事業者・ブランド紹介

稲垣来三郎匠

創業明治四十一年。南信州・飯田で木桶仕込みの信州味噌とお漬物、あま酒をつくる蔵元直営店。

稲垣来三郎匠は、長野県飯田市・南信州の味噌・漬物蔵元として、木桶でじっくり熟成させた信州味噌、野沢菜漬をはじめとするお漬物、米糀だけで仕込んだ無加糖・ノンアルコールのあま酒などを届けるブランドです。南アルプスと中央アルプスに抱かれた土地の水と空気、選び抜いた国産原料を生かし、どこか懐かしく、からだに沁みる発酵食品を全国へ送り出しています。

〒395-0004 長野県飯田市上郷黒田2721-1 いながきらいざぶろうたくみ
稲垣来三郎匠

PROFILE 企業・工房について

稲垣来三郎匠の歴史は、明治四十一年(1908年)、南信州・飯田の地で味噌づくりを始めたことにさかのぼります。山々に囲まれた寒暖差の大きい気候と清冽な水は発酵食品づくりに適した環境として知られ、創業以来この土地と共に歩んできました。

戦後には、家庭の食卓に欠かせない信州味噌を中心に、野沢菜をはじめとする漬物づくりにも力を入れ、味噌・漬物・あま酒の蔵元として地域に根ざしたものづくりを展開。原料の産地や製法にこだわりながら、日々の食事に寄り添う商品を育ててきました。

現在は、直営店「稲垣来三郎匠 飯田本店」とオンラインショップを通じて、南信州の味を全国へお届け。店舗では味噌蔵見学や試飲・試食を通じて発酵食の魅力を伝え、オンラインでは季節のおすすめやギフトセットなどを提案しています。

木桶仕込みが育む、コク深い信州味噌

店舗に隣接する味噌工場では、伝統的な木桶を用いてじっくり熟成させた信州味噌を製造。自家製麹と長期熟成の技によって、香りと旨みのバランスがとれた味噌を生み出しています。

南信州の野沢菜を中心とした漬物づくり

看板商品の「野沢菜来三郎漬」をはじめ、きゅうりやなす、大根など季節の野菜を使ったお漬物を展開。ご飯のお供としてはもちろん、酒肴やお茶うけにも合う味わいが揃っています。

米糀だけで仕込む、無加糖・ノンアルコールのあま酒

米と米糀だけで仕込んだあま酒は、砂糖を加えず引き出した自然な甘みが特長。子どもからお年寄りまで安心して飲めるノンアルコール仕様で、温めても冷やしても、スイーツづくりにも活用できます。

築百年以上の古民家を活かした蔵元直営ショップ

飯田市上郷黒田の店舗は、築およそ130年の古民家を移築再生した空間。味噌汁やあま酒の試飲、お漬物の試食を楽しみながら商品を選べるほか、味噌蔵見学やギャラリーイベントなども不定期で行われています。