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万年筆・日本製おすすめ|書き味が違うパイロット・セーラーの名品

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デジタル全盛の今だからこそ、「書く」という行為に酔いしれませんか?

「字が汚いから万年筆なんて…」と思っているなら、それは逆です。
万年筆は、あなたの字を「味のある文字」に変えてくれる魔法の道具。

インクの濃淡、紙の上を走る心地よい音。
憧れの作家が愛した道具を使うという高揚感。
そこには、単なる筆記用具を超えた「大人の自己満足(こだわり)」があります。

この記事では、持つだけで心が満たされる、日本人のための「日本製万年筆」の名品7選をご紹介します。

1. 大人の嗜好品。なぜ今、あえて「万年筆」なのか?

ボールペンなら100円で買える時代に、なぜ数万円もする万年筆を使うのか。
それは、効率化された現代社会で忘れてしまった「自分のための贅沢な時間」を取り戻すためです。

「いいものを扱っている」という自己陶酔

キャップをねじって開ける所作、金色のペン先の輝き、紙にインクが染みる様子。
万年筆を使っている時の自分は、いつもより少し知的に、そして丁寧に振る舞えます。

「自分はこだわりのある道具を使っている」という肯定感。
この、ある種の「ナルシシズム(自己陶酔)」こそが、大人を夢中にさせる最大の理由です。誰のためでもない、自分の満足のために道具を選ぶ。これこそ大人の特権ではないでしょうか。

書斎で万年筆を手に持ち、ゆったりとした時間を楽しむ大人の男性のイラスト

憧れへの到達と、実用的な書きやすさ

夏目漱石やアーサー・コナン・ドイル。
私たちが憧れる偉人たちは、みな万年筆で傑作を生み出してきました。
彼らと同じ仕組みの道具を使うことは、その歴史や精神性に触れることでもあります。

そして意外にも、万年筆は「最も手が疲れない筆記具」です。
インクが毛細管現象で勝手に出てくるため、筆圧がいりません。
「こだわり」と「実用性」が同居しているからこそ、一度使うと手放せなくなるのです。

クラシックな万年筆と原稿用紙、文豪の雰囲気を感じさせるイメージ

2. 「トメ・ハネ・ハライ」は日本製にしか書けない

万年筆には「海外製(モンブランやペリカンなど)」と「日本製」があります。
デザインで選ぶなら海外製も素敵ですが、「日本語を美しく書く」なら日本製一択です。

アルファベットと漢字の違い

海外製のペン先:
アルファベット(筆記体)を流れるように書くため、ペン先が丸く研磨されています。ヌルヌル滑りすぎて、漢字の細かい線が潰れがちです。

日本製のペン先:
画数の多い「漢字」を書くために作られています。
適度な摩擦(抵抗感)を持たせているため、「トメ・ハネ・ハライ」がピタッと止まります。
日本の職人が、日本人の手のために削り出したペン先。これが「字が上手に見える」秘密です。

万年筆で書かれた美しい「永」の字。トメ・ハネ・ハライが強調されている

3. 【徹底比較】パイロット vs セーラー|書き味の違い

日本の万年筆界を牽引する2大メーカー。
どちらも素晴らしい品質ですが、その「性格」は正反対と言っていいほど異なります。
あなたの好みはどちらでしょうか?

① PILOT(パイロット):優等生な「ヌルヌル」感

特徴:工業製品としての完璧さ
世界有数の技術力を持ち、ペン先の個体差がほとんどありません。
書き味は非常に滑らか。「ヌラヌラ」「ヌルヌル」と表現されることが多く、紙の上をインクで滑っていくような感覚です。

おすすめな人:
・筆圧が強い人
・スラスラと早く書きたい人
・初めての金ペンで失敗したくない人

パイロット万年筆の代表モデル「カスタム74」のペン先アップ

② SAILOR(セーラー):職人気質な「サリサリ」感

特徴:書きごたえのある心地よい摩擦
日本で最初に万年筆を作った老舗。
あえて紙との摩擦を残すように調整されており、「サリサリ」という鉛筆のような書き心地が特徴です。
「書いている」という実感が指先に伝わるため、文字を丁寧に書きたくなります。

