事業者・ブランド紹介

千代治のくつ下

播州・高御位山のふもとで編み立てる、日本製にこだわった靴下専門ブランド。

「千代治のくつ下」は、兵庫県・播州エリア、高御位山(たかみくらやま)の麓にある小さな工場でつくられる日本製靴下のブランドです。糸の仕入れから編み立て、縫製、蒸気セット、加工、検品、包装まで、60年以上にわたってすべて自社工場で一貫生産。冷えとり靴下や五本指ソックス、ビジネスソックス、トレッキングソックス、レギンス、レッグウォーマーなど、暮らしとともにある多彩なアイテムを、「こんな靴下、ほしかった」という声に応えるものづくりで届けています。

〒675-0347 兵庫県加古川市志方町永室219-1(千代田繊維工業株式会社) チヨジノクツシタ
千代治のくつ下

PROFILE 企業・工房について

千代治のくつ下の物語は、昭和二十六年に創業者・長谷川千代次が加古川の地場産業である靴下製造を始めたところからスタートしました。戦後間もない時代、小さな工場でひとつひとつ丁寧に靴下を編み立てるところから事業は始まり、地域の人々の暮らしを支えるものづくりとして、地に足のついた成長を続けてきました。

創業以来、千代田繊維工業は糸の仕入れから編み、縫製、蒸気セット、加工、検品、包装にいたるまで、靴下づくりの全工程を自社工場で一貫して行っています。「はじめからおわりまで、しっかりつくる。」という姿勢のもと、一本の糸を靴下にしてお客様の手元に届けるまで、最後まで責任を持つのが同社のものづくりです。

2009年には、自社ブランド「千代治のくつ下」としてインターネット販売を本格スタート。冷えとり靴下や五本指ソックス、トレッキングソックスなど、暮らしの中で「こんな靴下があったらいいな」という声に応える商品づくりに取り組んできました。シルクやウール、オーガニックコットンなどの素材にこだわり、肌触りと機能性を両立させたアイテムは、リピーターも多く、地域を越えて愛されています。

2017年には神戸国際会館SOLに直営店をオープンし、工場アトリエ店と合わせて2つの拠点でブランドを発信。POP UPイベントやコラボレーション、メディア出演などを通じて、日本製の靴下の心地よさと、播州の小さな工場から生まれるものづくりの魅力を伝え続けています。

昭和26年創業、靴下づくり一筋の自社工場ブランド

千代治のくつ下を手がける千代田繊維工業株式会社は、1951年(昭和26年)創業の靴下専業メーカー。兵庫県加古川市の地場産業として、長年にわたり靴下づくり一筋で歩んできました。創業者の名を冠した「千代治のくつ下」は、工場発の自社ブランドとして、「暮らしになじむ、はいてうれしいくつ下」をコンセプトに展開されています。

糸の仕入れから検品まで、国内自社工場で一貫生産

一本の糸から一足の靴下ができるまでには、編み立て・縫製・蒸気セット・加工・検品・包装など、多くの工程が必要です。千代治のくつ下では、そのすべてを播州・高御位山の麓にある自社工場で一貫して実施。外注に頼らない一貫生産体制により、品質管理とものづくりへの責任を徹底しています。

冷えとりからトレッキングまで、多彩なラインアップ

シルクやウール、オーガニックコットンなどの自然素材を使った冷えとり靴下や冷えとりレギンス、ビジネスソックス、スポーツ・トレッキングソックス、レッグウォーマー、アームカバーなど、ライフスタイルに合わせて選べる豊富なラインアップが魅力です。重ね履き用のセットや五本指タイプなど、冷え対策からアウトドアまで幅広くカバーしています。

「工房」と「神戸SOL店」で体感できる日本製の履き心地

加古川市の工場敷地内には、実際に製品を手に取って履き心地や質感を確かめられる「千代治の工房」が併設されています。また、神戸三宮の神戸国際会館SOLにも直営店を展開。ワークショップや季節のイベントも行い、ブランドの世界観やつくり手の想いを直接感じられる場となっています。