小田原柑橘倶楽部
片浦レモンと小田原みかんの恵みを、“報徳精神”とともに次世代につなぐ、小田原発・柑橘ローカルブランド。
小田原柑橘倶楽部は、神奈川県小田原市を拠点に、片浦レモンや小田原みかん・梅などの柑橘を活かした商品開発と農商工連携に取り組むローカルブランドです。小田原の偉人・二宮尊徳翁の「報徳思想」と報徳仕法をお手本に、「人・もの・お金」を地域で循環させるビジネスモデルを掲げ、地元農家の柑橘を原料にした地域振興サイダーやドロップ、生ようかん、ジェラート、クラフトチューハイなど多彩な商品を企画・販売。さらに、耕作放棄地の開墾や加工用レモンの契約栽培、cafe小田原柑橘倶楽部の運営を通じて、農業の世代継承と地域の活性化を同時に進めています。
PROFILE 企業・工房について
小田原柑橘倶楽部のルーツは、2010年にスタートした「片浦みかんプロジェクト」にあります。小田原市片浦地区の農家を支援することを目的に、報徳二宮神社の宮司・草山明久さんと、FM小田原株式会社代表で片浦のみかん農家でもある鈴木伸幸さんが発起人となり、地域の農業を守りながら新しい価値を生み出す取り組みが始まりました。
報徳二宮神社が出資した報徳仕法株式会社を母体に、柑橘類をはじめとする地域の農産物を使った加工品の企画・販売を進めるなかで、地元農家・商工業者との連携は少しずつ広がっていきます。2015年には、この趣旨に賛同する地元14社の出資によって「株式会社 小田原柑橘倶楽部」が設立され、農業生産法人として耕作放棄地の開墾や柑橘栽培にも本格的に乗り出しました。
現在では、片浦レモン・小田原みかん・曽我の梅を使った地域振興サイダーをはじめ、ドロップや生ようかん、ジェラート、クラフトチューハイなどのコラボ商品が次々と誕生。地元の製造業者や菓子店、飲料メーカーとチームを組み、「地元だからこそできるものづくり」を合言葉に、地域発のブランドプロダクトを生み出し続けています。
同時に、片浦レモンをはじめとするレモン類の加工用需要を支える契約栽培や、若手農家との連携による耕作放棄地・休耕地の開墾など、農業の世代継承につながる地道な活動も継続。毎年10トン以上の柑橘類を地元から仕入れながら、「人・もの・お金」が地域のなかで循環する仕組みづくりを、報徳精神とともにかたちにしてきました。
小田原柑橘倶楽部は、これからも二宮尊徳翁の教えを胸に、柑橘を軸にした商品開発と農商工連携を通じて、小田原・県西エリアの魅力を磨き上げ、地域の共益づくりを進めていきます。
二宮尊徳の報徳思想を現代に生かした、地域循環型の柑橘ブランド
小田原柑橘倶楽部は、小田原生まれの二宮尊徳翁の「至誠・勤労・分度・推譲」の教えに学びながら、一円融合の精神で「人・もの・お金」が地域を巡るビジネスモデルを追求しています。右肩上がりの成長だけを目指すのではなく、天地の恵みに感謝し、身の丈にあった分度を守りながら、余剰を地域に還元していく“報徳精神”をものづくりと流通に落とし込んでいる点が大きな特徴です。
片浦レモン・小田原みかん・曽我の梅を活かした「地域振興サイダー」
ブランドの代名詞ともいえるのが、片浦レモン・小田原みかん・曽我の梅を使った「地域振興サイダー」。地元で育った柑橘・梅を原料に、爽やかな飲み口の地サイダーとして展開され、小田原・箱根エリアの小売店やcafe小田原柑橘倶楽部などで愛されています。発売以来、累計130万本以上が販売され、ローカルギフトや土産品としても定番の存在になっています。
ドロップ、生ようかん、ジェラート、クラフトチューハイまで広がる商品開発
農家の柑橘を活かした加工品づくりにも力を入れています。片浦レモンや小田原みかんの果汁を使ったレトロなドロップ缶、片浦レモンの果汁と皮を生かした生ようかん、片浦レモンジェラート、小田原レモン・小田原うめの地域限定クラフトチューハイなど、地元事業者との連携から生まれた商品が多数。原料供給やパッケージデザイン、販路開拓などを通じて、地域の作り手とともにブランドを育てています。
加工用レモンの契約と耕作放棄地の開墾で、農業の世代継承をサポート
小田原柑橘倶楽部は、片浦レモンや小田原・県西地域で栽培されるレモンの加工用需要を支えるため、農家との個別契約にも取り組んでいます。需要と供給のミスマッチを防ぎながら、適正な価格で責任をもって買い取ることで、農家の心強い応援団となることを目指しています。さらに、若手農家と協力し、農業を引退する農家の農地や耕作放棄地を開墾・継承することで、柑橘栽培の環境を次世代へつなげています。
cafe小田原柑橘倶楽部 ― 小田原城そばで楽しむ“柑橘のある日常”
二宮金次郎を祀る報徳二宮神社の境内にある「cafe小田原柑橘倶楽部」は、ブランド初のカフェとして誕生しました。地域振興サイダーや柑橘ドリンクをはじめ、地元の柑橘や野菜を使った商品を提供し、観光客と地元の人々が気軽に柑橘の魅力に触れられる場に。神社の杜の雰囲気とともに、小田原の風土や報徳の精神を“味わいながら体感できる”スポットになっています。
LINKS 公式リンク / SNS
- 公式サイト https://odawara-kankitsu.com/
- オンラインショップ https://www.hotokustore.jp/categories/376920
- お問い合わせフォーム https://odawara-kankitsu.com/contact/
- 小田原柑橘倶楽部について(活動指針・組織概要) https://odawara-kankitsu.com/project/
- 栽培・開墾事業(加工用レモン契約・耕作放棄地開墾) https://odawara-kankitsu.com/kousaku-nouchi/
- 商品開発(地域振興サイダー・新商品開発プロジェクト) https://odawara-kankitsu.com/development/
- 加工事業 https://odawara-kankitsu.com/processing/
- 商品紹介一覧 https://odawara-kankitsu.com/product/
- 片浦レモンサイダーについて https://odawara-kankitsu.com/lemoncider/
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- 報徳の杜ストア 小田原柑橘倶楽部 商品一覧 https://www.hotokustore.jp/categories/376920