おすすめな人:
・トメ・ハネ・ハライをしっかり表現したい人
・ゆっくりと文字を書く時間を楽しみたい人
・「こだわり」や「趣(おもむき)」を重視する人

セーラー万年筆の代表モデル「プロフィット21」のペン先アップ。錨(いかり)のマーク

4. 【決定版】日本製万年筆のおすすめ名品7選

数千円の入門機から、一生寄り添える最高級品まで。
日本の職人魂が宿る、絶対に後悔しない7本を厳選しました。

【No.1】PILOT|コクーン (Cocoon)

「鉄ペン」の常識を覆す、最初の1本。
3,000円台という価格ながら、その書き味は驚くほど滑らか。
グッドデザイン賞を受賞した繭(マユ)のような美しい曲線フォルムは、大人がビジネスで使っても恥ずかしくありません。
万年筆の世界への入り口として、これ以上のものはないでしょう。

【No.2】PLATINUM|#3776 センチュリー

2年間インクが乾かない、特許技術。
万年筆の最大の弱点「久しぶりに使うとインクが固まって書けない」を、「スリップシール機構」で解決した革命児です。
ペン先は14金を使用しており、少し硬めのカリッとした書き味。
1万円台で買える本格的な金ペンとして、圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。

【No.3】PILOT|カスタム74 (Custom 74)

ニッポンの「ザ・万年筆」。
1974年の誕生以来、愛され続けるスタンダードモデル。
14金のペン先は適度にしなり、日本語を書く楽しさを教えてくれます。
ペン先の太さ(字幅)の種類が非常に豊富で、「極細」から「極太」まで自分だけの一本が見つかります。

【No.4】SAILOR|プロフィット21

「21金」の柔らかさに、とろける。
一般的な金ペンは14金ですが、セーラーはより金の純度が高い「21金」を採用。
その書き味は、驚くほど柔らかく、フェザータッチ。
「万年筆のペン先は、ここまでしなるのか」という感動を味わえる、セーラーの最高傑作です。
大人の所有欲を満たす、威厳あるボディデザインも魅力。

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【No.5】PILOT|キャップレス (Capless)

世界が驚いた、ノック式万年筆。
「キャップを取るのが面倒」という万年筆の常識を覆し、ボールペンのようにノックするだけでペン先が出てきます。
開発から半世紀以上経つロングセラーで、海外での評価も絶大。
「手帳にサッとメモしたい」「会議中に使いたい」という実用派の大人のための、最強のツールです。

【No.6】SAILOR|プロフェッショナルギア

モダンなデザインと、確かな書き味。
万年筆特有の丸いフォルムではなく、天冠(ペンの頭)をフラットにカットした現代的なデザイン。
スーツの胸ポケットに差した時に、錨(いかり)のマークがチラリと見えるのが何とも洒落ています。
中身はプロフィット譲りの21金ペン先なので、書き味も超一級品です。

【No.7】PILOT|エラボー (Elabo)

まるで毛筆。日本語のためだけに生まれたペン。
海外では「Falcon(ファルコン)」の名で愛される名品。
ペン先が独特の形状で大きくしなるため、筆圧の強弱だけで文字の太さを自在に変えられます。
「はね」「はらい」の表現力がズバ抜けており、自分の字が一番うまく見えるペンと言っても過言ではありません。

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5. 一生使うための手入れ|実は「水洗い」だけでOK

難しく考えないで。3ヶ月に一度の儀式

「手入れが面倒くさそう」と敬遠されがちですが、実は簡単です。
基本的には「毎日少しでも書くこと」が一番のメンテナンス。

インクの出が悪くなったな、と感じたら:
1. コップにぬるま湯を入れる
2. ペン先を一晩つけておく
3. 水道水でインクの色が出なくなるまで流す

これだけです。この「ペンを洗う時間」すらも、道具を愛でる静かな楽しみになります。

コップの水に万年筆のペン先を浸して洗浄している様子。インクが揺らめいて溶け出している

6. まとめ:書く時間は、自分を整える時間

手帳に万年筆で日記を書いているシーン。大人の余裕が感じられる

効率だけを求めるなら、スマホのフリック入力が一番早いかもしれません。
でも、私たちはロボットではありません。

お気に入りの万年筆で、紙に文字を刻む。
そのゆっくりとした時間は、忙しい日々の中で乱れた心を整えてくれます。

「自己陶酔」上等です。
自分の機嫌を自分で取れる大人の道具として、ぜひ最高の一本を手に取ってみてください。
10年後、そのペンはあなたの人生の一部になっているはずです。

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