事業者・ブランド紹介

霞KASUMI / Kasane

刃物のまち・岐阜県関市で、関刀鍛冶の伝統と新素材・新技術を融合した高品質な包丁をつくり続けるメーカー。

大正5年創業の株式会社スミカマは、刃物のまち岐阜県関市で「霞KASUMI」「Kasane」をはじめとするキッチンナイフブランドを展開する老舗刃物メーカーです。関刀鍛冶から受け継いだ焼入れ・研ぎの技と、V金10号やダマスカス鋼、チタンコーティングなどの新素材・新技術を組み合わせ、家庭用・業務用の包丁や各種刃物・家庭用品を企画・製造。現在では、国内はもちろん世界約50カ国へ製品を届け、“よく切れる道具”を通じて豊かな食文化に貢献しています。

〒501-3911 岐阜県関市肥田瀬383-1 かすみ / かさね
霞KASUMI / Kasane

PROFILE 企業・工房について

スミカマの歴史は、大正5年に先代・炭竈丑松氏が関市でポケットナイフの製造を始めたことから始まります。打ち抜きプレスの導入など先進的な取り組みによって、今日の関刃物産業の発展に大きく寄与しつつ、家庭用・業務用刃物へと事業領域を広げていきました。

やがて、家庭用・業務用の包丁や調理用品、工業用刃物、贈答用品など、多様な刃物・家庭用品を企画・製造するメーカーへと発展。関刀鍛冶の伝統技法を生かしながら、鋼材メーカーとの協業によるオリジナル素材の採用や、モリブデンバナジウム鋼・ダマスカス鋼・チタンコーティングなど、新素材・新技術にも積極的に挑戦してきました。

現在の主力ブランドである「霞KASUMI」「Kasane」は、日々の料理を支える実用性はもちろん、使う人の気持ちを高める意匠性も重視して設計されています。一本一本を熟練の職人が仕上げることで、鋭い切れ味と持続性、そして所有する喜びを両立したキッチンナイフへと仕上げています。

スミカマの製品は、国内の家庭やプロの現場はもちろん、世界約50カ国のユーザーに選ばれています。国際見本市での受賞歴や、世界的な料理コンクールでの採用実績を重ねながら、「切れ味」と「機能性」を追求したものづくりを通じて、世界の人々のより豊かで楽しい食生活文化の向上に貢献し続けています。

大正5年創業、関刀鍛冶の伝統を受け継ぐ刃物メーカー

スミカマのルーツは、大正5年に岐阜県関市で始まったポケットナイフづくり。780余年の歴史を持つ関刀鍛冶の伝統と卓越した刃物製造技術を受け継ぎながら、家庭用・業務用刃物や調理用品へと領域を広げ、高品質な刃物・家庭用品をつくり続けています。

「霞KASUMI」「Kasane」など、多彩な包丁シリーズ

流麗なダマスカス模様が印象的な「霞KASUMI ダマスカス」、チタンコーティングでカラフルな刃を実現した「霞KASUMI チタンコーティング」、暮らしになじむデザインの「Kasane」、プロ仕様の「霞KASUMI VG-10 PRO」など、用途やスタイルに合わせて選べる豊富なシリーズを展開しています。

世界50カ国以上で愛されるグローバルブランド

スミカマの包丁は、日本国内だけでなく世界約50カ国へ出荷されています。ドイツ・フランクフルトメッセの「DESIGN PLUS」受賞や、世界最高峰の料理コンクール「ボキューズ・ドール」での採用など、デザイン性と機能性を兼ね備えた刃物ブランドとして国際的な評価を得てきました。