事業者・ブランド紹介

日の出製麺所

醤油をかけただけでおいしいうどんを目指し続ける、讃岐うどんの原点にこだわる製麺所。

日の出製麺所は、香川県坂出市・富士見町で昭和5年創業の老舗製麺所です。病院や学校、社食などへの業務用卸を本業としながら、昼の1時間だけ自家製麺のうどんを提供し、オンラインショップでは「究極のさぬきうどん」や「さぬきの地粉生うどん」を全国へお届け。小麦粉の見極めと独自ブレンド、包丁切りにこだわった麺づくりで、「麺そのものがおいしい讃岐うどん」を追求し続けています。

〒762-0046 香川県坂出市富士見町1丁目8-5 ひのでせいめんじょ
日の出製麺所

PROFILE 企業・工房について

日の出製麺所の歴史は、昭和5年に現在の坂出市富士見町で始まりました。創業以来一貫して「製麺業」を本業とし、病院や施設、学校・会社の食堂などに、できたてのうどんを配達してきました。店頭では長らく玉売りとお土産用・贈答用の生うどん販売のみを行っていましたが、「ぜひその場で食べさせてほしい」という声に背中を押され、昼の隙間時間に限ってうどんの提供をスタートしました。

現在でも、午前中はうどん製造と配達、午後は仕込みという本業のリズムを守るため、食事営業は11時30分〜12時30分の1時間のみ。狭い店内とシンプルなメニューながら、口コミで評判が広がり、今では全国から多くのお客さんが訪れる人気店となりました。「製麺所の仕事に差し支えない範囲で、良いうどんを出し続ける」——このスタンスこそが日の出製麺所らしさです。

製麺所としてのこだわりは、小麦粉と向き合う姿勢に現れています。うどんに適した小麦粉を厳しく選び、その特性に合わせて配合比率や練り時間、熟成時間を調整。ロットごとに微妙に変わる品質を見極めるため、複数メーカーの小麦粉をブレンドして「いつもの日の出のうどん」の味を再現しています。生地をしっかり押さえ、包丁切りで角の立った麺線に仕上げる讃岐うどんの技法と、職人の経験が重なり合うことで、シンプルでいて記憶に残る麺が生まれます。

オンラインショップ「HINODE SEIMENSYO ONLINE SHOP」では、店舗で提供している味をベースに、家庭用・贈答用のさぬきうどん商品を多数展開。初めての方向けの食べ比べセットや、だし・いりこ醤油付きのギフト、常温・冷蔵・冷凍など保存方法で選べる商品構成など、ライフスタイルに合わせたさまざまな楽しみ方を提案しています。讃岐うどん文化と製麺所の仕事を次世代につなぐべく、今日も麺づくりに向き合い続けています。

昭和5年創業・香川県坂出市の老舗製麺所

日の出製麺所は、昭和5年から現在の坂出市・富士見町で麺づくりを続けてきた製麺所です。病院や施設、学食・社食、近隣スーパーなどへの業務用卸を本業としつつ、店頭ではお土産用・贈答用のうどんを販売。香川の讃岐うどん文化とともに歩んできた地域密着の製麺所です。

本業は製麺業。昼1時間だけのうどん提供

店頭でのお食事提供は、午前の製造と配達が終わり、午後の仕込みが始まるまでのわずか1時間だけ。11時30分〜12時30分の間に、釜玉、しょうゆうどん、ぶっかけなどシンプルなメニューを提供しています。うどん店としてではなく「製麺所だから出せる一杯」を大切にした営業スタイルです。

小麦粉の見極めとブレンドで生まれる「日の出のうどん」

うどんは小麦粉と塩と水だけのシンプルな食品だからこそ、小麦粉の品質が味を大きく左右します。日の出製麺所では、複数メーカーの小麦粉を独自にブレンドし、その時々の原料に合わせて配合や時間を調整。練る・押さえる・寝かす・延ばす・切るという伝統的な製法と職人の経験を重ね、「これが日の出製麺所のうどん」と呼べる味を守り続けています。

醤油をかけるだけでおいしい、麺が主役の讃岐うどん

日の出製麺所が何よりも大切にしているのは、麺そのもののおいしさ。小麦の風味とコシを引き出した麺は、醤油を少したらすだけでも十分においしく味わえます。熱い・冷たい・ぬるい・釜玉と4種類のスタイルに、かけだし・ぶっかけだし・醤油を組み合わせ、自分好みの食べ方で楽しめるのも魅力です。