事業者・ブランド紹介

山元いちご農園

東北最大級のいちご農園で、いちご狩り・カフェ・ワイナリー・バーム工房まで楽しめる「いちご王国」山元町の総合いちごファーム。

宮城県亘理郡山元町、穏やかな気候風土から「いちご王国」と呼ばれるエリアに広がる「山元いちご農園」。総面積3万2千平方メートルの敷地に約23万本のいちごが生い茂る、東北最大級のいちご農園です。時間と手間をかけて育てた完熟いちごが味わえるいちご狩りをはじめ、農園併設カフェ「Berry Very Labo」、自社醸造のいちごワインを生み出すワイナリー、オリジナルバームクーヘン工房「夢工房やまもとバーム」、直売所やオンラインショップまで、いちごの魅力を“見て・触れて・全身で味わう”ことができる総合ファームとなっています。

〒989-2201 宮城県亘理郡山元町山寺字稲実60番地 やまもといちごのうえん
山元いちご農園

PROFILE 企業・工房について

山元いちご農園が位置する宮城県亘理郡山元町は、隣町の亘理町と並んで“いちご王国”と呼ばれる東北有数のいちご産地です。穏やかな気候と豊かな土壌に恵まれたこの土地で、総面積3万2千平方メートルの敷地に約23万本のいちごを栽培する東北最大級のいちご農園として、日々いちごづくりに向き合っています。

しかし、その歩みは決して平坦なものではありませんでした。2011年の東日本大震災で、山元町のいちご産地は津波によって壊滅的な被害を受け、多くの生産者が営農の継続を断念せざるを得ない状況に追い込まれました。そうしたなかで「山元にもう一度いちごを」「いちご産地としての誇りを取り戻したい」という思いから立ち上がった生産者たちによって設立されたのが、山元いちご農園株式会社です。

震災後は地植え栽培が難しくなったこともあり、新たな栽培方法を模索しながら、現在のハウス栽培・高設栽培のスタイルへとたどり着きました。紅ほっぺ・とちおとめ・もういっこなどを中心に、10棟のハウスでいちごを栽培。時間と手間をかけて完熟したいちごのみを提供するため、一粒一粒の状態を見極めながら丁寧に育てています。

農園では、“見て・触れて・全身で味わう”体験を大切にしています。完熟いちごをその場で摘んで味わえるいちご狩り、いちごをふんだんに使ったスイーツやランチが楽しめるカフェ「Berry Very Labo」、いちごワインを醸造するワイナリー、オリジナルバームクーヘンを焼き上げる「夢工房やまもとバーム」、そして山元町の名産品が並ぶ直売所まで、敷地内にはいちごを起点にした多彩なコンテンツが揃います。

さらに、生産だけでなく加工・商品化・直売・オンライン販売までを自社で担う「6次産業化」にも注力。山元町産いちごを100%使用したいちごワインは、1本あたり700g以上のいちごを贅沢に使用し、その香りと味わいを最大限に引き出しています。また、冷凍いちごやジャム、いちごバター、いちごスイーツ、バームクーヘンなど、多彩な商品を通して一年を通じていちごの魅力を届けています。

東北一のいちご産地であり、震災からの復興の象徴でもある山元町。その真っ赤な実りと、そこに込められた生産者たちの想いを、山元いちご農園はこれからも「いちご狩り」「カフェ」「ワイン」「バーム」「オンラインショップ」といったさまざまな形で発信し続けていきます。