事業者・ブランド紹介

Chêne

糸からオリジナル。60年以上のノウハウが生んだ、シーズンレスで着回せる国産ベビー服ブランド。

Chêne(シェヌ)は、60年以上にわたり国内外のベビー服・子ども服を手掛けてきたOEMメーカーが立ち上げた、日本製ベビーウェアブランドです。生地づくりからオリジナルで行い、国内の自社工場で一枚ずつ丁寧に仕立てるものづくりを貫きながら、「敏感な肌をもつ赤ちゃんが、触れただけでニコニコしちゃう服」を目指して開発。ジェンダーレスな色彩設計と、季節や流行に縛られず自由に選べる「ユニバーサル・シーズン」という発想で、ベビー・キッズから大人までが心地よく過ごせるウェアを提案しています。40cmサイズから展開する低出生体重児向け「背守りシリーズ」や、独自開発の高機能素材「マシュマロスムース」、綿シルクなどの贅沢素材を使ったコレクションを通じて、サステナブルでやさしい衣服づくりに取り組んでいます。

〒135-0004 東京都江東区森下2丁目27-7 シェヌ
Chêne

PROFILE 企業・工房について

Chêne(シェヌ)は、1957年創業の肌着メーカーをルーツに持つベビー服・子ども服の専門メーカーから生まれたブランドです。長年にわたり、国内外の大手アパレルブランドのハイエンドラインを支えてきた縫製工場として、「自分たちの名前で良いものを届けたい」という想いが高まり、国産ベビーウェアブランドとしての展開がスタートしました。

ブランドのコンセプトの中心にあるのは、「子どもと未来を想う」という視点です。敏感な肌を持つ赤ちゃんのために、触れただけで笑顔になってしまうような素材感や、赤ちゃんの感性を刺激する繊細な色合いを追求。生地開発では国内のニッターや生地メーカーと試作を重ね、マシュマロのようななめらかさと、軽さ・あたたかさ・通気性を両立した独自素材を生み出してきました。

同時に、サステナブルなものづくりも重要なテーマです。在庫を最小限に抑えながら小ロットの受注生産を行い、「必要なものを、必要な分だけつくる」仕組みを構築。残布や廃棄を減らしつつ、自社工場だからこそできるフレキシブルな供給体制を整えています。包材やタグには土に還る原料やバイオマスフィルムを採用し、認証取得にも積極的に取り組んでいます。

ブランド立ち上げ以降は、銀座三越「SNOOPY in GINZA」、伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店などでのPOPUPイベントや、ふるさと納税返礼品としての展開、アレルギーナビゲーターとのコラボレーションなど、様々な場を通じてChêneの世界観を発信。ベビー・キッズにとどまらず、大人向けのリラックスウェアやユニセックスラインも拡充し、家族みんなが心地よく過ごせる服づくりを続けています。

生地からオリジナル。国内自社工場でつくる国産ベビーウェア

Chêneは、生地づくりから縫製までを一貫して日本国内で行うベビー服ブランドです。国内外のハイエンドブランドを支えてきたノウハウを活かし、糸からオリジナルで開発した素材を、自社工場で一枚ずつ手しごとで縫い上げます。肌着メーカーとして培った技術を背景に、「赤ちゃんが触れた瞬間に気持ちいい」と感じる、やさしい着心地のウェアを追求しています。

ジェンダーレス&ユニバーサル・シーズンという新しい考え方

中世ヨーロッパでは男の子がピンクを纏っていたように、本来色に性別はありません。Chêneは、ジェンダーレスな色使いとデザインで、「好きな色を自由に選べる」服づくりを実践しています。また、世界には同じ時期に夏の国も冬の国もあるという視点から、シーズンごとの「新作・セール」に縛られない「ユニバーサル・シーズン」を提案。季節をまたいで長く着られる設計で、服の廃棄を減らす取り組みも行っています。

40cmサイズから。「背守りシリーズ」で低出生体重児にも寄り添う

一般的な新生児服は50サイズからが中心ですが、Chêneでは40cmから着られる「背守りシリーズ」を展開。低出生体重児として生まれた赤ちゃんにもぴったりのサイズで届けられるように設計されています。江戸時代から続くお守りのしるし「背守り」をモチーフにしたオリジナル刺繍を背中にあしらい、健やかな成長への祈りを込めた特別なベビーウェアに仕立てています。

マシュマロスムースや綿シルクなど、高機能でサステナブルな素材

独自開発の「マシュマロスムース」は、一般的な生地の数倍の手間をかけて編み立てた多重構造のスムース生地。ふわふわ・もちもちとした弾力性と、汗をしっかり逃がしつつあたたかさを保つ快適性が特長です。ほかにも綿シルクのリラックスウェアや、オーガニックコットンを用いた大人向けの「ましゅふわベア天シリーズ」など、環境負荷に配慮した高品質素材を選び抜いています。