お風呂上がりに顔をうずめたくなる、フワフワのタオル。
毎日使うものだからこそ「日本製」の良いものを使いたいけれど、いざ選ぼうとすると「今治タオル」と「泉州タオル」、どっちが良いの?と悩みませんか?
実はこの2つ、最大の違いは「洗うタイミング(製法)」にあります。
ギフトに最強の「今治」と、吸水性とコスパでプロに愛される「泉州」。
今回は、日本の2大タオル産地の違いを徹底比較し、あなたの生活スタイルにぴったりの一枚をご提案します。
1. 結論:今治と泉州の決定的な違い
どちらも吸水性は世界トップクラスですが、製造工程の違いにより「得意分野」が異なります。
一言で言えば、「高級感の今治」と「実用性の泉州」です。
| 項目 | 今治タオル(愛媛) | 泉州タオル(大阪) |
|---|---|---|
| 製法 | 先晒し(さきざらし) | 後晒し(あとざらし) |
| 肌触り | ふんわり・ボリューミー | サラッとしている・シャリ感 |
| 価格帯 | やや高め(ギフト向き) | 手頃(普段使い向き) |
| 特徴 | 独自の「5秒ルール」で品質保証 | 油分ゼロで清潔・おろしたてから吸う |
① 圧倒的なブランド力「今治タオル」
特徴:先晒し先染め
糸の状態で晒(さら)して染め、デザイン性の高いジャガード織りで仕上げます。
5秒ルールとは?:
タオル片を水に浮かべ、5秒以内に沈み始めなければ合格できない厳しい基準があります。
「洗わなくても使い始めから水を吸う」と言われますが、毛羽落ちを防ぐため、やはり一度洗濯するのがおすすめです。
② 清潔で高コスパ「泉州タオル」
特徴:後晒し(あとざらし)製法
タオルを織り上げた「後」に洗いをかけます。
これにより、糸についたノリや油分、不純物が完全に除去されます。
メリット:
おろしたての瞬間から、驚くほど水を吸います。縮みにくく清潔なので、医療現場や美容室などのプロユースとしても人気です。
2. おすすめの「今治タオル」ブランド3選
贈り物や、自分へのご褒美に。ふんわりとした柔らかさが続く、今治の鉄板ブランドです。
【No.1】Kontex(コンテックス) / MOKUシリーズほか
おしゃれな今治タオルの代名詞。
「古き良き」と「モダン」が融合したデザインが人気。
特にサウナ好きや銭湯好きに愛される薄手の「MOKU」シリーズや、赤ちゃん向けのフード付きバスタオルなど、
ライフスタイルに寄り添う製品が多いのが特徴です。
【No.2】タオル美術館 / 名入れギフト
世界に一つだけのギフトを贈るなら。
百貨店でもおなじみの有名ブランド。刺繍による「名入れ」サービスが充実しており、出産祝いや結婚祝いに最適です。
品質はもちろん、パッケージの豪華さも贈り物として選ばれる理由です。
【No.3】IKEUCHI ORGANIC(イケウチオーガニック)
「風で織るタオル」。オーガニックの最高峰。
「食べてしまっても安全」なレベルの安全性を追求する熱狂的なファンを持つブランド。
経年劣化さえも楽しめる丈夫な作りで、使い込むほどに馴染んでいく感覚は唯一無二です。
3. おすすめの「泉州タオル」ブランド3選
毎日の洗面所やキッチン、お風呂上がりに。ガシガシ洗って使える、実力派のタオルたち。
【No.1】hiorie(ヒオリエ) / ホテルスタイルタオル
楽天などの通販で爆発的ヒット。コスパ最強の日本製。
「家のタオルを全部これに統一した」という人が続出する、泉州タオルの代表格。
ボリュームがあるのに乾きやすく、何より価格が手頃。
色展開も豊富なので、家族で色分けしたり、インテリアに合わせやすいのも魅力です。
【No.2】泉州美人(ウエノタオル) / バスタオル
驚くほどの薄さと、吸水力。女性に人気。
「バスタオルはかさばるから嫌」という方におすすめ。
薄手なのに一般的なタオルの数倍の吸水力を持ち、髪の水分を一瞬で拭き取ります。
洗濯物の量が減り、部屋干しでもすぐに乾く、主婦の強い味方です。
【No.3】神藤タオル(SHINTO TOWEL) / 2.5-PLY GAUZE
伝統をアップデートした、新しい泉州タオル。
創業100年以上の老舗が作る「2.5重ガーゼ」タオル。
3重ガーゼの真ん中の生地を半分にするという特殊技術で、独特の柔らかさと軽さを実現しています。
おしゃれなセレクトショップでも扱われる、デザイン性の高さもポイント。
4. 長持ちさせるためのお手入れ・洗濯方法
良いタオルをゴワゴワにしないための、ちょっとしたコツをご紹介します。
柔軟剤は「使いすぎない」のが正解
ふわふわにするために柔軟剤を入れたくなりますが、実は吸水性を落とし、繊維が抜けやすくなる原因になります。
普段は洗剤のみで洗い、「ちょっと硬くなってきたかな?」と思った時だけ少量使うのが、タオルを長生きさせる秘訣です。
干す前のひと手間:
脱水後、タオルをバサバサと10回ほど大きく振ってから干すと、パイル(ループ)が立ち上がり、乾いた時のふんわり感が劇的に変わります。
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5. よくある質問(寿命・乾燥機・赤ちゃん)
結局、寿命が長い(長持ちする)のはどっちですか?
どちらも丈夫ですが、強いて言えば「泉州タオル」です。
後晒し製法で不純物がなく清潔なため、使い始めから繊維のコシが強く、ヘタリにくい傾向があります。一方、今治タオルはパイルが長く繊細なものが多いので、爪などの引っかけに少し注意が必要です。
赤ちゃんや敏感肌の人にはどちらがおすすめ?
どちらも安全基準が高くおすすめですが、肌への摩擦を気にするなら「今治タオル(特にオーガニック系)」の圧倒的な柔らかさが向いています。
速乾性と清潔さを重視して、1日に何度も取り替えるなら「泉州タオル(ガーゼタイプ)」が便利です。
乾燥機にかけても大丈夫ですか?
基本的には可能ですが、綿100%のため若干縮むことがあります。
特に今治タオルのようなふわふわ感を維持したい場合は、乾燥機の使いすぎはパイルを傷める原因になります。天日干しや部屋干しをした後に、最後の仕上げ乾燥(10分程度)だけ乾燥機を使うと、驚くほどふっくら仕上がります。
なぜ今治タオルの方が値段が高いのですか?
厳しい品質基準(5秒ルール等)をクリアするための管理コストや、デザイン性の高いジャガード織りなどの手間、そして圧倒的なブランド価値があるためです。 その分、箱を開けた瞬間の感動や高級感は他には代えがたく、贈答用としての信頼性は抜群です。
6. まとめ:ギフトなら今治、自宅用なら泉州
「特別な日の、今治」
「毎日の、泉州」
このように使い分けるのが、最も賢い日本製のタオルの楽しみ方です。
たかがタオル、されどタオル。
顔を拭いた瞬間の心地よさは、その日一日の気分を左右します。
まずはフェイスタオルで一枚ずつ。その違いをあなたの肌で確かめてみてください。