事業者・ブランド紹介

香蘭社

有田焼の伝統と現代の暮らしをつなぐ、老舗磁器ブランド。

株式会社香蘭社は、佐賀県有田町に本社と自社工場を構える有田焼の老舗メーカーです。1689年に初代・深川栄左衛門が有田で陶磁器製造を始めて以来三百余年、1879年に設立された香蘭社として、食器や美術工芸品、骨壺・仏具、産業用セラミックスなど多彩な磁器製品を手がけてきました。伝統技術を受け継いだ職人の手仕事と、素材・製造技術への探求を通じて、時代に寄り添う器づくりを続けています。

〒844-8601 佐賀県西松浦郡有田町幸平一丁目3番8号 こうらんしゃ
香蘭社

ここが推し!

300年以上の歴史を誇る、有田焼の代名詞的存在。「香蘭社調」と呼ばれる優雅な蘭のデザインと、深みのある瑠璃色は、見る人の心を落ち着かせてくれます。皇室御用達の品格を持ちながら、現代の食卓にも合うモダンな器も充実しているのが魅力。特別な日のギフトに、これほど間違いのないブランドはありません。

PROFILE 企業・工房について

香蘭社は、佐賀県西松浦郡有田町に本社と工場を構える有田焼の老舗メーカーです。ルーツは1689年(元禄2年)、初代・深川栄左衛門が肥前有田で陶磁器製造を始めたことにさかのぼります。国内外の需要に応えるべく、八代深川栄左衛門が当時の陶工や絵付師、陶商たちをまとめ、1875年に合本組織「香蘭社」を設立。1879年には九州で最初期の法人組織の一つとなる香蘭合名会社(現・株式会社香蘭社)へと発展しました。

明治期の香蘭社は、有田焼の海外輸出を牽引する存在として、世界各国で開催された万国博覧会に多数出品し、フィラデルフィア万国博覧会での褒状受賞やパリ万国博覧会での金賞受賞など、多くの栄誉に輝きました。1896年(明治29年)には宮内省御用達の栄を授かり、戦後に制度が廃止された現在も宮内庁からの注文を受けて納入を続けているとされています。

香蘭社のものづくりは、熟練の職人による分業体制が特徴です。陶土の選定と分析から始まり、排泥鋳込み成形や圧力鋳込み成形、ろくろ成形など、製品の形状に合わせて技法を使い分けます。削り仕上げや水拭き仕上げで素地を整え、約900℃で素焼きした後、染付けの下絵付けや上絵付けを施し、釉薬をかけて約1,300℃の本窯で焼成。焼き上がった製品は一つひとつ人の目と手で検品され、良品だけが箱詰めされて出荷されます。

現在、香蘭社は佐賀県有田町の本社・工場に加え、岐阜県多治見市にも工場を設け、食器や美術工芸品、骨壺・仏具、碍子製品、ファインセラミックスなど、多様な磁器製品を製造しています。オンラインショップでは、皿・鉢・碗・お茶・カップ・お酒・インテリア・卓上小物・万華鏡・ガラスなど幅広いカテゴリーを展開し、ブランド“香蘭社”や“by koransha”、メモリアルシリーズなど、暮らしや人生の節目に寄り添うコレクションを提案しています。

香蘭社が掲げる理念は「時代とともに、暮らしを彩り続ける」こと。400年余り続く有田焼の歴史と、初代から受け継がれてきた深川家のものづくりの精神を土台に、素材や製造技術、新しい表現への挑戦を続けています。伝統に基づきながらも、現代のライフスタイルや海外のニーズにも応える器づくりを通じて、日本の技と美を世界に発信し続けています。

三百余年続く有田焼の名窯

香蘭社のルーツは、1689年(元禄2年)に初代・深川栄左衛門が肥前有田で始めた磁器づくりにさかのぼります。1875年には当時の陶工や陶商を束ねた合本組織「香蘭社」が発足し、1879年には九州で最初の法人組織の一つとなる香蘭合名会社(現・株式会社香蘭社)が設立されました。明治期には世界各国の万国博覧会に多数出品し、フィラデルフィア万国博覧会やパリ万国博覧会での受賞をはじめ数多くの栄誉を重ね、1896年には宮内省御用達の栄を授かるなど、日本を代表する有田焼の名窯として評価を高めてきました。

熟練職人の手仕事と自社工場によるものづくり

香蘭社の磁器は、伝統技術を受け継いだ熟練の職人たちによって、国内の自社工場で一貫生産されています。素地づくり、排泥鋳込みや圧力鋳込み、ろくろ成形、削り仕上げ、素焼き、下絵付け・上絵付け、施釉、本焼成、検品に至るまで、工程ごとに専門の職人が分業体制で担当。原料となる陶土の分析や釉薬の調合、焼成条件の管理などを自社で行うことで、日常使いのうつわから美術工芸品まで、安定した品質と表現力を追求しています。

暮らしと人生の節目を彩る多彩なラインナップ

香蘭社では、皿・鉢・碗・湯呑・カップ&ソーサー・マグカップ・酒器・インテリア小物・万華鏡・ガラス器など、日々の食卓や贈り物のシーンを彩る多彩なテーブルウェアを展開しています。伝統的な「オーキッドレース」や「愁海棠」「赤絵町」などのブランド“香蘭社”に加え、現代のライフスタイルに寄り添う“by koransha”、メモリアル用途の骨壺や仏具シリーズも展開。さらに碍子やファインセラミックスといった産業分野の製品も手がけることで、磁器の可能性を幅広く探求しています。