下仁田ネギ産直センター

茂木食品工業株式会社は、昭和35年に下仁田町でこんにゃくの製造卸からスタートした企業です。こんにゃくと下仁田ネギの二大特産品の産地として知られるこの町で、こんにゃく製品の製造・販売に加え、下仁田ネギなどの農産物の販売も手がけるようになり、その一環として立ち上げたのが「下仁田ネギ産直センター」です。ネット通販の黎明期から下仁田ネギの専門サイトとして情報発信と産地直送を行い、本場の味を全国に届けてきました。

扱っているのは、群馬県甘楽郡下仁田町および周辺のごく限られた地域でしか美味しく育たない原種に近い下仁田ネギ。種まきから収穫まで約15ヶ月もの時間をかけ、厳しい寒さや霜を乗り越えて育つことで、太く短い姿と濃厚な甘み、とろっとした舌触りが生まれます。「ここしか育たない」「幻のネギ」とも言われるこの原種下仁田ネギを守り、正しく伝えることが産直センターの使命です。

下仁田ネギの栽培は、9月の種まきから始まり、苗床での越冬、春の植え替え、夏場の土寄せや管理を経て、翌年11月末からようやく収穫期を迎えます。ときには雪に埋もれながらもたくましく育ち、霜が何度か降りた頃が最も美味しいタイミング。掘り上げられたネギは一日畑に寝かせて甘みを引き出してから出荷されるなど、現場では日々細やかな工夫が積み重ねられています。

産直センターでは、約20軒の契約農家と連携し、馬山地区の平野部や、西野牧・小坂・南野牧・東野牧といった山間部それぞれの畑から、その時々に出来の良いネギだけを集荷。平野部の太く豪快なネギ、山間部のやや細めで柔らかなネギなど、地域ごとの個性を把握しながら「今日一番の下仁田ネギ」を見極めて仕入れることで、いつ注文しても満足度の高いネギを届けられる体制を築いています。

こうして届けられる下仁田ネギは、ご家庭用訳あり品から贈答用、特選桐箱の「殿様」、地元のこんにゃくや椎茸・舞茸、上州和牛と組み合わせたすき焼きセットまで、用途に応じて選べる多彩なラインナップに。また、サイトでは下仁田ネギの歴史や栽培の様子、レシピ、選び方なども丁寧に紹介しており、単なる通販サイトにとどまらず、「下仁田ネギの教科書」としても機能しています。

原種に近い「正統な下仁田ネギ」だけを扱う専門産直センター

下仁田ネギ産直センターが扱うのは、群馬県甘楽郡下仁田町とそのごく近郊という限られた地域でしか美味しく育たない原種に近い下仁田ネギ。見た目が似ていても味の違う新種や他地域産とは一線を画し、契約する正統な生産農家のネギだけを集荷。あまくとろけるような食感と濃厚な風味こそが「本物の下仁田ネギ」だという信念のもと、原種としての美味しさにこだわっています。

契約農家約20軒と連携し、その日一番の畑からだけ仕入れる体制

下仁田ネギは、同じ町内でも馬山地区の平野部と山間部の西野牧・小坂・南野牧・東野牧などで、太さや食感が微妙に異なるデリケートな農産物です。産直センターでは約20軒の契約農家と連携し、その時期その日に最盛期を迎えている畑のネギだけを厳選して集荷。「今日一番の下仁田ネギはここにある」と胸を張れる品質だけを扱うことで、いつ注文しても安定して美味しい下仁田ネギを届けられる体制を整えています。

ご家庭用訳ありから贈答用、特選桐箱やすき焼きセットまで豊富なラインナップ

形の悪さや曲がり、葉先の枯れなどで贈答用には使えない規格外品をお得に詰め合わせたご家庭用訳ありB級品、形も味も揃えた贈答用箱入りネギ、特選の極上ネギだけを桐箱に詰めた「殿様」など、用途別に細かくラインナップを用意。さらに地元の上州和牛やこんにゃく、椎茸・舞茸などと組み合わせた特産品セットやすき焼きセットも揃え、ギフトから自宅用まで選びやすい構成になっています。

泥付き・期間限定出荷で楽しむ、まさに“冬だけのごちそうネギ”

下仁田ネギの収穫は年に一度、11月末から1月末頃までのおよそ2ヶ月間。種まきから数えれば約15ヶ月もの時間をかけ、雪や霜の中でじっくり育つことで、あの濃厚な甘みととろけるような食感が生まれます。産直センターでは、鮮度と風味を損なわないよう泥付きのまま箱詰めして出荷。冬の短い期間だけ楽しめる特別なネギとして、毎年の注文を楽しみにしているリピーターも多い素材です。