亀泉(かめいずみ)
「おいしい」「たのしい」「おもしろい」を合言葉に、高知の米・水・酵母で醸す香り豊かな土佐酒。
亀泉(かめいずみ)は、高知県土佐市・出間で1897年に創業した酒蔵です。どんな日照りにも枯れないと伝えられる湧き水「万年の泉」を仕込み水に、高知生まれの酒米と酵母にこだわった酒造りを続けています。看板商品である純米吟醸原酒「CEL-24」をはじめ、香りと酸のバランスを生かした個性豊かなラインナップで、土佐の食卓はもちろん全国・海外のレストランでも愛されています。
PROFILE 企業・工房について
亀泉酒造は、1897年(明治30年)に酒造りへの情熱を共有する11人の同志によって創業しました。蔵が建つのは、高知県のほぼ中央に位置する土佐市・出間。南には黒潮躍る太平洋、北には四国山地を望む自然豊かな土地で、明るい日差しと清らかな水に恵まれています。
蔵のすぐそばには、参勤交代の頃から街道一の名水として旅人の喉を潤してきた湧き水がありました。干ばつの年にも枯れないその水は「万年の泉」と呼ばれ、その仕込み水を使ったことから「亀泉」という銘柄名が生まれたと言われています。以来、品質第一を掲げ、恵みの水への感謝とともに酒造りを続けてきました。
現在の蔵を率いるのは、西原一民社長。高知の気候に適した酒米として開発された「土佐錦」「吟の夢」「風鳴子」「土佐麗」の4品種すべてを使い、自社田や契約農家での米作りにも携わりながら、高知の米・水・酵母にこだわった酒造りを貫いています。
なかでも、1990年代に高知県で開発された酵母「CEL-19」「CEL-24」にいち早く挑戦し、香り豊かな日本酒の新しいスタイルを切り開いてきたことでも知られます。トロピカルフルーツを思わせる華やかな香りと、しっかりとした酸を備えた純米吟醸原酒「CEL-24」は、ビギナーから愛好家まで多くのファンを獲得し、国内外のレストランやワインショップでも楽しまれるようになりました。
蔵では、予約制の酒蔵見学や試飲を通じて、水・米・酵母の話や土佐の食文化との相性を発信し続けています。高知発の個性的な日本酒を通じて、「おいしい」「たのしい」「おもしろい」というモットーのもと、これからも地域とともに歩む酒造りを続けていきます。
湧き水「万年の泉」に育まれた、土佐市・出間の酒蔵
黒潮躍る太平洋と四国山地にはさまれた高知県土佐市・出間に蔵を構える亀泉酒造。藩政期から街道を行き交う人々を潤してきた湧き水を仕込み水に用い、その恵みへの感謝を込めて銘柄名「亀泉」を冠した土佐酒を醸しています。
高知の米・水・酵母にこだわった「オール高知」の酒造り
酒米は「土佐錦」「吟の夢」「風鳴子」「土佐麗」など、高知で育まれた品種が中心。自社田や契約農家とともに米作りから関わり、県内で開発されたCEL酵母と組み合わせることで、高知の風土を映した唯一無二の味わいを目指しています。
CEL-24に象徴される、香りと酸を生かしたモダンな日本酒
リンゴやパイナップルを思わせる香りと、甘味と酸味が共存する純米吟醸原酒「CEL-24」は、和食はもちろん洋食や中華とも相性のよい一本として国内外で人気に。CEL-19やAA-41などの酵母違い・米違いによるバリエーションも豊富です。
酒蔵見学と試飲で、土佐の酒文化にふれる体験
営業日のみ事前予約制で酒蔵見学と試飲を実施。かつて酒を搾る槽を再利用したバーカウンターで、仕込み水や酒米の話を聞きながら複数銘柄をテイスティングできます。観光とあわせて、土佐ならではの酒文化にふれる時間を提供しています。
LINKS 公式リンク / SNS
- 公式サイト https://www.kameizumi.co.jp/
- お問い合わせフォーム https://www.kameizumi.co.jp/contact/
- 製品ラインナップ(公式サイト) https://www.kameizumi.co.jp/product/
- 酒蔵見学・試飲のご案内 https://niyodoblue.jp/experience/detail.php?id=37
- Instagram(亀泉酒造 公式) https://www.instagram.com/kameizumi_sake_brewing/
- 高知県酒造組合による蔵紹介 https://tosa-sake.jp/brewery14/