事業者・ブランド紹介

木遊舎

愛媛の山から、子どもたちの手のひらへ。国産材と手仕事でつくる、乳幼児向け木のおもちゃ工房。

木遊舎は、愛媛県伊予市中山町の山あいに工房を構える、乳幼児向け手作り木のおもちゃ工房です。すべての製品を自社工房で企画・デザインし、材料選びから製造・販売管理まで一貫して自社で行うスタイルを貫いています。おもちゃや子ども家具に使用するのは、地元・愛媛県産のヒノキを中心とした国産材と、環境先進国ドイツのポールマイヤー社が管理植林するブナ材(ビーチ)。やわらかな木肌と木目を活かした白木仕上げを基本に、安全性と遊びの広がり、そして日本の森林環境への貢献をコンセプトに、0歳の赤ちゃんから長く寄り添う木製玩具・子ども家具を作り続けています。天使のほっぺのようなヒノキの温もりを届ける「天使のhoッpe」シリーズや、積み木・どうぶつ車・ベビーセット・ままごとキッチン・ちゃぶ台・本棚・保育家具まで、世代を超えて使い継がれる“暮らしの木の道具”を全国へ発信しています。

〒791-3201 愛媛県伊予市中山町佐礼谷1-213-1 モクユウシャ
木遊舎

PROFILE 企業・工房について

木遊舎の始まりは、一人の木製玩具作家としての活動でした。山に囲まれた愛媛県伊予市中山町で、ヒノキなどの県産材に触れながら、おもちゃのデザインと試作を重ねていくうちに、「こどもたちには木のぬくもりを感じながらのびのび育ってほしい」「地元の森の木を、子どもたちの遊びにつながる形で活かしたい」という思いが強くなり、本格的な木のおもちゃ工房としての歩みがスタートしました。

創業以来、おもちゃの企画・デザイン・材料選び・製造・販売管理までをすべて自社工房で完結させるスタイルを貫いています。前社長・徳島忠久氏がデザインしたおもちゃづくりの思想を受け継ぎ、現在は総勢5名ほどの熟練スタッフが、あらゆる木工機械と手仕事を組み合わせながら製品づくりを担当。小さな工房でありながらも、全国の家庭や保育施設で使われる多彩な木製玩具・家具を生み出しています。

木遊舎のおもちゃや子ども家具のコンセプトは、「安全であること」「遊びがひろがること」「遊びの環境だけでなく、日本の森林環境にも貢献できること」「関わった人みんなが笑顔になること」という4つ。愛媛県産ヒノキとドイツ・ポールマイヤー社の管理植林によるブナ材を中心に、森の循環に配慮した素材を選定し、「天使のhoッpe」シリーズなど、環境とのつながりを意識したブランド展開も行っています。

今日では、0歳から遊べるラトルや歯固め、どうぶつ車、積み木、ベビーセットに加え、ままごとキッチンやちゃぶ台、子ども用イス、本立てやランドセルラック、保育家具・大型遊具・ノベルティグッズ・記念品などラインナップは多岐にわたります。それでも、一つひとつの製品に流れるのは変わらず「木のぬくもり」と「人の手のやさしさ」。木材がおもちゃにかたちを変え、小さな子どもたちの手に届くまでにはたくさんの工程と想いがある――木遊舎はそのすべてを大切にしながら、これからも愛媛の森から子どもたちの暮らしへと木の時間を届けていきます。

乳幼児向け手作り木のおもちゃ工房

木遊舎は、「愛媛県伊予市にある、乳幼児向け手作り木のおもちゃ工房です。」という一文から始まる公式サイトの通り、赤ちゃんから幼児までの子どもたちのために木のおもちゃをつくり続けてきた工房です。創業以来30年以上にわたり、木製玩具の企画・デザイン・製造・販売を一貫して手がけ、現在は熟練スタッフ5名ほどの少数精鋭で、すべての製品を自社工房で製作しています。

「安全」「遊びがひろがる」「森林環境にも貢献」

木遊舎のおもちゃのコンセプトは、公式サイトで明言されているとおり「安全であること」「遊びがひろがること」「遊びの環境だけでなく、日本の森林環境にも貢献できること」「関わった人みんなが笑顔になること」。誤飲やケガに配慮したサイズ設計・角の面取り・無塗装や安全な塗装仕上げなど、乳幼児が安心して遊べる仕様を徹底すると同時に、使うほどに想像力が広がるシンプルで自由度の高いデザインを大切にしています。

愛媛県産ヒノキ + ドイツ産ブナ材。森の循環を考えた素材選び

おもちゃや子ども家具に主に使用されるのは、地元・愛媛県産のヒノキを中心とした国産材と、環境先進国ドイツのポールマイヤー社が管理植林し生産するブナ材です。なかでも愛媛県産ヒノキ材で作られたおもちゃは「天使のhoッpe(てんしのほっぺ)」ブランドとして約15アイテムを展開。愛媛県内の森林吸収型J-VERを購入しカーボンオフセットに活用するなど、「森の循環」に目を向けたものづくりも実践しています。

贈る人のやさしさを伝えるギフトクオリティ

仕上げのサンディングやつや出しにはとくにこだわり、「贈る方のやさしさを伝えるギフトとして、木遊舎のおもちゃがお役に立てるように」と、木肌の手ざわりの良さを大切にしています。積み木・ラトル・どうぶつ車・歯固めなどを詰め合わせたベビーセットは、出産祝いの定番ギフトとして長年支持されており、名入れ対応や無料ラッピングなど、贈り物のニーズにもきめ細かく応えています。

おもちゃから子ども家具・保育家具まで、暮らしに寄り添う木製品

木遊舎は木製玩具作家としてスタートし、その後「もっと県産材のヒノキを有効活用したい」という思いから、子ども用家具や保育家具の製作にも領域を広げてきました。木馬やままごとキッチン、イスやちゃぶ台、本立て「ほんたて」シリーズ、ごっこ遊び用パーテーション、ランドセルラックや絵本棚など、家庭と園の両方の現場で使われる木製品を幅広く展開しています。