事業者・ブランド紹介

だるまのふるさと 大門屋

高崎だるまのふるさとから、願いを託す「美しいお顔」のだるまを世界へ。

だるまのふるさと 大門屋は、群馬県高崎市で約100年にわたり高崎だるまを製作してきた老舗のだるま工房です。群馬県ふるさと伝統工芸品に指定され、日本一の生産量を誇る高崎だるまの中でも、年間約7万個ものだるまを製作。伝統的な赤い福だるまをはじめ、名入れだるま・ロゴ入りだるま・カラフルなだるま・季節のだるまなど、一つひとつ手作業で「美しいお顔と文字」を描き、お客様の願いに寄り添った縁起物を届けています。

〒370-0875 群馬県高崎市藤塚町124番地2 だるまのふるさと だいもんや
だるまのふるさと 大門屋

PROFILE 企業・工房について

だるまのふるさと 大門屋の歴史は、およそ100年前にさかのぼります。群馬県高崎市で生まれた高崎だるまは、養蚕農家を支える縁起物として広まり、人々の「五穀豊穣」「商売繁盛」「家内安全」といった願いを受け止めてきました。その中で大門屋は、代々だるまづくりに携わる家業として、地域とともに歩みながら、ものづくりの技を磨いてきた工房です。

高崎だるまの特徴である「眉は鶴、鼻から口ひげは亀」というお顔の意匠は、長寿や吉祥を表す日本の伝統的なモチーフ。大門屋では、この大切なお顔部分を四代目・中田純一氏がすべて手描きで担当しています。一体一体に込められた願いや背景を大切にしながら、表情のバランス、線の太さ、余白の取り方にまでこだわり、「美しいお顔」のだるまを世に送り出しています。

店内は、伝統的な赤い福だるまだけでなく、白・黒・金・パステルカラーなど色とりどりのだるまや、桜柄・市松模様・干支モチーフなどのデザインだるま、企業ロゴやスポーツチームのマークを配したロゴだるまなど、多彩なラインナップで彩られています。季節ごとに登場する限定デザインや、地域・企業とのコラボだるまも人気で、伝統と遊び心を両立させた商品展開が大門屋ならではの魅力です。

観光で訪れる方や修学旅行生、ファミリー層にも好評なのが、だるまの絵付け体験や手形だるま体験。まっ白なだるまに自分で顔や模様を描いたり、小さな子どもの手形を残したりと、世界に一つだけのだるまを作る時間は、旅の思い出としても特別な体験になります。体験の参加者には、ご祈祷済みの絵はがきをお渡しするなど、「願いを込める」「感謝を伝える」縁起物としてのだるまの意味も大切にしています。

近年では、オンラインショップや海外の取り扱い店舗を通じて、高崎だるまを世界に広める取り組みも加速。だるまと地酒のギフトセットなど、群馬の地場産業とコラボレーションした商品開発にも力を入れており、「伝統工芸を次の世代につなぐ」ことを使命として、日々新たな挑戦を続けています。

日本一の生産量を支える老舗だるま工房

高崎だるまは、日本一の生産量を誇るだるまの産地として知られています。大門屋はその中でも創業約100年の歴史を持つ老舗で、伝統的な赤い福だるまから現代的なデザインのだるままで、年間約7万個のだるまを製作。縁起物としての品格を大切にしながら、時代に合わせた新しい表現にも挑戦し続けています。

四代目伝統工芸士による「美しいお顔と文字」

だるまの命ともいえるお顔の髭(眉の鶴と口ひげの亀)は、四代目・中田純一氏が一体ずつ手描きで仕上げています。群馬県ふるさと伝統工芸士として認定され、黄綬褒章も受章した職人の筆致は、どの表情にも力強さと品の良さを宿し、「同じものは二つとない」表情豊かなだるまを生み出しています。

名入れ・ロゴ入り・オリジナルデザインに対応

企業ロゴ入りだるま、チーム名入り必勝だるま、店舗名・屋号入りの開店祝いや周年記念だるまなど、大門屋では用途に合わせたオリジナルだるまを製作しています。正面や背中への名入れは来店当日の対応も可能(内容によって時間は変動)。贈り物や記念品として、世界に一つだけの特別なだるまを注文できます。

140坪の広々とした店舗と「絵付け体験」

だるまのふるさと 大門屋の店舗は、業界最大級の広さ140坪。所狭しと並ぶだるまたちを眺めながら、伝統工芸の世界に浸ることができます。店内では、だるまの絵付け体験や、赤ちゃんの手形を入れる手形だるま体験、出張授業や自宅で楽しめる絵付けキットなど、「自分だけのだるまをつくる」プログラムも充実しています。

お焚き上げと国内外への発信

願いが叶っただるまを感謝とともに送り出す「お焚き上げ」の受付も行っており、役目を終えた縁起物を丁寧に供養しています。また、高崎本店のほか、伊香保や海外のショップとの連携を通じて、国内外に高崎だるまの魅力を発信。伝統工芸としての高崎だるまを、世界に届ける活動にも積極的に取り組んでいます。