事業者・ブランド紹介

こまむぐ|Comomg

『子どものよりよい笑顔の為に』。国産の木のおもちゃで、あそびと暮らしの環境を育むブランド。

こまむぐ(Comomg)は、埼玉県川口市に拠点を置く日本製木のおもちゃブランドです。鋳物の町として知られる川口で木型づくりの技を受け継ぎ、2003年に木製玩具ブランドとして誕生。『子どものよりよい笑顔の為に』という経営理念のもと、子どもにとって日常の中で欠かせない「あそび」を育むツールとして、国産材を中心に使った木のおもちゃ・子ども家具・遊具を企画・製造しています。グッドトイ認定の代表作「どんぐりころころ」シリーズをはじめ、Tuminy、Tapnetなど数々の定番アイテムを展開し、川口i-monoブランド・全国お土産アワード・NIPPON OMIYAGE AWARDなど多くの認定・受賞歴を持つ、日本を代表する木製玩具メーカーのひとつです。

〒332-0004 埼玉県川口市領家3-10-2 コマムグ
こまむぐ|Comomg

PROFILE 企業・工房について

こまむぐの物語は、鋳物の街・川口で50年続いた木型の町工場から始まります。代表の小松和人さんは木型職人として修行を重ねる中で、「この木の技術を、子どものためのものづくりに生かしたい」と考えるようになり、2003年に木製玩具ブランド「おもちゃのこまーむ」として開業しました。その後、国際玩具見本市・ニュルンベルクへの出展やTV番組での優勝などを経て、国内外から注目される木のおもちゃメーカーへと成長します。

2007年には「どんぐりころころ」「こまむ・どぉる」がGOOD TOY AWARD認定を受け、2011年には全ラインナップの総リニューアルを実施。TuminyやTapnetといった新作もグッドトイに選定され、川口i-monoブランド、川口推奨みやげ品、NIPPON OMIYAGE AWARD、全国お土産アワードなど、数々の認定・受賞歴を重ねていきました。2016年には株式会社おもちゃのこまーむとして法人化し、2019年に社名を株式会社こまむぐへ変更。現在は木製玩具だけでなく、木製遊具・家具・雑貨、イベントや工作教室などにも事業を広げています。

ブランド名「こまむぐ」は、「子+母(まむ)」と「暮らし道具の“具”」を掛け合わせた言葉です。子どもにとって、母子にとって、親子・家族にとって共に過ごす大切な時間のお手伝いができる、特別な暮らし道具になりたいという想いが込められています。その想いは、木のおもちゃだけでなく、子ども家具や木の空間づくり、「ふるさとどんぐり」といった地域とつながるプロジェクトにも通底しています。

2020年代以降は、SDGsや地域貢献にも積極的に取り組み、埼玉県SDGs宣言企業、多様な働き方認定企業、川口市地域貢献事業者などにも認定。2030ビジョンや多様な働き方、地域との連携をテーマに、「子どものよりよい笑顔の為に」という理念を、環境・社会・働き方の面からも具体的な行動へと落とし込んでいます。

『子どものよりよい笑顔の為に』という理念

こまむぐは、「子どもにとってあそびは食事や睡眠と同じくらい大切なもの」という考え方からスタートしています。あそびを生み出すきっかけであり、あそびを育むツールでもある木のおもちゃを通じて、「自主性」「想像性」「関係性」の大切さを伝え、感動の原体験を生み出すことを使命に掲げています。社名の「こまむぐ」には「子+母(まむ)」の意味が込められ、親子や家族が共に過ごす大切な時間の「暮らし道具」になることを目指したブランドです。

川口のモノ作りをバックボーンにした木製玩具メーカー

モノ作りの街・埼玉県川口市で、50年以上続く木型工場をルーツとして誕生したこまむぐ。代表・小松和人さんは木型職人としての経験を活かし、世界にも通用する丁寧で美しい日本のモノ作りを木のおもちゃへと昇華させました。地場産業からの転身でありながら、「木型からおもちゃへ」と形を変えた技術とマインドは、次世代を担う子どもたちに受け継がれています。

グッドトイ認定「どんぐりころころ」ほか、数々の受賞歴

ころんとしたフォルムの「どんぐりころころ」シリーズや「こまむ・どぉる」シリーズは、GOOD TOY AWARD認定を受けた代表作。Tuminy、Tapnetといった積み木やゲームもグッドトイに選定されており、川口i-monoブランド、川口推奨みやげ品、NIPPON OMIYAGE AWARD、全国お土産アワードなど、数々の認定・受賞歴を重ねてきました。デザイン性と遊びやすさ、安全性を兼ね備えた木のおもちゃとして高い評価を得ています。

木のおもちゃから子ども家具・木の空間づくりまで

「木のおもちゃ」を起点に、子ども家具やプレイスペースづくり「木のくうかん」、園施設向けの遊具や什器、地域材を使った「ふるさとどんぐり」など、子どもの暮らし環境全体へと提案領域を広げているのもこまむぐの特長です。遊具・家具・食具・文具など、子どもが日常で手に触れる暮らし道具として、唯一無二のものづくりを追求しています。

工場見学やオープンファクトリーで「作り手」とつながる

川口市の本社工場では、毎週土曜・祝日に予約制のオープンファクトリー(工場見学)を開催。木のおもちゃの専門工場を見学したり、ワークショップでオリジナルどんぐりを作ったりと、「あそびの道具」が生まれる現場を体験できます。新社屋にはカフェ「かふぇむぐ」やプレイスペースも併設され、地域の子どもたちや家族が集う場所としても愛されています。