事業者・ブランド紹介

関孫六

刀匠「関の孫六」の業と心を受け継ぐ、刃物の都・関から生まれた本格キッチンナイフブランド。

関孫六(せきまごろく)は、岐阜県関市で受け継がれてきた刀鍛冶の伝統と、貝印グループの先進的なものづくりを融合させた包丁ブランドです。家庭用包丁ブランドとして国内トップクラスのシェアを誇り、三徳・牛刀・ペティから和包丁、特殊包丁、砥石やキッチンツールまで幅広いラインナップで、日本の家庭からプロの現場まで支持されています。

〒501-3992 岐阜県関市小屋名1110(カイ インダストリーズ本社・工場) せきまごろく
関孫六

PROFILE 企業・工房について

美濃国・関(現在の岐阜県関市)は、日本刀づくりに適した水・炭・土に恵まれ、鎌倉時代から多くの刀匠が集まった地として知られてきました。その中でも二代目「孫六兼元」は「関の孫六」と呼ばれ、美しさと鋭い切れ味を兼ね備えた名刀で名を馳せます。

明治期、この刃物の都で創業した貝印グループは、ポケットナイフからスタートし、カミソリや家庭用刃物、医療用刃物などへと事業を拡大してきました。刀匠たちの技と精神を手本にしながら、量産技術や材料技術、品質管理を高めることで、世界へ刃物を届ける総合刃物メーカーへと成長します。

より使いやすく、よく切れる家庭用包丁を追求するなかで誕生したのが、刀匠「関の孫六」の名を継いだキッチンナイフブランド「関孫六」です。「折れず、曲がらず、よく切れる」という刀鍛冶の信念と、貝印の先端テクノロジーを融合させたシリーズは、発売以来40年以上にわたりラインナップを拡充し、1200種以上のアイテムを生み出してきました。

近年では、最高峰シリーズ「関孫六 要(かなめ)」が世界的なデザイン賞を受賞するなど、機能美と造形美の両立が国内外で評価されています。工場見学ツアーや料理人とのコラボイベントなども通じて、刃物づくりの現場や切れ味の魅力を体験してもらう取り組みを続けているブランドです。

刀匠「関の孫六」の系譜を継ぐ、刃物の都・関発ブランド

刃物の都として知られる岐阜県関市は、良質な水や炭に恵まれ、日本刀の産地として800年以上の歴史を持ちます。その中でも名刀を生んだ刀匠「関の孫六」の名前と信念を受け継ぎ、現代のキッチンナイフとして昇華したのが関孫六ブランドです。

国内家庭用包丁ブランドとしてトップクラスの信頼と実績

関孫六シリーズは全国の量販店・百貨店・専門店で幅広く展開され、家庭用包丁ブランドとして国内トップクラスのシェアを誇ります。はじめて本格的な日本製包丁を選ぶ方から、毎日キッチンに立つ料理好きまで、多くのユーザーに選ばれてきたロングセラーブランドです。

エントリーモデルから国際デザイン賞受賞作まで揃うシリーズ構成

オールステンレスで扱いやすい「匠創」、波紋模様が美しい「15000ST」、ハガネの切れ味を楽しめる「銀寿」などの定番シリーズに加え、最高峰ライン「関孫六 要(かなめ)」は国際的なデザイン賞も受賞。価格帯や用途に応じて選べる、層の厚いラインナップが魅力です。

砥石・キッチンツール・身だしなみ用品まで広がる切れ味の世界

包丁だけでなく、角砥石やシャープナー、国産ひのきのまな板、キッチンバサミやピーラー、爪切りやヘアケア用品まで、関孫六ブランドで展開。100年以上の刃物づくりで培った技術を生かし、日々の料理から身だしなみまで「切る」道具をトータルに提案しています。