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【ペティナイフ】サブ包丁の決定版!日本製のおすすめ10選

約5分で読めます

【キッチン必須】ペティナイフ 日本製のおすすめ人気10選!三徳包丁との2本持ちに最適な一本

メインの三徳包丁や牛刀を持っているから、サブの包丁は必要ないと思っていませんか?
ペティナイフ(果物ナイフ)は、果物の皮むき、野菜の面取り、薬味のカットなど、メイン包丁では難しい「細かい作業」を快適にするための、まさにキッチンに必須のサブ包丁です。
このガイドでは、プロが薦める「取り回しの良さ」「刃先の鋭さ」を基準に、日本が誇る刃物産地から厳選したペティナイフを徹底比較します。
一本加えるだけで、あなたの料理の効率と仕上がりを格段に向上させる「最高の相棒」を見つけましょう。

ペティナイフが「サブ」として優秀な理由

ペティナイフでリンゴの皮を剥いている様子
手に持って皮を剥く作業や、まな板の上で場所を取らずにカットする際に大活躍します。

理由1:細部の作業に特化した刃渡り

ペティナイフの刃渡りは、一般的に8cm〜15cmと短めです。この短さが、大きな包丁では扱いにくい以下の作業で真価を発揮します。

  • 果物の皮むき・飾り切り(カービング)
  • 野菜の面取り、ヘタ取り
  • ニンニクや生姜などの薬味の微塵切り
  • 小さな食材のカット、盛り付けの調整

理由2:軽量性による疲労軽減

ペティナイフは軽量に作られていることが多く、長時間の手持ち作業(例えば、パーティー用の大量の飾り切りなど)でも、腕や手首への負担が少ないのが特徴です。 牛刀や三徳包丁が「力を入れて切る」包丁なら、ペティナイフは「繊細にコントロールする」包丁です。

失敗しないペティナイフの選び方:刃渡りとハンドルの相性

1. 刃渡り:12cmが万能、15cmはミニ三徳として

ペティナイフを選ぶ上で、最も重要となるのが刃渡りのサイズです。

  • 8cm〜10cm: 主に果物専用。手に持って皮を剥く作業(ピーラーの代わり)がメインの方向け。
  • 12cm: 最も人気があり、万能なサイズ。まな板の上での細かい作業と手持ち作業のバランスが良い。
  • 13cm〜15cm: 小さめの三徳包丁のように使えるため、「ミニ三徳」として、少量の料理をサッと済ませたい単身者にも人気。

2. ハンドルの素材:衛生的で小回りが利く一体型が人気

ペティナイフは水洗いする頻度が高く、また果物の酸に触れることも多いため、サビにくく衛生的なハンドルが推奨されます。 ステンレス一体型(GLOBALなど)や、水に強い積層強化木のモデルがおすすめです。

3. 刃の硬度:切れ味の持続性よりも「研ぎやすさ」

ペティナイフは三徳包丁ほど酷使しないため、極端な長切れ性能(高硬度鋼)を求めるよりも、手軽にサッと研ぎ直せる素材を選ぶのが賢明です。 モリブデンバナジウム鋼などのステンレス系素材であれば、シャープナーや簡易砥石でも切れ味を簡単に回復できます。

【軽さ vs 切れ味】日本製ペティナイフおすすめランキング10選

軽快さと取り回し重視モデル(初心者・サブ利用向け)

🏆 1位:GLOBAL(グローバル)/ GS-3 ペティーナイフ (13cm)

主な特徴
ステンレス一体型。手の小さい人でも握りやすい絶妙なサイズ感(GSシリーズ)。
ここが優秀
三徳包丁(Gシリーズ)と同じ素材とデザインで統一感があり、キッチンツール全体をスタイリッシュにまとめられます。
製造地
新潟県燕三条
GLOBALの詳細を見る

🥈 2位:藤次郎(Tojiro)/ F-801 ペティナイフ (15cm)

主な特徴
コバルト合金鋼割込。プロの現場で培われた鋭い切れ味と、手に馴染む形状の樹脂ハンドル。
ここが優秀
切れ味とコストパフォーマンスのバランスが非常に優秀。プロの技術が詰まった入門機として最適。
製造地
新潟県燕三条
藤次郎の詳細を見る

🥉 3位:関孫六(せきまごろく)/ 匠創 ペティナイフ (12cm)

