まるまる農園
ホタル舞う神内池のほとりで育つ、山と水の恵みを丸ごと詰め込んだ野菜と果物。
まるまる農園は、香川県高松市南部・西植田町の神内池のほとりにある小さな農園です。周囲を山に囲まれた盆地で、昼夜の寒暖差が大きく、全国的にも日照時間が長いこの土地は、おいしい農産物づくりに理想的な環境。自家製の竹堆肥や竹炭・木炭、魚や貝殻、自家培養酵母など、山と海の恵みをふんだんに使った土づくりを行い、ブロッコリーやトウモロコシ、ヤングコーン、さつまいも、香川本鷹唐辛子、ゴールドキウイ、栗、オリジナルブランド米「にこまる」など、季節ごとの“主役”をていねいに育てています。収穫当日発送の朝採れ野菜や季節限定のギフトセットを通して、ホタルが舞う池のほとりの風景ごと味わっていただけるような農産物をお届けしています。
PROFILE 企業・工房について
まるまる農園の拠点は、香川県高松市西植田町にある神内池のほとり。周囲を山に囲まれた静かな盆地で、夜にはホタルが舞い、朝には霧が立ち込めるような、どこか懐かしい田園風景が広がっています。ここは昼夜の寒暖差が大きく、日当たりも良いことから、昔からおいしい野菜や果物が採れる土地として知られてきました。
そんな環境を活かしながら、まるまる農園では「土づくり」から栽培を見つめ直しています。山で切り出した竹を細かく砕いて堆肥にし、地元の炭焼き場で焼いた竹炭や木炭を混ぜ込み、魚や貝殻を粉砕したミネラル、自家培養した酵母菌などを組み合わせて、土の中の微生物が元気に働ける環境を整えています。ふかふかで水はけが良く、それでいて保水性と保肥力も備えた土は、根がしっかり張った健康な作物を育てる基盤となります。
畑で育つ主な作物は、ブロッコリー、トウモロコシ、ヤングコーン、さつまいも、香川本鷹唐辛子、ゴールドキウイ、栗、そしてオリジナルブランド米「にこまる」など。どの作物も、品種選びから植え付け時期、施肥設計、収穫後の温度管理に至るまで、「家庭の食卓でいちばんおいしく食べられる状態」を想像しながら栽培されています。
オンラインストアでは、朝に収穫したブロッコリーやトウモロコシをその日のうちに発送する「朝採れ」「収穫当日発送」の商品や、熟成期間を設けて甘みを引き出したさつまいも、追熟したゴールドキウイ・栗の詰め合わせなど、季節ごとのラインナップが並びます。多くの商品が予約販売・数量限定でのご案内となるのは、「畑に無理をさせず、必要な分だけ丁寧に育てたい」というまるまる農園のスタンスの表れです。
SNSでは、畑の様子や収穫のタイミング、作物が育っていく様子、ホタルが飛び交う神内池周辺の風景なども発信。単に「モノ」として農産物を届けるのではなく、その背景にある自然環境や手仕事、季節の移ろいを丸ごと感じてもらえるような農園づくりを目指しています。まるまる農園の野菜や果物を通じて、日々の食卓が少しだけ豊かになり、自然とのつながりを感じるきっかけになれば——そんな想いを胸に、今日も畑に向き合い続けています。
山に囲まれた盆地と神内池が育む、香川・西植田のテロワール
まるまる農園があるのは、香川県高松市南部・西植田町。ホタルが生息する神内池のほとり、山に囲まれた小さな盆地です。昼夜の寒暖差が大きく、全国的にも日照時間が長いこの地域は、糖度とのりの良い野菜・果物づくりに適した環境。標高や地形、風の抜け方まで含めた「土地の個性」を読みながら、作物ごとに栽培場所や収穫タイミングを見極めています。
竹・炭・魚・貝殻・酵母菌——山と海の恵みを活かした土づくり
山で切り出した竹を使った自家製堆肥、地元の炭焼き場で焼かれた竹炭や木炭、魚や貝殻を原料にしたミネラル、そして自家培養の酵母菌——まるまる農園の土づくりは、山と海の恵みをバランスよく組み合わせるところから始まります。化学肥料に頼りすぎることなく、土の中の微生物が元気に働ける環境を整えることで、根張りが良く、味わいの濃い野菜と果物に育っていきます。
ブロッコリー・トウモロコシ・ヤングコーン・さつまいも…季節ごとの主役をリレー
春先から初夏にかけてはブロッコリーやトウモロコシ、ヤングコーン、秋には熟成させたさつまいも、冬はゴールドキウイや栗と、まるまる農園の畑は季節ごとに主役が変わります。それぞれの作物に合わせて品種や植え付け時期、追肥のタイミング、収穫時期を細かく調整し、旬の一番おいしい瞬間を逃さずにお届け。リピーターのお客様が「今年もこの季節が来た」と楽しみにしてくれるような、季節のリズムを大切にしています。
「収穫当日発送」の朝採れブロッコリーと、予約制の季節限定販売
看板商品の一つであるブロッコリーは、朝の涼しい時間帯に収穫し、その日のうちに箱詰め・出荷する「収穫当日発送」が基本。トウモロコシやヤングコーン、さつまいも、ゴールドキウイ、栗なども多くが予約販売・数量限定でのご案内です。「必要な分だけ育てて、いちばんおいしいタイミングでお届けする」ことを大切にしており、SNSやオンラインストアでの事前告知を通じて、旬を逃さないお買い物体験を提案しています。
香川本鷹唐辛子やオリジナル米「にこまる」も手がける多品目農園
野菜・果物以外にも、幻の唐辛子といわれる「香川本鷹」のフレッシュ・ドライ、オリジナルブランド米「まるまる農園にこまる」など、多品目にわたる栽培に挑戦しています。辛味と香りのバランスが良い香川本鷹は、料理好きな方や飲食店からも注目される存在。お米は土地に合った品種を選び、乾燥・保管方法にも気を配りながら、粒立ちと甘みの両立を目指しています。