事業者・ブランド紹介

KISEN

伝統と技術に柔らかな発想を加えた、木と金属が出会う高岡発ライフスタイルブランド。

KISEN(きせん)は、高岡銅器発祥の地・富山県高岡市金屋町で代々続く美術銅器製造元、四津川製作所が手がけるライフスタイルブランドです。創業時からの屋号「喜泉」に込められた「暮らしに喜びと潤いを添えたい」という思いを受け継ぎながら、金属と木材という異素材を組み合わせた酒器やテーブルウェア、インテリアアイテムを通じて、現代の食卓や日常空間に新しいときめきと心地よさを提案しています。

〒933-0841 富山県高岡市金屋町7-15 きせん
KISEN

PROFILE 企業・工房について

高岡鋳物発祥の地・富山県高岡市金屋町は、400年以上続く高岡銅器のものづくりが息づく町です。その地で銅器製造を続けてきた四津川製作所は、創業当初から「喜泉(きせん)」の屋号を掲げ、暮らしに喜びと潤いを添える花器や香炉などの美術銅器を生み出してきました。

KISENは、その「喜泉」に込められた思いを現代のライフスタイルに合わせて進化させたいという願いから生まれたブランドです。伝統的な鋳造やろくろ挽き、着色といった技術はそのままに、酒器やテーブルウェア、インテリアというジャンルで、日常の食卓やくつろぎの時間に寄り添うアイテムを提案しています。

分業制が基本となる高岡銅器の産地の中で、四津川製作所は各工程の職人や工場の特徴を熟知し、複雑な曲線や繊細なディテールを忠実に形にする原型製作・鋳造・仕上げのノウハウを蓄積してきました。その背景があるからこそ、木と金属が滑らかにつながる独特のフォルムや、手に馴染む重さ・バランスが実現されています。

現在は、テーブルウェアやインテリアの「KISEN」に加え、香炉や仏具を中心とした「喜泉堂」、おりんや香立てなど癒しと祈りのインテリア「空穏-KUON-」といったブランドも展開。高岡銅器の革新と伝統を同時に感じられるショールームを拠点に、国内外の展示会や工芸セレクトショップを通じて、富山・高岡発のものづくりを世界へ発信しています。

木と金属を融合させた、高岡銅器の新しい表現

高岡銅器の鋳造・着色技術と、木工職人による繊細な挽きの技を組み合わせ、真鍮やアルミなどの金属と木材が一体となったテーブルウェアやインテリアを展開。ぐい呑みやボトルクーラー、花器、香立てなど、素材のコントラストが美しいアイテムが揃います。

揺れても倒れないカップや回るデキャンタなど、遊び心ある機能美

底が丸くテーブルの上でゆらゆらと揺れながらも安定する「SWING」シリーズのカップや、ベースの金属が軸となってグラスを回転させる2ピース構造のデキャンタ「AROWIRL」など、独創的な構造と精密な重心設計から生まれる機能美が特徴です。

ギフトシーンにも映える上質なデザインと世界観

シンプルでありながら存在感のあるフォルムと、黒漆や金属の質感、ベンララレッドなどの印象的なカラーリングが、記念日やお祝い、海外へのお土産など幅広いギフトシーンにマッチ。専用ボックスやセット提案も充実しており、贈り物として選びやすいラインナップです。