事業者・ブランド紹介

菱沼農園

くだものを育てて70年以上。福島・飯坂の畑から、さくらんぼ・桃・りんごを産地直送で届ける果樹園。

福島市飯坂町の「菱沼農園」は、三代にわたりさくらんぼ・桃・りんごを育て続けてきた果樹園です。山の畑から始まり、害獣との戦いを経て現在の平地に拠点を構えた今も、「木と葉と土が主役」という考えのもと、自然の力を生かした栽培にこだわっています。光センサー式の選果機で一玉ずつ糖度を測定・選別した果実を、季節ごとに全国へ産地直送しています。

〒960-0211 福島県福島市飯坂町湯野字窪田8 ひしぬまのうえん
菱沼農園

PROFILE 企業・工房について

菱沼農園の始まりは、代表・菱沼健一さんの祖父が戦後に福島・飯坂町の山の畑を開墾したことにさかのぼります。農業学校を卒業した健一さんは20歳の頃から専業農家として畑に立ち続け、今日まで果樹栽培一筋で歩んできました。

開墾当初の山の畑では、ウサギやカモシカ、クマ、サルといった野生動物や害虫との戦いが続き、りんごも桃も思うように実らなかったといいます。試行錯誤の末、山の農地を離れ、現在の平地に農地を移す決断をしたことが、今につながる転機となりました。

やがて飯坂温泉街の売店での対面販売や、全国向けの通信販売にも取り組み、消費者の声を直接聞きながら栽培や品種構成、商品づくりを磨いてきました。「生産」と「販売」の両方に早くから取り組んできたことが、菱沼農園の強みとなっています。

現在は、さくらんぼ・桃・りんごに加え、りんごジュースや「のむもも」、木成り完熟りんご蜜などの加工品も展開。安心・安全はもちろん、果物本来のおいしさをどう引き出すかを日々追求し、福島の畑から季節の実りを届け続けています。

くだものを育てて70年以上、福島・飯坂の果樹園

戦後まもなく山の畑を開墾したことから始まった菱沼農園。ウサギやカモシカ、クマやサルとの格闘の末に現在の平地へ拠点を移し、今ではさくらんぼ・桃・りんごを中心に、70年以上にわたり果物づくりを続けています。

「木と葉と土が主役」という栽培哲学

代表・菱沼健一さんは、自分たちは“働き者の木と葉のお手伝い役”と語ります。太陽と水と土の力を最大限に生かしつつ、剪定や摘蕾・摘果などの手入れによって、樹が無理なく実を育てられるよう丁寧にサポートしています。

光センサー式選果機で一玉ごとの糖度をチェック

さくらんぼやりんごは、光センサー付きの選果機で糖度を計測。基準値を満たしたものだけをプレミアム商品として箱詰めし、クラス分けして出荷しています。甘さのぶれを抑えた安定した味わいが、多くのリピーターを生んでいます。

さくらんぼ・桃・りんご、季節ごとの楽しみ方を発信

公式サイトでは、福島さくらんぼ・福島桃・福島りんごそれぞれについて、栽培のこだわりや品種の特徴、栄養、保存方法、レシピなどを詳しく紹介。ブログやSNS、YouTube「hishinumaTV」からも、畑の日常や旬の情報を発信しています。