雨の日が待ち遠しくなる。皇室御用達、16本骨の機能美|前原光榮商店(Maehara Kouei Shoten)
前原光榮商店の傘は、開いた時の「音」が違います。
「バサッ」ではなく、空気を切り裂くような重厚な音。
それは、職人が極限まで生地を張り詰めた証であり、品質への自信の表れです。
傘を開く音に、品格が宿る
1948年(昭和23年)、東京の下町・台東区で創業した「前原光榮商店」。日本を代表する洋傘メーカーとして、半世紀以上にわたり皇室御用達の傘を作り続けています。その代名詞とも言えるのが、円形に近い美しいフォルムを持つ「16本骨傘」。一般的な8本骨に比べて強度が高く、雨風に強いだけでなく、畳んだ時の佇まいも芸術的です。生地を織る、骨を組む、生地を張る、手元(ハンドル)を付ける。4つの工程をそれぞれの熟練職人が受け持ち、一本の傘を作り上げる「完全分業制」により、細部まで魂が宿った最高級の傘が生まれます。
なぜ「前原光榮商店」が選ばれるのか|3つの理由
美しい円形「16本骨」
前原光榮商店のアイコンである16本骨傘。骨の数が多いことで、開いた時に真円に近い美しいシルエットを描きます。風を受け流す強度があり、和服にも洋服にも合う、日本的な美意識が凝縮されたデザインです。
こだわりの「手元(ハンドル)」
傘の顔とも言える手元には、楓(メープル)、寒竹(バンブー)、マラッカ籐など、厳選された天然素材を使用しています。職人が一つひとつ熱を加えて曲げ加工を施しており、掌に吸い付くようなフィット感があります。
先染め織物の「生地」
プリントではなく、糸を染めてから織り上げる「先染めジャカード織り」などの高級生地を使用。色に深みがあり、立体的な光沢を放ちます。高密度に織られているため、防水性だけでなく、UVカット効果も備えています。
編集部メモ
前原光榮商店の「16本骨傘」を手にした時、そのしっかりとした質感と、ハンドルの握り心地の良さに感動しました。特に素晴らしいのが、雨粒が当たった時の音。太鼓のようにポンポンと心地よいリズムを刻み、雨の中を歩くのが楽しくなります。また、楓(かえで)や寒竹(かんちく)など、天然木を使ったハンドルは使い込むほどに艶が増し、自分だけの一本に育っていく過程も楽しみの一つです。
紳士淑女の必需品|編集部のおすすめ3選
ブランドの象徴である「TRAD-16」をはじめ、軽量なカーボン骨を使用したモデルや、持ち運びに便利な折りたたみ傘まで。大切な人への贈り物としても選ばれている名品たちです。
TRAD-16(トラッド16)紳士用
男の品格を上げる。ブランドを代表する16本骨の長傘。
「前原と言えばこれ」と言われる、紳士用16本骨のスタンダードモデル。昔ながらのスチール骨を使用し、閉じた時の細巻きの美しさは芸術的です。手元には高級感のある「籐(とう)」や「寒竹」を採用。ビジネスシーンで一目置かれる存在感を放ちます。
ビジネス、フォーマル、父の日の贈り物に。適度な重厚感が所有欲を満たします。
婦人用 16本骨傘(カーボン骨)
華やかで軽い。女性の手にも優しい軽量カーボンモデル。
16本骨の美しい円形シルエットはそのままに、骨にカーボン素材を使用することで軽量化を実現した女性用モデル。腕への負担が少なく、長時間差していても疲れません。無地でありながら、光沢のある生地が上品な華やかさを演出します。
お受験、学校行事、着物でのお出かけに。母の日や還暦祝いのギフトとしても人気。
PinStripe-16(ピンストライプ)
スーツとの相性抜群。知的なストライプが光る一本。
紳士服の生地を思わせる、繊細なピンストライプ柄の16本骨傘。皇室御用達の気品はそのままに、より都会的で洗練された印象を与えます。焼き色を付けた楓(かえで)の手元が、モダンな生地と絶妙にマッチしています。
毎日の通勤、大事な商談の日に。若いビジネスマンにもおすすめのデザイン。
まとめ:雨の日の装いを、格上げする。
良いスーツや靴を揃えても、傘がビニールでは画竜点睛を欠くというもの。
前原光榮商店の傘は、差すだけで背筋が伸び、大人の品格を演出してくれます。
修理しながら親から子へ受け継げる、まさに「一生モノ」の工芸品です。
- 会社名
- 株式会社 前原光榮商店
- 創業
- 1948年(昭和23年)
- 住所
-
〒111-0051 東京都台東区蔵前4-21-10
Google Map - 電話番号
- 03-3863-4617
- 事業内容
- 洋傘の製造・卸・販売
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