事業者・ブランド紹介

BLUE BLUEBERRY FARM

耕作放棄地から生まれた、仙台・秋保のブルーベリーと無添加ドライフルーツのファームブランド。

宮城県仙台市・秋保の自然の中で、ブルーベリーの栽培を中心に、砂糖不使用・無添加にこだわったドライフルーツや乾燥野菜、ノンシュガーフルーツティー、サングリアベースを手がける「BLUE BLUEBERRY FARM」。49歳で脱サラした園主が、秋保温泉近くの耕作放棄地を一人で開墾するところからスタートした小さな農園です。「もったいないをなんとかしたい」という想いのもと、規格外や見切り品となってしまう青果も活かしながら、農家さんの気持ちと季節の恵みを、無添加の加工品として全国の食卓へ届けています。

宮城県仙台市太白区秋保町湯元字釜土西12-5 ブルーブルーベリーファーム
BLUE BLUEBERRY FARM

PROFILE 企業・工房について

BLUE BLUEBERRY FARMのはじまりは、園主の「地元・仙台で農業がしたい」という長年の想いからでした。49歳で会社員を辞め、2021年秋にたどり着いたのが、仙台市太白区・秋保町の、草木が生い茂る耕作放棄地。重機などに頼らず、ひとつひとつ手作業で開墾を進め、少しずつ畑としての姿を取り戻していきました。

ブルーベリーとの出会いは、農業の先輩たちのアドバイスがきっかけ。2022年から苗木の植え付けを始め、20種類以上、のちには28品種・約760本のブルーベリーを育てるまでになりました。古くから温泉郷として知られる秋保温泉の旅館街からもほど近い立地を活かし、観光農園としての開園や摘み取り体験も視野に入れながら、2025年には念願の初収穫を迎えています。

一方で、ブルーベリーの収穫より一足先にスタートしたのが、ドライフルーツと乾燥野菜の商品づくりです。農作物には「旬」があり、生鮮のまま届けられる期間にはどうしても限りがあります。さらに、形が不揃い、日焼け、サイズが小さいといった理由だけで、味や品質に問題がないにもかかわらず規格外として廃棄されてしまう青果も少なくありません。そこでBLUE BLUEBERRY FARMでは、そうした青果を積極的に仕入れ、砂糖も添加物も加えずに低温でじっくり乾燥させることで、「もったいない」を「おいしい」に変える無添加ドライフルーツ&乾燥野菜を生み出してきました。

自社農園のブルーベリーに加え、宮城県内外の信頼できる農家さんが育てた野菜や果物を原材料に、自然な甘さと香りを閉じ込めたドライフルーツ、料理にも活躍する乾燥野菜、そして“飲むドライフルーツ”として楽しめるノンシュガーフルーツティーや、ワインと合わせて楽しむサングリアベースなど、多彩な商品が生まれています。それぞれの農家さんのストーリーやこだわりも、ブログやFARMERページで丁寧に紹介しながら、「農を業に、人をつなぐ。」という合同会社アオマドのミッションを体現しています。

これからもBLUE BLUEBERRY FARMは、秋保の畑から、そして全国の農家さんの圃場から届く青果の価値を最後まで活かしきることに挑戦し続けます。フードロス削減とからだにやさしいおいしさ、その両方を大切にしながら、日常にそっと寄り添う小さな贅沢を届けていく――それが、この農園ブランドが目指す姿です。