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【一生モノ】包丁が喜ぶ「イチョウのまな板」。プロが選ぶ理由と、絶対にカビさせない育て方

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良い包丁を買ったのに、まな板は「白いプラスチック」のままではありませんか?
実は、切れ味が落ちる最大の原因は、食材ではなく「まな板の硬さ」にあることが多いのです。

「トントン」という心地よい音。
包丁の刃を優しく受け止める柔らかさ。
そして、そのまま食卓に出しても絵になる美しさ。

今回は、プロの料理人がこぞって愛用する「イチョウ(銀杏)のまな板」を中心に、一生使える木のまな板の選び方と、絶対にカビさせない「育て方」をご紹介します。

1. 【素材】なぜ「木」なのか?プラスチックとの決定的な違い

まな板にはプラスチック、ゴム、木など様々な素材がありますが、高級な和包丁を使うなら「木」一択です。その理由は「硬さ」にあります。

刃を「受け止める」クッション性

プラスチックや合成ゴムは硬いため、包丁が当たった瞬間に刃先に衝撃が返ってきます。これが「刃こぼれ」や「切れ味低下」の主犯です。
一方、適度な柔らかさを持つ「木」は、刃が当たると表面がわずかに凹み、衝撃を吸収してくれます。
「包丁が長切れする(切れ味が続く)」のが、木を選ぶ最大のメリットです。

2. 【最強の素材】プロが選ぶ「イチョウ」の凄さ

木の中でも、ヒノキや桐など種類は様々ですが、料理人が「最高峰」と口を揃えるのが「イチョウ(銀杏)」です。

① 驚異的な「復元力」

傷が自然に塞がる魔法の木

イチョウの木は柔らかく弾力があるため、包丁の切り傷ができても、水を含むと自然に膨らんで傷を目立たなくする「復元力」を持っています。 深い傷が残りにくいため、雑菌が入り込む隙間ができにくく、衛生的に使い続けられます。「吸い付くような切り心地」は一度使うと病みつきになります。

イチョウのまな板の表面

② 油分を含み「水はけ」が良い

天然のオイルコーティング

イチョウは適度な油分を含んでいるため、水を弾きやすく、洗った後の乾きが早いのが特徴です。 「木のまな板はカビそう」というイメージがありますが、イチョウに関しては水はけが良いため、カビのリスクが他の木材に比べて格段に低いのです。

水を弾くイチョウのまな板

3. プロも愛用。いちょうのまな板「2大ブランド」

「いちょうのまな板」といっても、メーカーによって個性は異なります。
ここでは、デザイン性が高くギフトに人気の「woodpecker」と、質実剛健な老舗「双葉商店」の2つをご紹介します。

キッチンが美術館になる。美しい曲線の「woodpecker」

woodpecker(ウッドペッカー) / いちょうの木のまな板

岐阜県の木工職人が「女性が扱いやすいように」と考案した、現代のキッチンに馴染むモダンなまな板です。 最大の特徴は、角のない丸みを帯びたフォルムと、思わず撫でたくなるような「すべすべ」の肌触り。 持ち手や吊り下げ用の穴がついたデザインもあり、洗った後にフックにかけて乾かせる実用性も兼ね備えています。 「料理が楽しくなる道具」として、結婚祝いや母の日のギフトにも絶大な人気を誇ります。

日本唯一の専門店。越前の雪が育てた「双葉商店」

双葉商店 / イチョウのまな板

福井県にある「日本で唯一のイチョウ材専門店」です。 越前の深い雪山で育ったイチョウの巨木から切り出した、継ぎ目のない「一枚板」を贅沢に使用しています。 厚みがしっかりとあるため反りにくく、安定感は抜群。 表面が古くなったら何度でも「削り直し」ができるため、親子二代で使い続けることも珍しくありません。 「一生モノ」という言葉が最も似合う、質実剛健な職人の道具です。

4. 【二刀流】切ってそのまま食卓へ。「器」としてのまな板

美しい木目のまな板は、キッチンだけで使うのはもったいない。
最近のトレンドは、お皿の代わりに使う「カッティングボード」としての活用です。

ハムやチーズを乗せて「バル風」に

買ってきたハムやソーセージ、チーズ、バゲット。
これらをまな板の上で切り分け、そのまま食卓の中央へ。
洗い物が減るだけでなく、木の色合いが食材を引き立て、食卓が一気におしゃれなバルの雰囲気に変わります。
ホームパーティーや、ゆっくりお酒を楽しみたい夜に最適な使い方です。

カッティングボードに盛り付けられたハムとチーズ

5. 【手入れ】カビさせない!正しい洗い方と乾かし方

「木のまな板は手入れが難しそう」と思っていませんか?
実は、たった3つのポイントを守るだけで、黒ずみやカビは防げます。

① 使用前に必ず「濡らす」

乾いたまま食材を乗せると、肉汁や野菜の色素が木に染み込んでしまいます。
使う直前にサッと水で濡らし、布巾で軽く拭いてから使いましょう。水の膜が汚れの侵入を防いでくれます。

使用前にまな板を水で濡らすイラスト

② 洗剤より「タワシ」で洗う

木の目に詰まった汚れを掻き出すには、スポンジよりも「タワシ」が最適です。
木目に沿ってゴシゴシと水洗いしてください。洗剤は油汚れがひどい時だけでOKです。
仕上げに熱湯をかけると、消毒効果と乾燥促進になります。

タワシで木目に沿って洗うイラスト

③ 「木目が縦」になるように立てる

これが一番重要です。洗った後は、木目が垂直(縦)になるように立てかけて乾かしてください。
水は木管を通って下へ落ちていくため、横置きにするよりも圧倒的に早く乾き、下部の黒ずみを防げます。

木目を縦にして乾燥させているイラスト

6. まな板を変えたら、包丁も見直そう

最高のまな板を手に入れたら、その相棒となる「包丁」も良いものを使いたいですよね。
イチョウのまな板なら、繊細な日本刀のような和包丁でも刃こぼれを恐れずに使えます。

7. 木のまな板に関するQ&A

表面が黒ずんできたらどうすればいい?

長年使って黒ずみや凹みが気になってきたら、「削り直し」に出すことで新品同様に生まれ変わります。
多くのメーカーや木工所が削り直しサービスを行っています。良い木は、削りながら10年、20年と使い続けられるのが魅力です。

オリーブオイルを塗ったほうがいい?

乾燥による割れを防ぐため、月に1回程度、植物性オイル(乾性油がおすすめですが、家庭ならオリーブオイルやえごま油でも代用可)を薄く塗ってメンテナンスすると長持ちします。
特に、表面が白っぽくカサついてきたらオイルケアのサインです。

漂白剤は使ってもいい?

キッチン泡ハイターなどの塩素系漂白剤は、木の繊維を傷め、変色させる原因になるため極力避けてください。
除菌したい場合は、熱湯消毒か、レモン汁と塩で擦る方法が有効です。

8. まとめ:道具を育てる楽しみを知る

使い込まれたイチョウのまな板と包丁

たかがまな板、されどまな板。
「切る」という行為は料理の基本であり、その感触が変わるだけで、毎日の料理は驚くほど楽しくなります。

プラスチックのように使い捨てにするのではなく、少し手をかけて「育てていく」。
そんな豊かな時間を、イチョウのまな板と共に過ごしてみてはいかがでしょうか。
トントンと響く軽やかな音が、美味しい料理の始まりを告げてくれます。

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