事業者・ブランド紹介

越前漆器 粂治郎

1500年の伝統を受け継ぐ越前漆器を、上質な天然漆と職人技で仕立てる工房。

「越前漆器 粂治郎」は、福井県鯖江市片山町にルーツを持つ越前漆器の製造卸の工房ブランドです。約1500年前に始まったとされる越前漆器の産地で培われた技を受け継ぎ、明治期創業以来100年以上にわたって漆器づくりに携わってきました。上質な天然漆や純金・純銀粉など厳選した材料を用い、塗りから蒔絵、磨きに至るまで職人が一つひとつ手作業で仕上げることで、艶やかで奥行きのある表情をもつ器を生み出しています。お椀やお皿、重箱、酒器、お箸、調度品など幅広いラインナップを揃え、家庭用から旅館・レストランなどの業務用、ビジネスギフト・法人ギフト、海外贈答まで、多様なシーンに対応できる越前漆器を提案しています。

〒173-0004 東京都板橋区板橋2-65-8 MSビル5階(販売業者:株式会社 堪能や) えちぜんしっき くめじろう
越前漆器 粂治郎

ここが推し!

明治創業、越前漆器の老舗中の老舗。なんと内閣総理大臣から海外の国賓への贈答品にも選ばれている実力派です!伝統的な技法を守りつつ、食洗機対応の漆器や、モダンなデザインの提案など、現代のライフスタイルに寄り添う柔軟性も魅力。名入れギフトの品質も高く、大切な人への贈り物に自信を持っておすすめできます。

PROFILE 企業・工房について

越前漆器の産地である福井県鯖江市片山町は、古くから漆が生活のすみずみに息づく土地として知られています。継体天皇にまつわる伝承を起源とする越前漆器は、約1500年の歴史の中で器の産地として発展し、現在では業務用漆器の国内生産の多くを担う地域となりました。その片山町に居を構える粂治郎は、この産地の系譜に連なる工房として、日々漆器の製造に取り組んでいます。

工房としての始まりは明治時代。小さな工房としてスタートし、大正3年には二代目粂治郎が分業制を取り入れることで、現在につながる生産体制を築きました。塗りや蒔絵、木地づくりなど、それぞれの工程に専門の職人が携わることで品質を高めつつ、産地全体の技術と生産力の向上にも貢献してきました。

1990年には、銀地などのモダンな意匠を取り入れた「Kumejirow Collection」を発表し、漆器の新たな表現に挑戦。伝統的な技を軸にしながらも、現代のインテリアやテーブルコーディネートに溶け込むデザインを打ち出したことで、従来の和のイメージにとらわれない越前漆器の魅力を広く伝えています。

現在は、お椀やお皿、重箱、弁当箱、酒器、お箸、茶道具、調度品など、幅広いラインナップを展開。用途別には、日常使いの食卓向けから、旅館・料亭・レストランなどの業務用、還暦祝いや結婚祝い、新築祝いといったギフト用途、さらには海外贈答や法人ギフトまで、多様なニーズに対応できる体制を整えています。

オンラインショップ「越前漆器 粂治郎」を通じて全国から注文を受け付けるほか、ビジネスギフトや業務用の相談窓口、海外発送サービスなども充実させ、越前漆器の魅力を国内外に発信し続けています。上質な天然漆と良質な材料、職人の手仕事を守りながら、時代に合わせた器やアイテムを提案していくこと。それが粂治郎が大切にしている姿勢です。

越前福井に根づく、1500年の漆の伝統を受け継ぐ工房

越前漆器は、6世紀頃に遡るとされる長い歴史を持ち、現在の福井県鯖江市片山町周辺で育まれてきました。粂治郎はその片山町に拠点を構え、越前漆器の産地で培われた技と感性を受け継ぎながら、お椀やお皿、重箱、調度品などの漆器を製造・卸している工房ブランドです。業務用漆器の国内シェア約8割を占める越前漆器の一翼として、全国の旅館や飲食店、個人の食卓に器を届けています。

上質な天然漆と純金・純銀粉を選び抜いたものづくり

粂治郎では、漆そのものの質にこだわり、乾燥過程で透明感と深みのある艶が生まれる上質な天然漆のみを厳選して使用しています。蒔絵に用いる金属粉も、混ざり気のない純金粉・純銀粉といった高品位の材料を採用。素材の段階から妥協のない選択を行うことで、光を受けて奥行きある輝きを放つ、気品のある仕上がりの器が生まれます。

塗り・蒔絵・磨きまで、すべて職人が手作業で仕上げる漆器

漆の塗り、乾燥、蒔絵付け、磨きなど、漆器づくりの工程は数多くの手間を要します。粂治郎では、それぞれの工程を熟練の職人が一つひとつ丁寧に手作業で行い、とくに蒔絵は色ごとに漆を塗って乾かす工程を繰り返しながら模様を重ねていきます。さらに、漆が早い段階で乾き始めたタイミングで金属粉を蒔き込む独自の工夫により、漆の奥まで粉が入り込むため、磨き上げたときにより強い光沢と立体感のある表情が生まれます。

明治期創業から続く歴史と、現代の暮らしに寄り添うデザイン

粂治郎は明治時代に創業した漆器工房として100年以上の歴史を持ち、大正3年には二代目粂治郎が分業制を導入するなど、産地の発展にも貢献してきました。1990年にはシルバー地などをあしらった「Kumejirow Collection」を展開し、モダンな意匠の漆器を提案。近年はiPhoneケースなど現代のライフスタイルに合わせたアイテムも生み出し、伝統技術を活かしながら、日本国内はもちろん海外のユーザーにも向けて新たな漆器のかたちを発信しています。