事業者・ブランド紹介

quadro

日本の素材と職人技が生む、長く付き合える日常着

quadro(クオドロ)は、世界で高く評価される日本の産地で作られた素材と、日本各地の職人の技術を掛け合わせて、日々の暮らしになじむデイリーウェアを提案するアパレルブランドです。服を「ファッション」ではなく「道具」と捉え、年齢や性別、トレンドにとらわれず長く付き合える一着を目指しています。

〒511-0947 三重県桑名市大仲新田181-16 2F クオドロ
quadro

PROFILE 企業・工房について

quadroは、海川商事株式会社が手がけるオリジナルアパレルブランドとして誕生しました。創業者が三重県から名古屋、そして東京へと挑戦の場を広げる中で、「自分たちのブランドを作りたい」という思いから生まれたのがquadroです。

東京・代官山に一号店を構えた当初は、売上が伸びず苦しい時期も続きましたが、その後訪れた代官山ブームの流れに乗り、一躍注目ブランドへと成長。セレクトショップとしてスタートしながらも、自社製のシャツやジーンズがヒットしたことをきっかけに、現在のようなオリジナルウェア中心の展開へシフトしていきました。

現在では、代官山本店や銀座、名古屋・栄のナディアパーク、なんばパークス、西宮ガーデンズ、岡崎など、関東・東海・関西エリアに実店舗を展開。オンラインストアも含め、全国からquadroの服を手に取ることができる体制が整っています。「日本の素材」と「日本の職人」によるものづくりを軸に、日常にそっと寄りそう進化するベーシックをこれからも提案し続けます。

糸の撚りから編み立てまでこだわる「素材ファースト」な服づくり

quadroの服づくりで最も大切にされているのは「素材」です。糸の撚り方や染色の仕方、織りや編みの設計まで細部にこだわり、コットンやリネンなどの天然素材が持つ風合いを最大限に引き出しています。着込むほどに表情が増していく生地感は、日本の産地と職人の技術があってこそ生まれるものです。

服は「額縁」——主張しすぎないシンプルデザイン

ブランド名の「quadro」はイタリア語で「額縁」を意味します。服そのものが主役になるのではなく、着る人の個性や表情を引き立てる存在であることがコンセプト。過度な装飾や一過性のトレンドは追わず、シンプルだからこそサイズ感やボタン位置、ディテールのバランスに徹底してこだわったデザインが特徴です。

日本各地の職人とつくる、長く愛用できるデイリーウェア

生地の産地だけでなく、縫製や仕上げも国内の職人とともに行うことで、型崩れしにくさや耐久性にも配慮。デニムやシャツ、アウターなど、日常的に袖を通すアイテムだからこそ、何度洗っても頼りになる一着を目指しています。修理やお手入れを重ねながら長く着ることで、より愛着の増すワードローブが育っていきます。