「ベスト」より「ベター」な道具を。東京・谷中の荒物問屋|松野屋(Matsunoya)

泥のついた野菜を洗うカゴ、庭先を掃くほうき。
松野屋の道具には、働く人の手が作り出した「健康的な美しさ」が宿っています。
使えば使うほどに、自分の手に馴染み、風景に溶け込んでいく道具です。

手仕事だけど、気取らない

1945年創業、東京の下町・谷中に拠点を置く「松野屋」。彼らが扱うのは、美術工芸品ではなく、ほうき、ちりとり、ざる、かごといった「荒物(あらもの)」と呼ばれる日用品です。これらは町工場や農村の職人が、日々の生活のために作る質実剛健な道具たち。大量生産のプラスチック製品でもなく、高価な芸術品でもない。「長く使えて、買い替えやすく、美しい」。そんな等身大の暮らしに寄り添う「ベターな道具」を、松野屋は日本中から探し出し、現代の生活へと繋いでいます。

松野屋(Matsunoya)

なぜ「松野屋」が選ばれるのか|3つの理由

0 1

「荒物(あらもの)」という美学

荒物とは、ほうきやチリトリ、ザルなど、昔ながらの生活道具のこと。松野屋は、職人が手作業で作るけれど、芸術品ほど高価ではなく、日常でラフに使える「民衆の道具」にこだわり続けています。

0 2

オリジナルブランド「THREAD-LINE」

仕入れだけでなく、自社オリジナルの鞄ブランド「THREAD-LINE(スレッドライン)」も展開。厚手の帆布(キャンバス)を使い、日本の職人が縫い上げたバッグは、重い荷物を入れてもビクともしない頑丈さが魅力です。

0 3

経年変化を楽しむ「素材」

竹、藁、トタン、木。松野屋が選ぶ道具は、使い込むほどに色が変わり、艶が出る天然素材や素朴な金属が中心です。傷ついたり凹んだりすることも含めて、道具を育てる楽しみがあります。

編集部メモ

📝 愛用者の視点

松野屋といえば、やっぱり「市場かご(竹のかごバッグ)」。最初はピクニック用に買ったのですが、あまりに使い勝手が良すぎて、今ではキッチンの収納カゴとして定着しています。底が平らで安定感があり、通気性も良いので、買ってきた野菜やパンを放り込んでおくだけで絵になるんです。それと、地味におすすめなのが「トタンの豆バケツ」。洗濯バサミ入れにしているのですが、このレトロな佇まいが目に入るたびに、少し幸せな気持ちになれます。

素朴で愛おしい日用品|編集部のおすすめ5選

職人の手仕事が光る竹かごから、ヘビーユースに耐えるキャンバスバッグまで。松野屋の審美眼で選ばれた、頼れる道具たちです。

定番人気

籐(ラタン)小判買物かご

軽くて丈夫、そして懐かしい。使うほどに飴色に育つ籐(ラタン)のかご。

良質な籐(ラタン)を使い、昔ながらの手法でしっかりと編み上げられた買い物かご。プラスチックにはない天然素材の温かみと、軽量で持ち運びやすい実用性を兼ね備えています。使い込むほどに色が深まり、自分だけの色に育っていく経年変化も楽しみの一つです。

💡 こんな使い方がおすすめ

毎日のお買い物、ピクニック、お部屋のマガジンラックや野菜ストッカーとして。

オリジナル

THREAD-LINE ヘビーキャンバストート

道具箱のように使う鞄。自立するほど分厚い純国産トート。

松野屋オリジナルの人気シリーズ。岡山県産の極厚4号帆布を使用し、東京の鞄職人が縫製しています。ポケットが多数あり、水筒や折り畳み傘を立てて収納可能。とにかく頑丈で、アウトドアやガーデニングのツールバッグとしても活躍します。

💡 こんな使い方がおすすめ

通勤・通学、マザーズバッグ、キャンプ用バッグ、工具入れとして。

レトロ

トタン文化ちりとり

昭和の町工場から届く、実直な掃除道具。

大阪の町工場で作られている、昔ながらのトタン製ちりとり。プラスチック製とは違い、静電気が起きにくいため、集めたゴミがサラリと落ちます。縁に鉄芯が入っており、歪みにくく丈夫。壁に掛けておくだけで絵になるデザインです。

💡 こんな使い方がおすすめ

玄関、ベランダ、庭の掃除に。棕櫚(しゅろ)ほうきとの相性が抜群です。

懐かしい

アルマイトの給食皿(各種)

軽くて割れない。キャンプやBBQで大活躍のレトロ食器。

昔の学校給食で使われていた、アルマイト食器。軽くてスタッキング(積み重ね)しやすく、直火にかけることも可能です(※持ち手は熱くなるので注意)。レトロな雰囲気がキャンプ飯を美味しく演出します。

💡 こんな使い方がおすすめ

アウトドア用の取り皿、カレー皿に。小物はアクセサリートレイやマネートレイとしても。

収納

木手トタンバケツ(S/M/L)

プラスチックにはない味わい。掃除も収納もこれ一つ。

トタン板の厚みを増し、持ち手を木製にして持ちやすくした松野屋仕様のバケツ。底の接合部が高く作られているため、引きずっても底が抜けにくい設計です。亜鉛メッキならではの鈍い光沢が、インテリアにインダストリアルな魅力を加えます。

💡 こんな使い方がおすすめ

雑巾がけなどの掃除用、スリッパ入れ、鉢カバー、根菜の保存容器として。

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松野屋
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まとめ:日常を支える、名脇役たち。

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便利な家電やハイテク素材も良いけれど、手触りのある自然素材の道具には、心をほっとさせる力があります。
気負わず、ガシガシ使って、古くなったらまた買い足せる。
松野屋の荒物は、そんな健やかな循環を暮らしに運んでくれます。

製造元情報
会社名
株式会社 松野屋
創業
1945年
住所
〒116-0014 東京都荒川区東日暮里3-14-14(※店舗は谷中)
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電話番号
03-3803-7868
事業内容
荒物雑貨問屋、オリジナル帆布鞄の製造販売

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