事業者・ブランド紹介

今井だるま店NAYA

二百余年の伝統と現代の感性が出会う、高崎だるまの専門工房。

群馬県高崎市・豊岡町で1930年に創業した「今井だるま店NAYA」は、だるま生産日本一の地で伝統的な高崎だるまの技を継承しながら、現代の暮らしや世界のマーケットに向けた新しいだるまづくりに挑戦し続ける工房です。福入だるまや合格・必勝だるまなどの縁起物はもちろん、ブライダルや長寿祝い、ラッキーカラー、デザイナーズシリーズ、さらには絵付け体験やオリジナルカスタマイズまで、願いとシーンに寄り添う「たったひとつのだるま」を提案しています。

〒370-0871 群馬県高崎市上豊岡町78 いまいだるまてんなや
今井だるま店NAYA

PROFILE 企業・工房について

今井だるま店NAYAの歩みは、1930年に高崎市豊岡町で始まりました。だるま生産日本一の土地で、先代たちは「願いを託す縁起物」としての高崎だるまの価値を守りながら、時代に合わせた工夫を重ねてきました。再生紙を素材とした素地づくりや胡粉による白い下地など、環境に配慮した素材選びもその一つです。

高度成長期から現在にかけて、国内の需要変化やライフスタイルの多様化とともに、だるまを取り巻く環境も変わりました。三代目の今井裕久さんは、伝統的な高崎だるまに加えて、デザイナーとのコラボレーションによる「デザイナーズだるま」や、干支や桜、スポーツ日本代表チームとのコラボレーションなど、現代の感性に響く新しいシリーズを次々と展開しています。

近年は、海外の展示会やオンライン商談、インバウンド向けの店づくりを通じて、海外のバイヤーや旅行者にも高崎だるまの魅力を発信。英語のプロモーション動画やオンラインでの実演販売などを取り入れ、「日本の伝統工芸」としての価値をわかりやすく伝える取り組みも進めています。

「つまずくことは失敗ではなく、次の一歩へのチャンス」というメッセージを胸に、今井だるま店NAYAはこれからも高崎だるまの精神と技術を未来へつなぎながら、世界中の人々の暮らしに寄り添うだるまづくりを続けていきます。

1930年創業、二百余年の系譜を受け継ぐ高崎だるま

高崎だるまの起源は二百年以上前にさかのぼると言われます。今井だるま店NAYAは、その伝統的な技法と「七転び八起き」の精神性を大切にしながら、1930年の創業以来、家族と職人たちの手仕事でだるまを作り続けてきました。再生紙と胡粉を用いた環境にやさしい素地づくりや、一つひとつ表情の異なる手描きの顔立ちなど、昔ながらの工程を守りつつ、現代にふさわしい品質とデザインで仕上げています。

願いごとやハレの日に寄り添う多彩なラインナップ

商売繁盛や家内安全、合格祈願、必勝、長寿祝い、命名など、人生の節目や日々の願いごとに合わせて選べるだるまが豊富に揃います。ベーシックな「福入だるま」に加えて、名入れ・メッセージ入れに対応しただるま、ブライダル用のペアだるま、ラッキーカラーをテーマにしただるま、桜モチーフの「雅」シリーズ、プチギフト向けのまめだるまセットなど、用途や贈る相手に合わせて自由にコーディネートできるのが魅力です。

カスタマイズと絵付け体験で生まれる「世界に一つだけ」のだるま

工房では、ロゴやチームカラーを取り入れたオリジナルオーダーや、全11色から選べるカラーバリエーションなど、自由度の高いカスタマイズに対応しています。また、伝統的には職人だけが行ってきた絵付けを一般の方向けに開放し、店内やイベント会場、海外でのワークショップとして絵付け体験を実施。自分の手で仕上げた「世界に一つだけのだるま」を通して、伝統工芸の魅力とものづくりの楽しさを届けています。