すだちと鳴門金時、阿波藍の青。

焼き魚や鍋、麺料理にひとしぼり添えるすだち、甘みの強い鳴門金時、鳴門わかめや阿波尾鶏など、徳島は酸味と甘み、海と山の恵みがバランスよくそろう県です。同時に、阿波藍の藍染や阿波和紙など、「阿波ブルー」と呼びたくなる工芸も受け継がれています。日本製ファーストな食とテキスタイルを楽しみたいとき、徳島ならではの組み合わせが見つかります。

すだちの果汁と調味料、軽やかな酸味を添える

徳島産のすだちは、焼き魚や唐揚げ、うどんや鍋物などに爽やかな酸味を添えてくれます。果汁そのものやポン酢、ドレッシング、すだち塩など、日々の料理にひとしぼり加えたくなる調味料を中心に紹介していきます。

鳴門金時と鳴門わかめ、海と畑のごちそう

鳴門金時はしっとりとした甘さが特徴のさつまいもで、焼き芋やスイートポテト、芋けんぴ、スイーツなどに姿を変えています。あわせて、鳴門の渦潮が育てる鳴門わかめなどの海産物も取り上げながら、徳島の海と畑が育てた食品を紹介していきます。

阿波藍と阿波和紙、ジャパンブルーの暮らし道具

天然藍で染め上げる阿波藍のストールやハンカチ、シャツ、小物類と、阿波和紙の便箋や封筒、照明用シェードなどは、暮らしの中に深い青と紙の質感をもたらしてくれます。日常で使いやすい布ものや文具・インテリア小物を通じて、阿波の青を楽しむ方法を提案します。