KUME.JP -久米繊維工業-

くめせんいこうぎょう / KUME.JP

1935年創業、日本製Tシャツのパイオニアメーカー。

東京・墨田の地で1935年に創業した久米繊維工業は、日本で初めて国産アウターTシャツ「色丸首」を生み出した専門メーカー。素材選びから編立て、縫製、仕上げに至るまで国内の工場と職人による一貫体制で、「日本そして久米繊維工業だからこそ創りえるTシャツ」を作り続けています。

事業者名 久米繊維工業株式会社
所在地 〒130-0012 東京都墨田区太平3-9-6
電話 03-3625-4188
KUME.JP -久米繊維工業-

PROFILE 企業・ブランドのストーリー

久米繊維工業は、1935年に東京・本所のメリヤス産地で久米莫大小製造所として創業しました。戦後まもない1950年代半ばに、二代目・久米信市氏が弟とともに国産アウターTシャツの開発に取り組み、日本初のTシャツといわれる「色丸首」が誕生します。以来、日本製Tシャツ専門メーカーとして、素材と製法の改良を重ねてきました。

1960年には久米繊維工業株式会社として法人化し、1963年には裁断・縫製・仕上げを一貫生産できる千葉工場を稼働。自社グループでプリント工場も立ち上げ、ボディづくりからプリント加工まで自社で完結できる体制を整えています。現在もロングセラーの定番Tシャツ「SAY YOUNG」など、多くのブランドやアーティストとのコラボレーションTシャツを手がけています。

「日本でこそ創りえるTシャツ」というコンセプトのもと、国内紡績・編立てによる生地を採用し、職人による丁寧な縫製と仕上げを貫いているのも久米繊維の特徴です。丸胴ボディや天地引きと呼ばれる裾・袖口の縫製仕様は、着心地の良さと高い耐久性を両立させるための工夫。着込むほどに風合いが増し、長く愛用できるTシャツを目指しています。

環境への配慮にも早くから取り組み、NPO日本オーガニックコットン協会の正会員としてオーガニックコットン製品を展開。自然のサイクルに逆らわない原料選びと、丈夫で長く着られるものづくりを通して、サスティナブルなライフスタイルを提案しています。

本社1階のファクトリーショップでは、定番Tシャツやコラボレーションアイテムを実際に手に取りながら選べるほか、これまでにはシルクスクリーンワークショップやギャラリー展示など、Tシャツの楽しさを体感できる企画も実施してきました。東京・墨田から、日本の技術と文化が詰まったTシャツを発信し続けています。

1935年創業、日本製Tシャツの先駆け「色丸首」

東京・本所のメリヤス産地で1935年に創業し、1950年代には国産アウターTシャツ「色丸首」を開発。日本製Tシャツ市場を切りひらいたパイオニアとして、今もなおロングセラー定番を作り続けています。

素材選びから縫製・仕上げまで、国内一貫生産

国内紡績・編立てによる生地を使い、千葉工場など自社グループ工場で裁断・縫製・仕上げまでを一貫生産。丸編みボディや「天地引き」縫製など、職人技が詰まった仕様で、洗濯を重ねても型くずれしにくい一枚を目指しています。

環境に配慮したオーガニックコットンの取り組み

NPO日本オーガニックコットン協会の正会員として、サスティナブルラインなど一部製品にオーガニックコットンを採用。自然のサイクルに寄り添う素材選びで、永く愛用できるTシャツづくりと環境配慮の両立に挑戦しています。

墨田のファクトリーショップで体感する“日本のTシャツ”

本社1階にはファクトリーショップを併設し、久米繊維の定番Tシャツを実際に手に取りながら選べるほか、これまでにはワークショップやギャラリー展示も開催。Tシャツを通して日本の技術や文化を体感できる場になっています。

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