歩みが始まります。丈夫さと実用性で評判を呼び、京都の暮らしに根付いていきました。

ものづくりの芯にあるのは、「丈夫で長持ち、シンプルで使い勝手の良い、飽きのこないかばん」。裁断は1枚ずつはさみで、厚い帆布は木槌で折り目を付け、均等なステッチで縫い上げます。縫い止まりは手で結び、叩いて固定。最後まで人の手で整えていくから、どこか温度のある仕上がりになります。

生地は、綿帆布・麻帆布を独自の色に染め、用途に応じて防水加工。柄ものは捺染で、一色ずつ型を作って手作業で染め上げます。柄の図案は基本的に社内でデザイン。気取らず、でもさりげなく遊び心がある。そんなバランスが楽しいところです。

2006年には「株式会社 一澤信三郎帆布」として新たにスタートし、2011年に営業再開。現在は「信三郎帆布」「信三郎布包」「一澤帆布製」の3つのブランドを展開しています。店は京都にたったひとつ。オンラインでの注文もでき、仕上がり・お届けまで1ヶ月前後待つ場合があるのは、職人が順番に手作業で作るからこそ。無料の製品カタログや、ギフト袋・熨斗(有料)も用意されているので、選ぶ時間まで含めて楽しめます。

特別に織った綿帆布と、6色の麻帆布

帆布は1㎡あたり8オンス(約227g)以上の厚布。一澤信三郎帆布では、用途に合う厚みを選びつつ、専用に織ってもらった帆布を使います。綿帆布は15色、麻帆布は黒麻・緑麻・青麻・茶麻・ワイン麻・生成麻の6色。天然素材ならではの、やわらかな色の出方も魅力です。

「2人1組」で仕上げる、手間ひまのあるかばん作り

工房では、ミシンをかけるベテラン職人と、印付けや金具付けを担う下職が2人1組。下職から始めてミシンを踏めるようになるまで、7〜8年かけて育っていきます。戦前のシンガーミシンが今も活躍し、製造マニュアルは作りません。知恵と工夫が生まれる環境を大切にしています。

糸も金具も“かばんのため”に選ぶ

丈夫な帆布に負けないよう、糸は南極大陸で使うテントの糸と同じ素材を採用。時間の経過とともに糸が引き締まり、強度が増すのが特徴です。金具は約30〜40種類。帆布の風合いと調和するアンティックシルバーを基本に、つまみやすさまで考えた特注のファスナー引き手など、機能性を最優先に作り込まれています。

手入れ・修繕・誂えまで、長く使う前提で

日々のお手入れや洗い方を案内し、修繕もできる限り受け付けています。遠方からの修繕は、写真を送って事前見積もりを取る流れ(見積もりは2週間以内の連絡が目安)。混み具合によっては修繕に最長2ヶ月ほどかかる場合もあります。記念品や引出物などの誂えも対応し、プリントやネームタグは50個以上から相談できます。