MAARU FACTORY

MAARU FACTORY を運営する株式会社islandworks は、2018年に沖縄で設立された企業です。沖縄の工芸やアートとコラボするスローファッションブランド「Kizuna」や、地域に根ざしたコンテンツデザイン事業「Tsunagu」など、沖縄の文化・技術・カルチャーマインドを活かした事業を展開してきました。その延長線上に、自社縫製工房として MAARU FACTORY が誕生しました。

現場で重ねられる技術や時間に対して正当な価値が支払われない状況や、縫製の仕事が「見えないもの」になりがちな社会構造を変えたい。そんな想いから、「共創」「共生」「自立」をキーワードに、地域の人材と仕事をつなぎ、縫製技術で生きていく選択肢をひろげる取り組みを続けています。

ファクトリーでは、ODM/OEMやブランド立ち上げ支援に加え、「ソーイングワークショップ」「縫製スクール」「就労を見据えた研修」など、学ぶ場と働く場を一体で設計。体感プログラムや見学を通して、ものづくりの現場に実際に足を運んでもらうことで、プロダクトの裏側にあるストーリーや、地域で循環するものづくりの可能性を伝えています。

「つくる背景」を伝える、地域循環型の縫製工房

情報やモノがあふれる時代に、服づくりの現場で重ねられる資源・人・技術・時間の価値をきちんと伝えたい。MAARU FACTORY は、沖縄の文化や地域資源と共生しながら、縫製の仕事に光を当てるための場として生まれました。単なる生産拠点ではなく、つくり手と受け手が「背景ごと」プロダクトを共有できる縫製ファクトリーです。

ODM/OEMとブランド立ち上げをトータルでサポート

デザイン企画・パターンメイク・サンプル縫製・受注生産縫製まで一貫して相談できるのが大きな強み。かりゆしウェアやリゾートウェア、シャツを中心に、ゼロイチでのブランド立ち上げや新規事業のアパレル展開まで、ヒアリングとストーリー構築の視点から伴走しながらモノづくりを支えます。

「学ぶ」と「働く」をつなぐ縫製スクール・研修プログラム

ワークショップや初心者向けスクール、就労を見据えた縫製技術研修など、ステップに合わせた学びの場を提供。特に、母子世帯などの自立支援につながる研修プログラムでは、休眠預金活用事業としての採択も受け、縫製の技術を「働く力」へと変えていくサポートを行っています。

縫製職人と企業をつなぐマッチングサービス

「技術を活かした仕事をしたい縫製職人」と「信頼できる生産パートナーを探す企業」をつなぐマッチングサービスも展開。案件に応じて仕様や納期、報酬条件を整理し、進行管理や品質確認をMAARU FACTORYがサポートすることで、職人は制作に集中でき、企業は安定した生産体制の構築につなげることができます。