事業者・ブランド紹介

別府市竹細工伝統産業会館

竹のまち別府で、見る・学ぶ・つくる

温泉の湯けむりが立つ別府は、竹の手しごとも息づくまち。別府市竹細工伝統産業会館は、国の伝統的工芸品に指定されている「別府竹細工」の魅力を、展示と学びでじっくり味わえる施設です。飯籠や弁当箱、盛籠、豆腐籠など、昔から台所や農の場で使われてきた道具の姿を追いながら、緻密な編み目が生む美しさにも出会えます。さらに、花籠やオブジェなど美術工芸の作品も並び、同じ竹から生まれる表情の幅に驚かされます。館内では竹鈴(約40分)や四海波花籠(約60分)の体験学習も用意。ショップ&カフェでは竹製品の買い物やコーヒー、竹炭ドリンクでひと息も。旅の途中に、竹のしなやかさにふれる時間をどうぞ。開館は朝8:30から17:00まで(月曜休館、ショップは16:30まで)。ふらりと立ち寄りやすいのも魅力です。

〒874-0836 大分県別府市東荘園8丁目2-13 べっぷしたけざいくでんとうさんぎょうかいかん
別府市竹細工伝統産業会館

ここが推し!

初めてなら、まず展示室で「暮らしの竹」と「美術工芸」の両方を見比べるのがおすすめ。次に体験学習で、短時間の竹鈴か、じっくり編む四海波花籠を選ぶと旅の記憶が形に残ります。最後はSHOP&CAFEで、小物や箸など普段使いを探したり、竹炭ドリンクでひと息。月曜休館(祝日の場合は翌日)と、ショップの終了が16:30な点だけ先にチェックしておくと安心です。気に入った作り手は、WEB SHOP紹介から後日たどる楽しみも。

PROFILE 企業・工房について

別府竹細工の起源には言い伝えも残り、室町時代には行商用のかごが作られるようになったとも伝わります。江戸時代に入ると別府温泉が全国に広まり、湯治客が滞在中に使う飯かごや米あげざる、ざるやしょうけといった台所用品が土産として持ち帰られました。旅の道具として“軽くて丈夫、そして通気性がいい”という竹の持ち味が選ばれ、竹の道具が日常に寄り添いながら産地としての土台が少しずつ整っていった背景が見えてきます。

明治35年には竹工芸の近代化に向けた技術者育成の学校が創立され、全国から竹職人が集まったとされます。技と人が積み重なった結果、別府からは優れた作り手が多く生まれ、昭和42年には生野祥雲斎が竹工芸で初めて人間国宝に指定されました。昭和54年には別府竹細工が通産省(現・経済産業省)から「伝統的工芸品」の指定を受け、産地としての保護・育成の取り組みも続いています。

その歴史と技を、展示と学びの場として伝えているのが別府市竹細工伝統産業会館です。開館は1994年。展示室のほか、研修・研究のためのスペースも備わり、会期を区切った展示会や催しも行われます。観覧料は高校生以上390円、小・中学生130円。普通車30台分の駐車場があり、車いす貸出やリフトなどの設備も整っています。建物の床や内装にはモウソウチクが使われ、竹に囲まれた空気感そのものが、見学のはじまりをやさしく整えてくれます。

別府竹細工は昭和54年に「伝統的工芸品」の指定を受け、技法として8つの編み方が定められています。会館では、暮らしの道具から花籠、オブジェまで幅広い作品を見比べながら、編組(へんそ)が生む立体感や陰影の違いを感じ取れます。体験学習は竹鈴(約40分・500円)と四海波花籠(約60分・2,000円)で、予約は1週間前までが基本。SHOP&CAFE(16:30まで)やWEB SHOP紹介もあり、買う・続ける導線まで整っています。

伝統的工芸品・別府竹細工の“編み”に触れる

別府竹細工は、経済産業大臣指定の伝統的工芸品。技法としては8つの編み方が指定され、組み合わせ次第で200種類以上の編みへ広がります。会館では、四つ目編み・六つ目編み・網代編みなど、基本の編組がどう形や陰影を変えるのかを、作品を見比べながら確かめられます。

暮らしの道具が並ぶ展示室

展示室には、飯籠・弁当箱・盛籠・豆腐籠などの生活用品や、ざる・しょうけといった道具も並びます。温泉地として賑わった別府で、湯治客の滞在中に使う台所用品が土産として広まった背景も、実物と一緒に追いかけられるのが面白いところです。常設展示に加え、会期を区切った展示会や催しも行われ、展示作品の販売がある回もあります。

竹鈴と四海波、2つの体験学習

体験学習は、カラフルな5本のひごを通して作る「竹鈴」(約40分・500円)と、底編みしたセットから丸く形よく編み込む「四海波花籠」(約60分・2,000円)。竹鈴は小学校中学年から、四海波は中学生以上が目安。どちらも最終受付は15:30で、予約は1週間前までが基本です。

SHOP&CAFEとWEB SHOP導線

SHOP&CAFEは2018年に増設。竹製品の購入に加え、コーヒーや竹炭ドリンク、スイーツでひと息つけます。気に入った作り手を後日探せるよう、公式サイトにはWEB SHOPの紹介ページも用意。工房や作家のオンラインショップへ辿れるので、旅の余韻を家でも続けられます。