おかめ納豆・おかめ豆腐 -タカノフーズ-

タカノフーズの原点は、1932年、茨城県で納豆製造を始めた「高野商店」にさかのぼります。戦後の食糧事情が厳しい時代から、庶民のたんぱく源として親しまれてきた納豆を、よりおいしく、より安全なかたちで届けたいという想いのもと、納豆づくりに取り組んできました。その後、社名を「おかめ納豆本舗」、そして「タカノフーズ株式会社」へと改め、現在に続く「おかめ納豆」のブランドが育まれていきます。

納豆づくりの出発点として大切にしてきたのが、原料大豆へのこだわりです。毎年、国内外から多くの品種の大豆を取り寄せ、外観・水分量・タンパク質や糖のバランスなどを細かく分析し、「おかめ納豆」や「おかめ豆腐」に最適な大豆だけを厳選。複数の品種をブレンドすることで、安定した食感と風味を実現しています。また将来にわたる原料確保のため、大豆の品種改良や契約栽培にも取り組んでいます。

商品分野は、納豆だけにとどまりません。納豆づくりで培われた大豆加工技術を活かし、「絹美人」などの豆腐・油揚げシリーズや冷凍豆腐、惣菜類へと展開。さらに、納豆菌のチカラに着目した機能性表示食品「すごい納豆S-903」や、プラズマ乳酸菌入りタレを組み合わせた「すごい納豆ゴールド」など、健康志向の高まりに応える商品も開発しています。

安全・安心なものづくりの面では、原料受け入れから製造、出荷に至るまで厳格な品質管理体制を敷き、主要工場で国際的な食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」認証を取得。衛生管理やトレーサビリティの徹底を通じて、「おかめマーク」のついた商品を安心して選んでもらえるよう、日々改善を重ねています。

近年は、コーポレートサイトや「知る・楽しむ」コンテンツ、バーチャル工場見学など、Web上での情報発信も強化。納豆・豆腐・大豆の栄養情報や豆知識、子ども向けの「こども研究室」などを通じて、食育や自由研究にも役立つコンテンツを提供しています。これからもタカノフーズは、「おかめ納豆」「おかめ豆腐」を通じて、日本の食卓と健康を支えるパートナーであり続けます。

創業90年以上。「おかめ納豆」で親しまれる納豆・豆腐メーカー

1932年に茨城県で納豆製造を中心とした「高野商店」として創業して以来、タカノフーズは納豆・豆腐づくり一筋に歩んできました。現在は「おかめ納豆」「おかめ豆腐」を看板ブランドとして、日本各地の工場・営業拠点から全国に商品を供給。極小粒ミニ3や絹美人など長年愛される定番商品に加え、時代のニーズに合わせた新商品も次々と生み出しています。

原料大豆と発酵にこだわる、「最高の大豆」を探し続ける姿勢

タカノフーズの商品づくりは、納豆と豆腐の原料となる大豆選びから始まります。毎年50品種以上の大豆を吟味し、粒の大きさや風味、粘りなどを見極めて「いい豆だけを厳選」。複数品種をブレンドすることで、年ごとの原料の違いがあっても、いつものおいしさを保てるよう工夫しています。納豆菌や豆腐に適した大豆の品種改良・育成にも取り組み、長期的な視点で高品質な大豆の安定確保を目指しています。

納豆・豆腐・惣菜まで、暮らしに寄り添う多彩な商品ラインナップ

極小粒・小粒・大粒・ひきわりなど粒サイズの違い、ミニ3パック・カップなど使い勝手の良い容器形態、におい控えめタイプや国産大豆シリーズなど、用途や嗜好に合わせて選べる納豆商品を幅広く展開。さらに、絹美人などの豆腐や油揚げ、冷凍豆腐、健康志向の惣菜類や機能性表示食品まで、毎日の食卓からギフトまで提案できるラインナップが揃っています。

工場見学や納豆博物館、公式EC「おかめ本舗」で広がるブランド体験

笠間市の「タカノフーズ なっとく！ファクトリー」では納豆工場見学やフォトスポット、直売店「なっとく！マーケット」を通じて、納豆づくりの現場を体験できます。本社敷地内には納豆の歴史や文化を紹介する「納豆博物館」と直売店「おかめ本舗」も併設。公式オンラインショップ「おかめ本舗」では、すごい納豆S-903やギフトセット、冷凍豆腐セットなど、タカノフーズならではの商品を全国へお届けしています。