事業者・ブランド紹介

黒木碁石店

蛤碁石づくり一筋、宮崎・日向の碁石専門工房。

黒木碁石店は、蛤碁石・那智黒碁石を中心とした囲碁・将棋用具を手がける専門メーカーです。蛤碁石の産地・宮崎県日向市に本社を構え、1917年(大正6年)の創業以来、一粒一粒の碁石と向き合う職人の手仕事で、国内外の愛好家に向けて高品質な碁石・碁盤・碁笥を届けてきました。企業サイトとオンラインショップを通じて、製品の選び方やお手入れ方法、ものづくりの背景まで丁寧に発信しています。

〒883-0022 宮崎県日向市大字平岩8491番地(はまぐり碁石の里内) くろきごいしてん
黒木碁石店

ここが推し!

「碁石にこんなに美しい世界があったなんて!」と息を呑む美しさ。日向特産の蛤(はまぐり)から作られる白石の、しっとりとした艶と縞目は宝石のようです。100年以上続く伝統技術で磨き上げられた碁石は、指に吸い付くような感触と、盤に打った時の響きが格別。囲碁ファンならずとも手に入れたくなる、日本の工芸の極みです。

PROFILE 企業・工房について

黒木碁石店の歴史は、1917年(大正6年)、日向出身の創業者・黒木宗次郎氏が碁石づくりを始めたことにさかのぼります。蛤碁石の生産地として知られる宮崎県日向市に拠点を構え、蛤の殻を素材とした白石と、三重県熊野地方で産出される那智黒石を素材とした黒石を組み合わせた本格的な碁石づくりに取り組んできました。現在は、長年培った技術と品質管理のノウハウを受け継ぎながら、国内外の囲碁ファンに向けて製品を届けています。

蛤碁石の製造には、多くの工程と手間がかかります。素材となる蛤の殻を輪切りにし、厚みを揃え、丸く成形したのち、職人が一粒一粒手作業で磨き上げていきます。同社では「マスターストーン」と呼ばれる基準となる碁石の曲線を指標にして仕上がりを確認し、心地よい打ち味と美しい丸みを備えた碁石に仕上げていきます。天然素材ならではの質感や、指先に伝わる重みやぬくもりを大切にしたものづくりが特徴です。

完成した碁石は、白さや縞目の表情、整った形状などに応じてグレード分けされます。高級グレードの「雪印」や「月印」をはじめ、少し個性のある石をまとめた「ブルーラベル」シリーズなど、用途や好みに応じて選べるラインナップが用意されています。また、一組ごとに識別番号を付与した「ナンバリング碁石」は、いつ・どのような素材から作られた碁石なのかを追跡できるようにしたシリーズで、大切な一組として長く付き合っていきたい方から支持を集めています。

黒木碁石店は、碁石だけでなく、榧(かや)を用いた碁盤・将棋盤や、木地や漆を活かした碁笥なども取り扱っています。企業サイトの「美の逸品ギャラリー」では、螺鈿細工や蒔絵を施した碁盤・碁笥セットなど、職人技を凝縮した作品も紹介されており、実用品としてだけでなく、美術工芸品としての側面も伝えています。オンラインショップでは、実用グレードの碁石セットから憧れの高級セットまで幅広く選べるよう構成されています。

製品紹介だけでなく、「製品の選び方」や「お手入れ方法」といったコンテンツ、製造現場や職人を紹介する記事、各種大会・イベントとの取り組みなどを通じて、囲碁文化そのものを広く発信している点も黒木碁石店の特徴です。良い道具とその背景にあるストーリーを知ることで、対局の時間がより豊かになる──そんな思いを込めて、日向の工房から世界中の囲碁愛好家へとメッセージを届けています。

1917年創業、蛤碁石に特化した老舗メーカー

黒木碁石店は、1917年(大正6年)に宮崎県日向市で創業した碁石専門メーカーです。蛤碁石と那智黒碁石を中心に、碁盤・将棋盤・碁笥など総合的な囲碁・将棋用具を手がけてきました。蛤碁石の産地として知られる日向の土地で培われた技術と経験を受け継ぎながら、現在も一貫して高品質な製品づくりに取り組んでいます。

徹底した選別基準と多段階グレードによる品質管理

素材となる蛤の殻や那智黒石は、厚み・形状・色合い・縞目・キズの有無など、独自の基準に基づき何段階にもわたって選別されます。完成した碁石は、雪印・月印などの等級や「ブルーラベル」といったグレードに分けて展開されており、用途や予算に応じて選べるのが特長です。ナンバリング碁石シリーズでは、一組ごとに番号を付けることで、由来の明確なセットとして永く愛用できるよう工夫されています。

製造からメンテナンスまで、碁石と盤を末長く支える体制

碁石や碁盤・将棋盤は、購入後のメンテナンスによって美しさと打ち味を長く保つことができます。黒木碁石店では、企業サイト上で碁石・碁笥・碁盤の手入れ方法や保管方法を詳しく紹介しているほか、碁石の磨き直しや碁盤・将棋盤の修理サービスも提供。新しい製品を届けるだけでなく、既にお使いの道具をメンテナンスしながら長く使ってもらうことも大切な役割と位置づけています。