事業者・ブランド紹介

タケフナイフビレッジ公式ショップ TKV STORE

約700年続く越前打刃物の技を集めた、公式オンラインショップ&体験予約窓口。

「TKV STORE」は、福井県・越前市に工房を構えるタケフナイフビレッジ協同組合の公式オンラインショップです。14社・40名以上の職人が手掛ける包丁やナイフを、用途や素材、ブランドごとに探せるほか、工場見学や鍛造体験、研ぎ教室などの予約も一か所で受け付けています。家庭の台所からプロの現場まで、日本の料理を支える一本との出会いをサポートします。

〒915-0031 福井県越前市余川町22-91 たけふないふびれっじ こうしきしょっぷ
タケフナイフビレッジ公式ショップ TKV STORE

PROFILE 企業・工房について

越前打刃物の歴史は、およそ700年前に京都の刀匠・千代鶴国安がこの地に移り住み、刀剣づくりのかたわらで農民のための鎌を鍛え始めたことに遡ります。以来、武生(現・越前市)は鎌や包丁など農業用・生活用刃物の産地として発展し、北陸独特の行商文化を通じて全国へと広がっていきました。

しかし、高度経済成長とともに農業の機械化や大量生産品の台頭が進み、手打ち刃物の需要は減少。かつて60社ほどあった鎌鍛冶の多くが廃業に追い込まれるなど、産地は大きな転換点を迎えます。そのなかで、後継ぎとして現場に立っていた若い職人たちが「技を次の世代につなぎたい」と立ち上がり、共同工房として生まれたのがタケフナイフビレッジです。

現在のタケフナイフビレッジ協同組合には14社の刃物会社が加盟し、40名以上の職人が所属。そのうち十数名が伝統工芸士の認定を受けており、10代から80代までの幅広い世代が同じ敷地で火を囲んで技を磨いています。TKV STOREは、こうした職人たちの作品と技を、全国の家庭や料理人、そして世界のユーザーへ届けるための公式オンラインショップとして機能しています。

ショップでは、三徳・牛刀・ペティなど家庭用からプロ向けの本職用、カスタムナイフやメンテナンス用品まで幅広くラインナップ。現地の売店や工場見学・体験教室と連動しながら、「つくり手の顔が見える越前打刃物」を、オンラインとリアルの両方から発信し続けています。

越前打刃物700年の系譜を受け継ぐ公式ショップ

京都の刀匠・千代鶴国安に端を発する越前打刃物の歴史を背景に、14社の刃物会社と40名以上の職人が参加する協同組合が運営する公式オンラインショップ。伝統工芸士を含む職人たちの作品を、一つの窓口から国内外へ届けています。

用途・素材・ブランドから選べる分かりやすいカテゴリ設計

「家庭用料理包丁」「魚をさばく包丁」「お刺身包丁」などの用途別に加え、粉末鋼・ステンレス・鉄といった素材、三徳や牛刀といったスタイル、さらには職人・工房ごとのブランドからも探せる構成。初めて本格包丁を選ぶ方でも、自分に合う一本を見つけやすいショップです。

工場見学・鍛造体験・研ぎ教室まで一括で予約できる

オンラインショップ内では、両刃包丁教室や鍛造体験、工場見学付きのプログラム、研ぎ教室など、現地での体験メニューも予約可能。購入だけでなく、「つくる・学ぶ」機会を通して、刃物づくりの奥行きや手仕事の温度を体感できます。

予約販売・名入れ・メンテナンスにも対応するサポート体制

在庫がない人気商品についても予約販売や再入荷通知に対応し、オーダーメイドの相談窓口や名入れサービスも用意。研ぎ直しや修理の案内、送料・配送時間帯・返品に関するFAQも整備されており、長く安心して使い続けるための仕組みが整えられています。