事業者・ブランド紹介

下村工業 / SHIMOMURA

三条刃物鍛冶の技を受け継ぎ、「進化」と「深化」で暮らしに寄り添う刃物メーカー

新潟県三条市を拠点に、1874年創業の刃物鍛冶をルーツにもつ下村工業。ステンレス一体型包丁シリーズ「ヴェルダン」をはじめ、「村斗」「龍治」「雲竜」などの包丁ブランドや、「フルベジ」「プログレード」といったキッチンツールまで、自社一貫体制で幅広い道具を手がけています。熟練職人の刃付け技と、NC研削や独自の品質評価機器などの先端技術を掛け合わせ、毎日の料理を楽しく、安心して続けられる道具づくりに取り組んでいます。

〒955-0033 新潟県三条市西大崎1-16-2 しもむらこうぎょう
下村工業 / SHIMOMURA

PROFILE 企業・工房について

鍛冶屋から刃物メーカーへ。三条の地で受け継がれるものづくり

下村工業のルーツは、1874年に三条の地で始まった鍛冶屋の仕事にさかのぼります。鎌などの農具に始まり、黒打ちの包丁やステンレス包丁へと領域を広げながら、時代に合った刃物づくりに挑戦してきました。1957年の会社設立以降も、その精神は変わらず受け継がれています。

刃付けの職人技とNC研削。切れ味と安定品質の両立

包丁づくりでは、鍛造・研削・刃付け・検査まで数多くの工程を経て一本の刃物が完成します。NC研削機による精密な加工に加え、水砥による繊細な刃付けなど、人の手でしかできない工程も大切に継承。自社開発の測定機器で切れ味を数値化し、品質を客観的に評価することで、鋭さと安定性を兼ね備えた仕上がりを目指しています。

樹脂成形との掛け合わせで生まれる、使い手目線のキッチンツール

1990年には樹脂成形事業に本格参入し、刃物と樹脂パーツを一体で設計できる体制を構築。スライサーやピーラー、調理器セットなど、刃物メーカーならではの切れ味と、安全性・お手入れのしやすさを両立したキッチンツールを数多く世に送り出してきました。

「進化」と「深化」でこれからの暮らしに寄り添う

製造拠点の自動化や樹脂成形技術の強化、海外拠点との連携、自社ECサイトの立ち上げなど、下村工業は時代の変化に合わせて挑戦を続けています。同時に、刃物鍛冶の技や全品検査といった地道な取り組みを深めることで、「進化」と「深化」の両輪で、新しい価値を持つ道具を生み出し続けています。

1874年創業、三条刃物鍛冶にルーツをもつ老舗メーカー

三条・田島で鍛冶屋として始まり、1957年に下村工業株式会社を設立。ステンレス包丁の量産に早くから取り組み、業務用・家庭用包丁、精密刃物、キッチン用品へと事業を拡げてきました。長い歴史のなかで培った刃物づくりの技と、時代に合わせた商品化ノウハウが強みです。

「進化」と「深化」で生まれる、刃物×樹脂成形のものづくり

刃物製造に加え、樹脂成形の専用工場を持つことで、スライサーやピーラーなどのキッチンツールを自社開発。企画・設計から樹脂成形、刃物加工、組立、検査までを自社で完結できる一貫体制により、多品種・小ロットにも柔軟に対応しています。

ヴェルダン・村斗・龍治・雲竜など、多彩な包丁シリーズ

オールステンレス一体構造の「ヴェルダン」、HACCP対応の業務用シリーズ「龍治」、ダマスカス模様が美しい「雲竜」、切れ味と使いやすさを追求した「村斗」など、家庭用からプロユースまで幅広いラインナップを展開。用途やスタイルに合わせて選べます。

フルベジ・プログレードに代表されるアイデアキッチンツール

フルーツと野菜を楽しく賢く調理する「フルベジ」シリーズや、千切り・おろしなどの下ごしらえを効率化する「プログレード」シリーズなど、刃物メーカーならではの切れ味と使いやすさを両立したキッチンツールを次々と生み出しています。

自社EC「flulushop」で、公式ならではのラインナップ

自社EC「flulushop」や公式ショップを通じて、包丁やキッチンツールを全国の家庭へお届け。歴代のヒット商品から最新アイテムまで、ブランドの世界観をそのまま体感できるオンラインストアとして展開しています。