主な特徴
オールステンレス一体型(ハイカーボンステンレス)。流線型で握りやすいハンドル。
ここが優秀
食洗機対応(※推奨はしないが)で、手入れが非常に簡単。初めてのサブ包丁として失敗が少ない。
製造地
岐阜県関市
関孫六の詳細を見る

B. 切れ味の持続性重視モデル(ハイエンド・本格派向け)

4位:ミソノ刃物(Misono)/ UX10 ペティーナイフ (13cm)

プロのシェフに愛されるUX10シリーズのペティ。非常に硬度の高いスウェーデン鋼を使用しており、小さな刃でも驚くほどの長切れ性能を発揮します。

Misonoの公式サイトを見る

5位:龍泉刃物(Ryusen)/ 梵天雲龍 ペティナイフ (13.5cm)

越前打刃物の美しいダマスカス鋼モデル。高級感があり、ギフトにも最適。手に馴染む八角形のハンドルも特徴的です。

龍泉刃物の公式サイトを見る

6位:堺一文字光秀 / V金10号ダマスカス ペティ (15cm)

堺の職人が手がけるV金10号鋼は、サビにくさと圧倒的な切れ味の持続性を両立。家庭料理を本格的に楽しみたい上級者におすすめです。

堺一文字光秀の公式サイトを見る

7位:日本橋 木屋 / エーデルワイス No.180 ペティナイフ (13cm)

老舗のロングセラー。クセがなく、誰の手にも馴染みやすいバランスの良さが特徴。手持ちでの皮むき作業がしやすいと評判です。

木屋の公式サイトを見る

8位:ヤクセル(Yaxell)/ 嵐 Ran ペティナイフ (12cm)

関の技術による美しいダマスカス模様。刃渡り12cmと小さめですが、高硬度鋼を使用しているため鋭い切れ味が長く続きます。

ヤクセルの公式サイトを見る

9位:實光刃物(Jikko)/ G-Line ペティナイフ (15cm)

堺打刃物ならではの精度の高い研ぎと、握りやすい木製ハンドルが特徴。特に15cmモデルは「万能に使えるサブ包丁」として人気です。

實光刃物の公式サイトを見る

10位:下村工業 / 龍治 ステンカラー ペティナイフ (15cm)

耐水性・耐久性に優れた樹脂ハンドル(ステンカラー)で、プロの現場でも色分け管理などに使われる衛生モデル。家庭でも扱いやすいエントリーモデルです。

下村工業の公式サイトを見る

三徳包丁とペティナイフの効率的な使い分け

三徳包丁でキャベツを、ペティナイフで薬味を切っている様子
それぞれの得意な作業を分担することで、料理の時間が短縮され、仕上がりも美しくなります。

三徳包丁(メイン)の役割

大量の食材処理、大きな塊のカット。
例:キャベツの千切り、肉の大きな塊を分ける、カボチャなど硬い野菜を押し切る。

ペティナイフ(サブ)の役割

細かい作業、手持ちでの作業。
例:ジャガイモの芽取り、リンゴの飾り切り、ミニトマトのヘタ取り、ニンニクやパセリの微塵切り。

【料理の効率UPのコツ】

メインの三徳包丁を使いながら、まな板の片隅にペティナイフを置いておきましょう。 大きな包丁から小さな包丁への持ち替えをスムーズに行うだけで、料理のテンポが上がり、ストレスが軽減されます。

よくある質問(FAQ)

ペティナイフでも研ぎ方は同じでいいですか?

基本的な研ぎ方の手順(角度と「返り」の確認)は同じです。ただし、刃渡りが短いため、砥石の上で刃全体が均等に当たるよう、研ぐ幅を意識することが重要です。研ぎ方ガイドも併せてご参照ください。

ペティナイフの代わりに、安価な果物ナイフを使ってもいいですか?

軽い皮むき程度であれば可能ですが、安価な果物ナイフは刃が薄すぎて耐久性が低かったり、ハンドルがぐらつきやすかったりする場合があります。ペティナイフは、三徳包丁の切れ味をそのまま小型にした「プロ仕様のサブ包丁」であり、耐久性と切れ味の持続性が全く異なります。

最高の道具で、最高の料理体験を

メインの三徳包丁や牛刀、そしてサブのペティナイフ。それぞれの包丁の役割を理解すれば、あなたのキッチンワークはプロ並みの快適さになります。 すべての包丁選びの知識を深めるために、他のガイドもチェックしましょう。

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