ALOHAFARM（アロハファーム）

アロハファームの物語は、埼玉県草加市の化粧品店の一角に置かれた、小さなワゴンの八百屋さんから始まりました。少し大きくなりすぎたほうれん草や色づきの薄いにんじんなど、畑から届いた野菜を並べて販売するうちに、「もっと自分たちの手で育てて、もっと自分たちの手で届けたい」という想いがふくらみ、やがて会社としてのアロハファームが誕生しました。

代表の長久保恵理さんは、東京生まれ・横浜育ちのいわゆるシティガール。農業とは無縁の環境で育ちながらも、幼いころから「いつか自分のふるさとをつくりたい」という夢を抱き、大人になってからは山や海、海外で思いきり遊びながら、自然と共にある暮らしへの憧れを強くしていきました。

その夢がかたちになった場所が、栃木県那須町。那須高原の畑で野菜を育て、Laboで発酵食品や加工品をつくり、草加や青山などのマルシェでお客様に直接届ける――「農業 × 加工 × 販売」による6次化を日々実践することで、商品だけでなく“暮らし方”そのものを提案するブランドへと成長していきました。

アロハファームが大切にしているのは、「未来は食から」というシンプルで力強いメッセージです。甘酒やお味噌、黒にんにく、野草茶、ジャム、乾物、おせんべいなどの商品は、どれも腸を整え、身体をあたため、免疫力を引き出す“腸温免活”を支える存在でありたいという願いから生まれたもの。原料選びから製造方法、道具に至るまで、できるだけ自然で、循環を生む選択を心がけています。

また、那須高原の畑で育てた野菜や、全国の志ある作り手の品を詰め合わせた「ALOHABOX」などの企画を通じて、昔ながらの“養生”の知恵を現代のライフスタイルに合うかたちで提案。マルシェやオンラインショップ、出張イベントやリトリートなど、さまざまな場で発酵食と野菜のある暮らしを発信し続けています。

これからもアロハファームは、女性STAFF3人を中心とした小さなチームならではのフットワークと遊び心を大切に、関わるすべての人の心と身体が少しでも軽く、楽しくなるような「未来の食べ方」を探求し続けていきます。

那須高原の畑と女性STAFFだけの小さなチーム

アロハファームは、那須高原の自然豊かな環境で野菜づくりやものづくりを行いながら、東京・埼玉・茨城のマルシェで自ら販売まで行う女性STAFFのみの小さな会社です。畑で土と向き合い、キッチンで仕込み、マルシェでお客様の声を直接聞く――その一連の循環があるからこそ、身体が本当に喜ぶ食のかたちを日々アップデートし続けています。

日本食は“未来食”という考え方

日本の伝統食である味噌や甘酒、ぬか漬けなどの醗酵食は、これからの時代にこそ必要な「未来食」だとアロハファームは考えています。腸内環境を整え、身体をあたため、免疫力を引き出す醗酵の力に注目し、「除菌よりも増菌」「できるだけシンプルで自然な原料」であることにこだわって商品をつくっています。

腸温免活を支える、甘酒・お味噌・黒にんにく

“腸を元気に 温めて 免疫力をUPさせて身体を活性化”という「腸温免活」の考え方をもとに、甘酒やお味噌、醗酵熟成黒にんにく、黒にんにくゼリー「黒のススメ！」などを展開。お米と麹だけで仕込む甘酒、酒精を一切使用しない生きたお味噌、那須高原で土づくりに力を注いで育てたにんにくをじっくり醗酵させた黒にんにくなど、日常に取り入れやすく、続けやすい発酵食品が揃います。

季節の那須野菜とLabo発の加工品を届ける「ALOHABOX」

採れたての那須高原野菜と、アロハファームLaboで生まれた発酵食品や加工品、那須の仲間のセレクト品までを詰め合わせた「ALOHABOX」は、月2回届く養生BOX。季節ごとにテーマを設け、スープや糠漬け、おせんべい、ジャム、ふりかけなど、心と身体を満たす食材を詰めこんでお届けします。昔ながらの“養生”の考え方を、今の暮らしに合うかたちで提案している人気の定期便です。

マルシェと取扱店で広がる、発酵と野菜のある暮らし

埼玉・草加マルシェや青山ファーマーズマーケットなど、各地のマルシェに定期的に出店し、お客様に直接商品を手渡しながら、発酵や腸活の魅力、那須高原の野菜のおいしさを伝えています。オンラインショップと取扱店とも連携し、「どこに住んでいてもアロハファームの食と出会える」体制づくりを進めています。