かぼすと柚子胡椒、竹と小鹿田焼の県。

「おんせん県」として知られる大分は、かぼすや柚子胡椒、ごまだし、乾しいたけなど、料理の味を深める食品が豊富な土地です。別府竹細工や小鹿田焼といった、台所まわりやインテリアを支える工芸も息づいています。日本製ファーストなキッチンと食卓を整えるとき、大分の調味料と道具をセットで選ぶ楽しみがあります。

かぼすと柚子胡椒、料理を変える一しぼり

大分産のかぼすは、爽やかな酸味と香りが特徴の柑橘です。果汁やポン酢、スパイスソルトなど、かぼすを使った調味料に加え、柚子胡椒やかぼす胡椒など、少量でも料理の印象を変えてくれる薬味を取り上げていきます。焼き魚や鍋物、唐揚げやサラダなど、さまざまなメニューとの組み合わせも紹介します。

乾しいたけとごまだし、大分のだしの素

乾しいたけは、だしや煮物、炊き込みご飯などに欠かせない存在です。肉厚な大分産のしいたけや、魚とごまをすり合わせた「ごまだし」など、日々の料理に旨味を足してくれる食材を中心に取り上げます。簡単に使えるレトルトのスープや調味料も含めて、台所に常備しておきたいアイテムを紹介していきます。

別府竹細工と小鹿田焼、おんせん県の暮らし道具

別府竹細工の籠やざる、バッグなどは、軽くて丈夫な日用品として長く使える道具です。飛び鉋模様が印象的な小鹿田焼は、皿や鉢、マグカップなど、素朴で温かみのある器がそろいます。キッチンとテーブル、インテリアをゆるやかにつないでくれる、大分ならではの暮らし道具を紹介していきます。