事業者・ブランド紹介

うるしギャラリー久右衛門

1500年の「漆の里」河和田で、宮内庁御用達の越前漆器をつくり続ける老舗。

うるしギャラリー久右衛門を運営する株式会社丸山久右衛門商店は、福井県鯖江市・河和田で越前漆器を手がける老舗の漆器製造卸です。1500年の伝統を誇る漆の里で漆器の全工程を会得し、代々宮内庁御用達の称号を受けてきた歴史を持ちます。工房ではお椀やお箸、お皿、重箱などの器を職人が丁寧に仕上げ、製造・卸売に加えて、オンラインストア「うるしギャラリー久右衛門」を通じて一般の生活者にも越前漆器を届けています。また、漆器の修理や漆上塗り体験といったサービスも行い、漆の魅力と文化を次世代へつなぐ活動を続けています。

〒916-1222 福井県鯖江市河和田町21-4 うるしぎゃらりー きゅうえもん
うるしギャラリー久右衛門

ここが推し!

宮内庁御用達の看板に偽りなし。木地の選定から塗りまで、一切の妥協を許さない「越前漆器」の最高峰です。特に、埃ひとつ許さず塗り上げる「真塗(しんぬり)」の艶やかさは、吸い込まれるような美しさ。ハレの日の器としてはもちろんですが、モダンなデザインの『めし椀』やカップなどは、普段の食事を料亭のような雰囲気に変えてくれます。本物を知る大人にこそ使ってほしい、背筋が伸びる器です。

PROFILE 企業・工房について

丸山久右衛門商店が拠点とする福井県鯖江市・河和田は、越前漆器の産地として1500年の歴史を持つ「漆の里」として知られています。継体天皇の時代にまでさかのぼる越前漆器の起源や、日光東照宮の建造において越前の漆掻き職人の名前が残されていることなどからもわかるように、この地では古くから漆と漆器づくりの文化が育まれてきました。

久右衛門の名を継ぐ丸山家は、この河和田で漆器の全行程を会得しながら漆器業を広めてきた家業です。代々宮内庁御用達の称号を授かり、昭和54年には河和田で初めて勲五等瑞宝章を受章するなど、その技術と功績が評価されてきました。現在は9代目の久右衛門が家業を継ぎ、伝統を守りながら現代の暮らしに寄り添う漆器づくりに取り組んでいます。

事業としては、漆器の製造・卸売を中心に、インテリア業界や小売店への卸、オリジナル仕様のカスタムオーダーにも対応。耐久性や機能性にも配慮した業務用・家庭用の越前漆器を提案しています。また、自社のオンラインショップ「うるしギャラリー久右衛門」では、吸物椀・汁椀・夫婦椀・カップ・酒器・重箱・弁当箱・花器など、多彩なアイテムを用途別・価格帯別に探せるよう構成し、個人の利用者にも選びやすい販売チャネルを整えています。

さらに、漆器の修理や塗り直し、彫刻の修復などのリペアサービスも提供。欠けや傷が入った大切な漆器を、熟練職人の手で丁寧に直し、再び使い続けられるようサポートしています。漆上塗り体験などのワークショップも開催し、実際に漆を塗る工程に触れる機会をつくることで、漆器がどのような手間と時間をかけて作られているのかを伝えています。

オンラインの情報発信にも力を入れており、自社サイトの「Journal」では、漆の価格や漆器の選び方、福井のおすすめ土産など、漆や暮らしにまつわる読み物コンテンツを発信。歴史ある越前漆器の産地としての視点から、漆の価値や日本の食文化の魅力を伝えています。こうした活動を通じて、丸山久右衛門商店は伝統と現代の暮らしをつなぐ存在として、越前漆器の魅力を国内外へ広げ続けています。

1500年の「漆の里」河和田で漆器の全工程を会得

福井県鯖江市・河和田は、1500年の歴史を持つ越前漆器の産地です。丸山久右衛門商店は、この地で漆掻きから木地、塗り、加飾といった漆器づくりの全工程を会得し、長年にわたり漆器業を広めてきました。産地に根ざした技術と経験を背景に、品質の高い越前漆器を安定して提供しています。

宮内庁御用達の称号と勲五等瑞宝章の受章歴

丸山久右衛門商店は、代々宮内庁御用達の称号を受けてきた歴史を持ち、昭和54年には河和田で初めてとなる勲五等瑞宝章を授与されています。伝統技術を守りながら長年にわたって漆器業に貢献してきた実績は、同社のものづくりへの信頼と誇りの証です。

製造・卸売から小売・オンラインショップまで一貫した展開

本業である漆器の製造・卸売に加え、インテリア業界や小売店への卸売、さらに自社オンラインショップ「うるしギャラリー久右衛門」を通じた一般向け販売も行っています。吸物椀や汁椀、夫婦椀、カップ・酒器、重箱、花器など、用途や価格帯別に豊富な商品を揃え、業務用から家庭用まで幅広いニーズに応えています。

修理・漆上塗り体験など、漆の文化を守り伝えるサービス

漆器の修理や塗り直し、彫刻の修復などのリペアサービスに対応し、大切な器を長く使い続けられるようサポートしています。また、漆上塗り体験といったワークショップも開催しており、実際に漆を塗る工程に触れられる機会を提供。使う・直す・体験するという多面的なアプローチで、漆器文化を次世代に受け継いでいます。