事業者・ブランド紹介

orSlow

ヴィンテージに学び、いまをゆっくりと進む「ニューベーシック」。

orSlow(オアスロウ)は、19〜20世紀に生まれたワーク&ミリタリーウェアに敬意を払いながら、現代のライフスタイルに溶け込む「ニューベーシック」を提案する日本のブランドです。めまぐるしい速さで移り変わるファッションの世界のなかで、あえて「slow」にものづくりと向き合う姿勢が魅力。ヴィンテージに見られる生地の表情やディテールを研究しつつ、日常で気持ちよく着られるシルエットへと再構築しています。

〒662-0035 兵庫県西宮市若松町6-13 オアスロウ
orSlow

PROFILE 企業・工房について

orSlow のブランド名には、「originality のあるものを、slow に吟味しながら作り続けていく」という意味合いが込められています。早いサイクルで消費されていくファッションへのカウンターとして、「長く着るほど良さが増す服」を目指してスタートしました。

デザインソースとなるのは、アメリカやヨーロッパのワークウェア、ミリタリーウェア、デニムなどのヴィンテージピースたち。ポケットの付き方やステッチの運針、帯の太さや股上の深さなど、細かな部分まで研究しながら、現代の日本人の体型やライフスタイルに合うようにパターンメイキングを行っています。

兵庫・西宮のアトリエでは、オリジナルデニムをはじめとした生地開発にも力を入れ、旧式の力織機などを用いて時間をかけて織り上げています。着込んでいくうちに現れてくるパッカリングや色落ちを前提に設計された服は、経年変化とともに持ち主の生活に馴染んでいきます。

こうしたていねいなプロセスから生まれた orSlow の服は、シーズンを越えて定番として継続されるものが多く、「気づけばいつもクローゼットにある一本/一枚」として、世界中のデニム&ワークウェアファンに愛されています。

ワーク&ミリタリーをベースにした「ニューベーシック」

19〜20世紀のワークウェアやミリタリーウェアをリスペクトしながら、現代の日常に馴染むベーシックウェアとして再構築しているのが orSlow の原点。過度なデザインに頼らず、シンプルな佇まいのなかに、どこかヴィンテージを感じる空気感が漂います。

オリジナルデニムと、時間をかけたものづくり

1日にごくわずかしか織れないオリジナルデニムをはじめ、独自に開発した生地を採用。ざらつきやムラ感、経年変化の表情など、ヴィンテージデニムの良さを研究しながらも、現代の生活にフィットする履き心地や強度とのバランスを追求しています。

旧式ミシンやアトリエでの一貫した製作体制

兵庫・西宮のアトリエでは、ユニオンスペシャルやシンガーなどの旧式ミシンを整備しながら使用し、企画・パターンからサンプル縫製まで一貫して制作。量産効率よりも仕上がりの表情やタフさを優先した、クラフト感のあるものづくりが行われています。

国内外のショップで愛されるジャパニーズデニム

スタンダードなデニムやファティーグパンツ、カバーオールなどは、日本国内のセレクトショップだけでなく、欧米・アジアのショップでも広く展開されています。トレンドに左右されない定番服として、デニムラバーやヴィンテージフリークから支持を集める存在です。