CURLY&Co.

CURLY&Co. を生み出した川北縫製は、1963年に香川県さぬき市で手袋の縫製工場としてスタートしました。手袋づくりで必要とされる緻密な縫製テクニックを磨きながら、1968年にはTシャツや肌着などのカットソーの生産へとフィールドを広げ、JAPAN MADE の衣料品を国内外へ送り出してきました。

国内生産全盛期には、毎週トラックをチャーターして出荷を行うほどの生産量を誇り、その過程で独自のミシン改良や生産ラインの構築を進めながらクオリティの向上を追求してきました。やがて、多くの企業が安価な海外生産へシフトしていく中でも、川北縫製は品質にこだわり国内生産を貫いてきた背景があります。

そうした中で、取引先の動向に左右されない自立したものづくりの在り方を模索するなかで誕生したのが、2009年にスタートした自社ブランド CURLY&Co. です。自社工場での縫製はもちろん、オリジナルファブリックの企画やパターン、縫製仕様の選定までを自社で行うことで、細部のニュアンスまでデザインに落とし込むことを可能にしました。

現在は、香川県さぬき市のスタジオ＆ファクトリーと、東京・南青山のヘッドストア「TheWeft」、工場隣接のファクトリーストア「川北商店」などを拠点に、国内外の百貨店やショップでのポップアップイベントも開催。クラフトマンシップに根ざしたカットソーづくりを起点に、日常のスタイルをさりげなくアップデートする洋服を届けています。

手袋の縫製工場をルーツにした緻密なカットソーづくり

CURLY&Co. を手掛ける川北縫製は、1963年に手袋の産地として知られる香川県で創業した縫製工場をルーツに持ちます。繊細な縫製技術が求められる手袋生産で磨かれたノウハウを基に、Tシャツやカットソーを中心とした衣料品へとフィールドを広げ、現在まで一貫して高品質なものづくりを続けています。

全アイテムを伸縮性に優れたカットソー素材に特化

ブランドのコレクションは、Tシャツやスウェット、シャツジャケット、パンツなど、全てが伸縮性に優れたカットソー素材で構成されています。オリジナルファブリックの開発からパターン、縫製仕様の検証までを自社で行うことで、着心地とシルエットの美しさの両立を追求しています。

年齢や性別、シーンを問わないオーセンティックデザイン

「オーセンティックでクリーン」な世界観を軸に、性別や年齢、ライフスタイルを問わずに取り入れやすいジェンダーレスなデザインを展開。さりげないディテールや素材の表情で日常に寄り添いながら、長く着続けたくなる日常着としてのバランスにこだわっています。

工場と直結した一貫生産体制とヘッドストア「TheWeft」

香川県さぬき市の自社工場で、ファブリック開発から縫製までを一つ屋根の下で完結させる一貫体制を構築。東京・南青山のヘッドストア「TheWeft」や、工場隣接のファクトリーストア「川北商店」を通じて、ものづくりの背景やクラフトマンシップをダイレクトに伝えています。